ツンデレという言葉が聞かれるようになって久しいですね。
ツンデレな恋人は、シャイな方も多く、なかなか心を開いてくれていなかったり、どう思っているのか分からないという感じがして、心理が読みづらいです。
読者の中にも、彼氏がツンデレで、彼女がツンデレで、、といった方が多く、悩み相談でも、どうしたら良いですか?という声がよく聞かれます。
確かに、恋人がツンデレの場合、自分がどういうことをすれば相手に気に入ってもらえて、どういうことをすれば、気を悪くするのか、というポイントが掴みづらいです。見た目と心が裏腹の場合も多いですから、その心理を理解することは容易ではないでしょう。
今回、当サイトではそんなツンデレな恋人の心理をどう理解・把握していくかにポイントを絞り、お答えしていきたいと思います。
ツンデレは面倒くさい
こんにちは、復縁アドバイザーのやまとです!
はじめに大事なこととして、ツンデレ要素は基本的に、わりと面倒くさいものだと理解して下さい。
- 思ったことを素直に態度に出さない
- 何を考えているのかイマイチ分からない
- どうしたいのか、どう感じているのか、イマイチ分からない、伝わってこない
これがツンデレです。
なんでそんなツンデレキャラになるのか?
一見、単なるひねくれ者? みたいな感じで短絡的に考えてしまいがちですが、実はツンデレって結構複雑な要素が絡まっていたりするんです。
一概にツンデレに見えても、中身には色々あるんですよ。
それを今回、みていきたいと思います。
ツンデレは誰でも持っている
「彼がツンデレで」「彼女がツンデレで」「私がどうしてもツンデレになってしまって」など、ツンデレ要素を持つ人ってたくさんいます。
結局、ツンデレって、みんな持っている要素でもあるんです。
1億総ツンデレ社会と言いますか、日本人の気質なのか、なかなか素直になれないのが我々であり、それが恋愛を行き詰まらせると言えるでしょう。
先に、ツンデレは面倒臭いと書きましたが、ツンデレ気質だとなかなか恋愛はうまくいかないです。
あなたがツンデレというのはもちろんですが、相手がツンデレ体質だと、結構疲れてきます。
素直に、好きだとか、会いたいとか、遊びたいとか、あれしたい、これしたい、あーだこーだと言ってくれるのであれば、気持ちが分かりやすく、自分のすべきことが見えてきますから、やりやすいです。
これが分からないと、いちいち相手の心を推し量って、忖度して、色々と質問を投げかけたりして、非常に手間です。
これに嫌気がさしてきて、あなたも雑になって、すると相手もあなたへの信頼をなくし、さらにツンデレ度を増してしまう。。。
ですから、ツンデレさんと付き合う際には、彼(彼女)がどういう性格なのか、どういうツンデレなのか、を見極めなければなりません。。
つまり、ツンデレ、と一括りにしないで我々、日本人にはそういうツンデレ的要素を多分に含んだツンデレ気質があるのだ、と漠然と捉えた方が良いかもしれません。
ツンデレツンデレと考えず、日本人の気質だと考えれば、自分にも当てはまる部分がみえてきたり、どう対応すれば良いかなどが柔軟に対応する方法が見えてきます。
それでは、ツンデレ気質の種類について見ていきましょう。
恥ずかしがり屋ツンデレさん
ツンデレというか、単に恥ずかしがり屋という場合もあります。
- 自分の意見を主張することが恥ずかしい
- 自信がない
こういうタイプは、内弁慶だったりすることも多いです。つまり、親や友達に対しては、あなたとか、そのほかの他人とかと全く違う態度だったりするわけです。
友達に対しては、明るかったり、よく笑ったり、遠慮がなかったり。
にもかかわらず、あなたに対して接するときは、どうも口ごもったり、冷たく対応したり、文句を言ったりしてくるわけです。その割に、こちらが離れていくと、急に甘えてきたりなど。
このタイプは、そこが当てはまるかチェックして見分けてください。
このタイプは単に、人生経験があまりなかったり(世間知らず、もしくは異性に対して免疫があまりない)、他人に対してあまり心を開かないタイプです。
こういったタイプに対して有効なのは、単純に、心を開かせる努力をするということです。
シンプルですが、ようはまだあなたが警戒されているということです。
心を開けるほど、関係性が深まっていない。
- もっと時間が必要なのか
- コミュニケーションが必要なのか
- 笑いが必要なのか
- 共通の趣味が必要なのか
さまざまな考え方がありますが、彼(彼女)が心を開けるよう、あなた自身も心を開いて、相手と付き合っていく必要があると言えます。
相手が心を開いてくれないと、自分もつい引っ込みがちになってしまうのが日本人ですが、これが良くないです。
自分を前に出して、どんどんアピールしないと、さらに相手は引っ込んでしまい、お互いに牽制し合う関係になり、ギクシャクしてくるでしょう。
おそらく、あなたもそういった経験がおありではないでしょうか?
