冷却期間はなぜ必要なのか?

冷却期間 女性 我慢

冷却期間って、一体なんのために必要なのでしょうか。

もちろん、自分を見直すためかもしれません。

 

ですが当然、元交際相手に対しても効果をもたらす意図があります。

では、冷却期間を設けることが

交際相手にどういった意味をもたらすのでしょう。

 

冷却期間が復縁にとって重要なのは、一体なぜなのでしょうか。

そういった心理状態の流れについて今回は書いていきたいと思います。

 

冷却期間は一般的には3カ月程度がメド

こんにちは。復縁アドバイザーのやまとです。

 

復縁までの冷却期間には、さまざまな考え方がありますが、

私の指針は、以前の記事で述べましたように、

まずはあなたの中で冷静さが保たれたときが

冷却期間を終了させるかどうかを考えてもいい最初のタイミングです。

>>どのくらい冷却期間を置けばいいのか?

 

冷静になってきたな、もう交際相手と再会しても、

慌てて復縁を迫ったりしないな、と自分の中で思えたとき、

具体的にアプローチすべきか検討しましょう。

 

また、冷却期間を設けなくても良さそうな場合についても

すでに記述しております。 合わせてご参照下さい。

>>冷却期間を設けなくて良い場合の見分け方

 

さて、あなたの方で冷静さを取り戻し、仮に交際相手と顔を合わせたときに

慌てて復縁を迫ったり、泣き出したり、高圧的になったりと

おかしな態度が出そうにないなら、

それは冷却期間を終えるタイミングと言えます。

しかし、あなたの方でバッチリ準備ができても、

一方で相手の心の準備は整っていないかもしれませんよね。

 

  • 会いたくない
  • 復縁を迫られるのではないか
  • 他にしたいことがある

 

そういう気持ちが相手の中に強くありましたら、拒否されてしまうでしょう。

 

ですから、どういうタイミングで復縁のアプローチをするのかというのが

最初の大きなステップとなります。

 

これについては、私が復縁できたマニュアル

『7つのステップでもう一度好きにさせる方法』に

詳しく書かれていますので、よければご参照ください。

>>本当に復縁できる唯一の方法論『7つのステップでもう一度好きにさせる方法』

 

これを利用してもらうのが最も最適な解決法です。

どうすれば良いかズバリ書かれてありますので。

 

ただ、冷却期間というものは、一般的には3カ月が目安となります。

 

「3カ月!」

「なんて長い期間なんだ!」

 

そう驚かれるかもしれません。 とても待てないですよね。

なぜこのような十分な時間を設ける必要があるのでしょうか。

 

冷却期間中の元交際相手の心理

交際相手としては、もう別れているわけです。

ですから、心持ちとしては「会いたくない」というのが心境です。

ですが、人の心は複雑ですから「会いたくない」とは思うのですが

「全く連絡がないというのも、自分が軽視されているようで不愉快」

というのも心情としてあるはずです。

 

自分のことを忘れてほしいとは思いつつも、

あなたが未練を持っていないことには不満で、納得がいかないわけです。

なぜこういう心理状態になるのでしょうか。

 

連絡がないということを受けて、交際相手は心の中で

「自分自身が相手(あなたのこと)にとって重要な存在ではなかったのかな」

と考えてしまいます。

 

正直、これはあなたのことを想って

不快な気分になっているのではありません。

自分自身の自尊心が傷つけられたような気がすることで、

不愉快になっているのです。

プライドの高い交際相手であればあるほど、

あなたから連絡がないことによって、不満を募らせるはずです。

 

つまり、会わなければ勝手に相手の気持ちは高まっていく

復縁においては、この2つの心理を逆手に取ります。

つまり相手は、

 

    1. 会いたくない
    2. でも連絡がないのは不愉快

 

という相反する心理に縛られています。

心理学的には「ダブルバインド」と呼ばれる状態です。

 

従って、相手の心を解かすため、

1に対しては実際に「会わない」ことで相手を満足させることができます。

 

一方で2のように連絡がないことで

自尊心が傷つけられているわけですから、

ここであなたが連絡してしまうと相手の自尊心を回復してしまうので、

1の「会いたくない」気持ちを高めてしまいます。

 

つまりどうすればあなたにとってもっとも良い状況になるでしょうか。

 

カンタンです。

“会わなければ良い”のです。

 

会わなければ相手は「会わない」ことによる満足度を高めつつも、

自尊心の傷が深まっていき、深層心理的には“あなたを必要とする”ことになります。

あなたからの連絡がない限り、傷つけられた自尊心は回復しませんから。

 

ですから、ようは

1の「会いたくない」の気持ちを鎮めていく一方で、

2の「不愉快」な気持ちを高めることにより、

2の「不愉快」が1の「会いたくない」心情を上回ったとき、

交際相手の心理が、あなたを最も受け入れやすい状態になるわけです。

 

わかりますかね。

 

そしてこの状態に導くのは実に簡単なわけです。

連絡しなければ、1については勝手に落ち着いていきますし、

2についても勝手に高まっていきます。

 

中途半端な状態であなたが連絡をしてしまうと、

1についての不快感は高まりつつ、自尊心も回復するため、

復縁がうまくいきません。

 

ですから、ひたすら連絡を我慢し、時が来るのを待つことで、

次第に相手の心理が融和し、表面的にはあなたを拒んでいたとしても、

深層心理としてあなたを求める状態にもって行くのです。

 

とはいえ、あまりにも期間を空けすぎると、

相手の高揚感もなくなってしまうので、タイミングを図ることが大切です。

このあたりは関係者の情報収集や、

周りのアドバイスを参考にしていく必要があるかと思います。

 

冷却期間は辛いかもしれませんが、

相手の中のほとぼりが冷めるまで、待つ必要があるのです。

それまでは自分磨きなどに力を入れていただいて、

有意義な時間をお過ごし下さい。