トークが苦手なあなたでも、よりを戻すことができるメールや会話のコツ

よりを戻す会話のコツ

よりを戻す会話のコツ

内面に大きな問題を抱えているひとって、そうはいないと思います。

 

つまり、たとえ暴言を言ってしまうタイプの人(私の失恋原因ですが)でも、

別に悪人だというわけではないと思います(自己弁護ではないですが^^;)。

 

気の弱さや寂しさ、相手を試してしまう気持ちがエスカレートしてしまい、

そういった言葉に表れてしまったり、態度に出てしまうわけです。

 

実際、私に相談メールを下さる方はもう、皆さん良い方ばかりです。

常識人であり、「お忙しい中ありがとうございます」という風に、

私にも気を配って下さっています。

 

「なぜこの人がフラれちゃうのだろう?」と思うことはしばしばです。

 

しかし、やはり失恋したからには問題があったと思うのですが、

そこで内面の問題とすぐに考えてしまいがちですけれども、

何も、そういうことばかりが問題ではないと思うのですね。

 

私が思うに、問題の多くは“伝え方”にあると思うのです。

 

伝え方が悪いのは、感情がコントロールできないからなのか?

伝え方の問題点として、

 

  • 伝え方がぶっきらぼう。
  • 言葉が足りない。
  • 余計な一言を言ってしまう。
  • 相手が望んでいる答え方ができない。
  • 意図していることとは、違うことを言ってしまう。

 

と、このような言葉によるすれ違いは多いのではないでしょうか。

 

そもそも、このような話し方の以前に、

感情的になってしまって、一方的にしゃべってしまったり、

自分の意見をごり押しで通してしまおうとするなど、

感情のコントロールが難しい場合もあります。

 

こういった、感情のコントロールが難しい場合、とくにありがちなのは、

「これは私の性格だから、このコントロールできない性格は変えられない」

という思い込みです。

 

そして、こういうときによくありがちなアドバイスとして、

「感情的になりそうなときは、深呼吸をしてひと呼吸置きましょう」

というものがあります。

 

しかし、私個人的には、

この深呼吸で心を落ち着かせることができたことはありません(笑)

 

もはや、感情的になっているときには、感情的な“話し方”になってしまっているため、

ここから脱することは容易ではないのです。

 

あなたの気持ちを伝えるための話し方のテクニックとは

話し方が悪いのはなぜか

つまり、何が言いたいのかと言いますと、

私たちの内面というものが仮にあるとしますよね。

人間性だったり、人格と言ってよいものがあるとします。

 

これらの気持ちが、そのまま言葉になっているかと言えば、そうではないです。

この人間性をうまく表現するための“話し方”をしなければ、

あなたの気持ちは伝わりません。

 

誤解されて伝わってしまうばかりです。

 

それは、一時的な苛立ちや、不快感、悲しみなどを、

そのまま声色に乗せてしまうからです。

 

本当の思っていることとは違うことまで、言葉にしてしまっているのです。

 

伝えるべきことを伝えずに、ただ、思いのままに話してしまっているのです。

 

もちろん、私も、そう大した話し方ができているわけではありません(笑)

ですが一応、私なりに、どうすれば感情に流されず、

本当の思いを伝えられる話し方ができるのか、

ということを、常日頃から考えて参りました。

 

そこで思いついた話し方のテクニックは、

メルマガにも書いていますので、ぜひメルマガをご覧下さい(笑)

ということなのですが、こちらでも、その内容を別の表現を用いて記述したいと思います。

が、よければメルマガの方もぜひご確認下さい。

やまとの無料メール講座

 

話を戻しますと、

どのようにすれば本当のあなたの思いを、感情に流されずに伝えられるか

ということでしたね。

 

これには実はテクニックがあります。

些細なテクニックですが、実は結構、有効です。

よく知られているテクニックですので、

もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

それでは、そのテクニックとは何か、ご紹介します。

 

それは、話し相手を、子供もしくは、ご老人だと思って話す。

 

というものです。

 

知っている人相手の話し方、知らない人相手の話し方

実は我々というのは、意識的にだったり、無意識的にだったり、

その人ごとに話し方を変えていますよね。

 

職場ではバカ丁寧な言葉遣いをしているくせに、

母親に対してはキツい言葉遣いをしてしまっていたりしませんか?