その点を気をつけてみてください。
緊張しているツンデレさん
異性慣れしていなかったり、単にコミュニケーションが苦手だという場合、全然喋ってくれなくなるケースがあります。
このタイプは、口数が少ないとか威圧的というよりも、どもってしまったり、噛んだり、テンパった話し方をするので、そこで見分けられるはずです。
この緊張タイプは、慣れている人相手でも発動する人が結構います。スピーチで顔が真っ赤になったり、目を見て話せなかったり、わりとあからさまに態度に出る人もいます。
単純に、トークすることが嫌いであったり、苦手なタイプということです。
これはもう、彼(彼女)の個性として受け入れてあげないと、気にしてしまうと余計に悪化します。
ある時、突然、治ったりしますので、気にしないことが最善の策です。
年を取ると、自然に治る人が結構多いみたいです。
気にするな、と言われても難しいと思うので、対処法としては、イライラせず、ゆっくり話をきいてあげる、あるいは、そういうゆったりできる雰囲気を出す、ということです。
こういう相手には短気がとくに良くないです。
不満の意思、イライラしているという態度をせず、おおらかにいないと、相手は余計に不安になり、緊張してしまいます。気をつけましょう。
こういう人は「よく分からないタイミングで甘えてくる」「甘え方がちょっと変」という特徴がある人も多いです。
これもおそらく、緊張でトークがうまくできず、上手に甘えられない、甘え方が分からない、ということなのだと思います。
気をつけたいのは、こういうタイプとは親しい関係性ができると、急に態度がでかくなったり、高圧的になったりします。
その点は気を引き締めて、間違っていることは間違っているとしっかり言ってあげるべきだと思います。
抑圧されているツンデレさん
家庭が複雑で、家族生活に何らかの問題があったときなど、安定的な人間関係の構築がうまくいっていないという人もいるかと思います。
このタイプのツンデレは、メンヘラもセットとなっていますので、そこが見分け方のポイントとなるでしょう。何らかの精神疾患的な症状を持っていたり、心にちょっとした問題があったりするなど、メンタル面で困ったポイントがある方に見られるツンデレです。
このタイプは、幼少期から家族と信頼関係を構築することが十分にできていないため、つねに「試し行為」をします。
自分を愛してくれているかどうか、いつも確認していないと不安なわけです。
そのため、わざと冷たく接するわけです。冷たく接しても、あなたが態度を変えないかどうか、チェックするんですね。
そういうタイプは結構います。
家庭が複雑な場合、と申しましたが、必ずしもそうじゃなくても、あなたに対して試し行為をする人はいますから、メンヘラっぽいかどうかで判断することが大事です。
私もメンヘラとまではいかないと思いますが、こういう試し行為を昔、よくやっちゃっていました。
ついつい気になってやっちゃうわけですよ。
あーだこーだとウジウジ悩んだり迷ったりしているくせに、さも気になっていないかのように装いながら、つい冷たいことを口にするわけです。
そして、相手を試す。
傷ついている相手をみて、後悔し、でも試し行為がやめられない。。。
こういうタイプに対しては、相手の態度に左右されないことが大事です。相手は、あなたが動揺しているかどうか、チェックしているんです。動揺しているのを見つけると、不安が増し、あなたへの信頼を失い、さらに試し行為がエスカレートするか、そのまま距離を置こうとしてきます。
メンヘラなだけに、とくに面倒臭いタイプです(笑)
こういうタイプに積極的に関わっても、損をしますので、あなたの中でもうまく距離を保って付き合わないと、共依存状態になってしまいます。
相手は子供の頃から親の顔色を伺っていたりしますから、観察力が高い人も多いです。
ですので、とにかく試し行為をされても動揺しないこと。
爽やかに対応してほしいです。
相手はそういう態度をみると、安心し、あなたを信用するようになります。
心理戦が得意なので、メンタルを揺さぶってきますが、とにかく動揺しなければ勝ちです。
そもそも、復縁は動揺したら負けなので、メンヘラ相手ではなくても動揺しないことを意識して対応してください。
あなたを意識しているツンデレさん
これはあなたにとって最も良い反応ですよね^^
あなたのことが気になっていて、ついついツンデレな態度を取ってしまう。
こんな場合は、明らかにあなたを意識している感じが出ているんですよね。
ツンデレな態度を取りながら、あなたの機嫌をとっている、気にしている感じが見て取れる。
その雰囲気が出ている場合は、あなたのチャンスは大きく広がっていると言えます。
ただ、こんなときも、相手のツンツンぶりに憤ったり、動揺したり、また、気にしてくれているんだと調子になって、こちらの気持ちを露骨にアピールしてはダメです。
そういう態度に、相手は冷めてしまいます。
ツンデレさんは、相手の心に敏感ですから、なびいてきたな、媚びてきたな、というのも察しますし、距離を置いたな、私に腹を立てたな、というのが伝わると逆ギレしてしまいます。
つくづくツンデレさんは面倒なキャラですが、ツンデレさんは気持ちと行動がワンパターン化しているとも言えますから、そこまで深刻にならず、うまく取りなして対応することが秘訣です。
相手がツンツンしていても、あまり露骨に相手にせず、普通どおり接してあげるのが吉です。逆に、デレてきても、あなたまで頬を緩めたりせず、毅然と対応しましょう。
性格が悪いツンデレさん
ツンデレというか、単にそれって、性格が悪いだけでしょ? という相手の場合もいます。ネットなんかを見ていますと、性格の悪い女性とかの話が出てきますが、実際には女性で性格が悪い、というのはあまりいません。
女性で多いのは、短気、キレやすい、感情的になりやすい、自己中心的、という人で、こういう人は男性に嫌われがちですね。
とくに嫉妬が絡んだりして、男性に面倒くさく思われてしまいます。
ですが、女性はこういう類型がありますけど、男性の場合では、単に性格が悪いだけじゃね? というケースの人が多いんですよね。
ツンデレというか、薄情というか、女性に厳しいというか、男性上位のものの考え方をするというか、男尊女卑というのか、女は面倒だ、みたいな思い込みがあるというか。
正直、男性からすると、女性の考えってまるっきりわからなかったりします。
私も、彼女が何を考えているのか、いまいちよくわからないことがしょっちゅうあります^^;
とはいえ、そんな暴言を吐いたりはしませんからね。
ただ、読者さんから色々相談を受けますが、そんな中には本当にゲスじゃね? というような男性が結構いてびっくりします。
そんな女性には「別れて正解だったのでは?」「冷静に考えて、本当に復縁したいのか考え直すべき」とまで言うこともあるのですが、それでも大抵の女性は復縁を望みますよね。9割以上の方が「別れたい」とは言いません。
私はもちろん、それでも良いと思いますよ。
復縁アドバイザーですしね。復縁には極力、協力していきたいですし、協力しなければならないと考えていますから。
しかし、それにしても、もし復縁するにしても、付き合っていたころの状態に戻ろうとしたり、それがベストだとは考えない方が良いです。
話し合いをきちんとして、彼にも悪いところがあったということをしっかり分かってもらえるような関係を築きましょう。
そのためにも、間違っていること、してほしくなかったこと、については、あなた自身がしっかりと理解し、それを彼にも伝えるべきです。
単に冷たいツンデレさん
性格が淡白なだけの場合もあります。
なんとなく、普段から感情の起伏があまりなくて、リアクションが薄いというか、鈍いというか、おとなしいということでもあります。
こういう人はツンデレというより、こういうおとなしい性格なので、そのまま放っておくしかないです^^;
別に、本人も悪気があるわけでもないですし、この性格が何か狙いがあったり、裏があったり、作戦だったりするわけではないのです。
そういう性格なわけです^^;
ただ「彼女が(彼が)こういう性格だと嫌だ!」という人もいるでしょう。
そんな場合は、相手の性格を変えるというのはなかなか難しいですよ。
- もっとリアクションしてほしい!