 

友達と会話をするときはつい、言葉が汚くなっていたりしませんか?

 

上司の前では、媚びへつらった話し方をしてませんか?

 

このように、人は、相手をみて、態度を変えているわけです。良くも悪くも。

 

良くも悪くも、と申し上げたように、そのこと自体を非難したいわけではありません。

態度を変えてしまうのは、当たり前、普通のことです。

 

ではなぜ、話し方を変えてしまうのか考えてみましょう。

 

それは、その話相手と、自分の置かれている立場や背景が異なっているからです。

そんなことは分かっていますよね(笑)

 

しかし、改めて申し上げますと、我々日本人は、同じ日本語を使っているわけですが、

たとえば家族同士で会話をする場合、重なる前提条件がいっぱいあるわけです。

「あれ取って」と言えば、家族はあなたの言葉の意味を察して、

しょうゆ差しを取ってくれるわけです。

 

「Aといえば、Bと答えてくれるだろうな」というような、予想もつくのです。

ですから、なるべく言葉を簡略化し、やり取りも粗雑になっていきます。

 

しかし、全く知らない人同士と話す場合は、前提条件(共通項)が分かりません。

同僚であれば同じ営利目的があったり、友達であれば同じ趣味があったりするわけです。

 

ですが、全く知らない人の場合は、その意味で、同じ日本語であっても、

まるで別の言語を用いているかのように話す必要があるわけです。

 

しかし、全く知らない人であれば、仲良くなろうと思った時、逆に話しやすいですよね。

お互いに知らない人なので、共通項を話そうと、無意識的に協力関係ができますから。

 

合コンで知り合う異性もそんな感じです。

最初はさぐりさぐり話をしますから、お互いに気を使い合って話します。

 

この状況では、

私が言う「子供やお年寄りに話しかける話し方」が自然とできているのです。

 

全く知らない人同士なので、言葉遣いや質問の仕方が丁寧になるからです。

相手の言葉の意味も、無意識的に深いレベルで理解しようと考えますから。

 

しかし、恋人同士となると、これはできていません。

恋人になりたてのころ、はじめは丁寧な話し方でしたが、

だんだんと共通項が増えるにつれ、言葉遣いが粗雑になります。

 

「分かってくれるだろう」「理解してくれるだろう」

そう考えてしまって、適当に対応してしまうようになります。

 

両親に対してだったら、まだ大丈夫だったのかもしれません。

しかし、恋人関係というのは、ある意味で家族より近いようでいて、

実は、家族よりはもう少し遠い関係なのです。

 

やはり、血縁のつながりとは違ってくるわけです。

別れてしまったら、何のつながりもない関係になってしまうわけですから。

 

そのような中では、どうしても

きちんとした話し方で、気持ちを伝える必要があるのです。

 

しかし、家族のようになってしまった関係の中では、

どうしても意識的に正しい話し方をすることができなくなってしまうんですね。

 

ですから、話し方をリセットする必要があるのです。

 

そのリセット方法こそ、子供やお年寄りに対して話すように話すこと、なのです。

 

子供に対して話しかけるように話すこと

子供に対して話しかけるとき、我々はとても丁寧に、

子供の言葉を汲み取ろうと自然にできているのです。

 

お年寄りに対してもそうです。

道ばたでお年寄りがこけそうになっていたら、自然に手が出ますよね。

手が出ないとしても「あっ」とすぐに気づくはずです。

無意識的に「あそこにお年寄りがいて、危なっかしく歩いている」ということに、

瞬時に気づくように我々の脳はできているからです。

 

そのぐらい、子供とお年寄りには機敏に対応できるようになっています。

その無意識の力を、有効に使ってみましょう。

 

ですから、復縁の際でも同じことです。

元彼・元カノに話すのではなく、子供やお年寄りだと思って話しましょう。

そうすれば、あれほど感情的になったり、

どう伝えてよいのか分からなかった会話が、

実に自然とできるようになっている自分に驚くはずです。

 

このテクニックは会社の上司や、取引先にも使えますよ。

まずはそういった人と、練習がてらこのテクニックで会話をしてみてから、

本番である交際相手との会話に備えましょう。