- もっと楽しそうにしてほしい!
- もっと一緒に盛り上がりたい!
そう思われるかもしれませんが、本人的にはかなりテンションが上がっていても、態度に出ない人もいます。
私もわりとそんなタイプです^^;
結構、クールだったり冷たいと思われがちです^^;
ですが、本人的には自分の中では割と盛り上がっていたり、テンションも上がっていたりするんですけどね。
それが態度に表れにくいようです。
これはもう性格ですので、諦めてください(笑)
こういうタイプなんです。裏も表もなく、こういう性格なのです。
この性格が嫌! となるなら、それはもう相性が悪いということですので、交際を考え直すのも一つでしょう。
ただ「性格が悪い」と「性格が冷たい」は違いますからね。
本人の名誉のためにも、そこはしっかり区別しましょう。
つまらないと感じているツンデレさん
これも気付きにくいのですが、一緒にいてもつまんねーなー、テンションがあがってこねーなーと思われている場合もあります。
これは、性格が悪い、ノリが悪い、性格が冷たい、など、彼氏(彼女)が、協調性が薄いために起こる問題の場合もありますし、あなたが本当につまらないと思われている場合もあります。
相手のノリが悪いなどの問題は、前述で対処していく感じですが、あなたがつまらないと思われてしまっている場合は、注意が必要です。
- 会話を自分から広げようとしない
- 単にテンションをあげれば良いと思っている
- 自分が楽しめることしかしない
- 楽しむツボが相手と違う
- 会話の組み立てが下手
- ギブアンドテイクじゃなく、テイクばかりの関係になっている
などの問題があると思います。
まあ、急にあなたも変われるわけではないですから、いきなり悪い部分を改善するのは無理だと思います。
ですが、
- 「楽しく無いのかな」
- 「楽しめているかな」
- 「一緒に楽しみたいな」
と、考えることはできます。
このような思考をしないことが問題なのです。
彼は冷たい、彼女は淡白だ、ツンデレだ、面倒臭い、、そうなのかもしれませんが、問題はそれだけでしょうか? ツンデレの一言で、そんな単純に割り切って良いのでしょうか?
今回のテーマは、ついついなんでも問題を「ツンデレ」という一言で片付けちゃうことに対する問題提起の意味も込めて話を進めてきたつもりです。
使いやすい言葉なのでついつい使ってしまいますが、ツンデレ、と一言で片付けられない色々な心の動きがあり、その心の動きを捉えようとすること、その心の動きに、どう対応しようか自分で考えていくことが「ツンデレ対策」という一言で片付けるよりもはるかに大事で、すぐにでも考え、取り組んでいくべきことだと思うんですね。
まとめ
いかがでしたか。
最後は少し、ひっかけというか、ツンデレ対策じゃなくて、本当は色々な心の流れがあり、それを察することが大事だ、みたいなオチになりましたが、実際、それぐらい心って色々ですからね。
今回、取り上げてきたことは、その一端かもしれません。
いきなり「心を把握しろ」と言っても無理ですから、今回のように、いくつか分けられる類型を基にして、考える訓練にしてもらえたら、と思って記事を作成しました。
ただ、ツンデレの場合に限らないですが、文中にも書きましたが、心の動きを把握する、と言っても、何もかも相手に合わせれば良いわけでは無い、ということも強調したつもりです。
むしろ、あなたの心は動いてはいけません。
相手のツンデレさに振り回されずに、自分のペースを保ちながら、心を動揺させずに、対応すること。
ツンデレに限らず、毅然とした対応こそ、相手の信頼を勝ち取れます。
相手の意見にすぐさま左右されたりしていたら、真剣に向き合っていないと思われてしまいますから。