あなたがきっちりとした倹約家であるにも関わらず、
相手に浪費癖があるのは困ったものですよね。
それをとがめてしまったことで別れてしまったのなら、
あなたとしても複雑な心境かもしれませんね。
しかし「浪費だからダメ!」という生き方はとても息苦しいです。
将来性というのももちろん大事なのですが、
将来のことばかりを考えて「いま」が楽しくなければ意味がありません。
いつ楽しい「いま」が来るのでしょうか?
つねに将来にばかり備えて、楽しい「いま」がやってこないなら、
何のための人生か分からなくなってしまいます。
浪費癖のある人はある意味で「いま」を重視する人でもあります。
その点を理解し、尊敬の目でみることも大事だと思います。
多少の浪費には目をつむりましょう!
旅行好きや、許容できる範囲の買い物好きなどは、
むしろ人生を豊かにしますから、
あなたが旅行に興味がなかったり、買い物が好きでなくても、
それを広い心で受け入れてあげる必要があったといえます。
男性で多いのは、あまり意味の見出せない買い物ですよね。
筆記用具にお金をかけたり、高い椅子を買ったりとか、
「あなたのためを思って」などと言って、健康器具を買ったりと、
見当外れのプレゼントをしたりするものです。
そのくせ「そんなものは要らない」と正直に言うと怒り出します(笑)
女性としては、男性は「機能性の高いものが好き」ということを
頭に入れておられると良いかと思います。
それを心に留め、思わぬプレゼントにイラっときても受け流す心が必要です。
相手の趣味を尊重する
とくに男性でありがちなのが、オタク的なコレクションですよね。
フィギュアや模型や鉄道などに多大なお金をかけている人がいます。
しかし、それをむやみに否定してはなりません。
生き甲斐ですから。
馬鹿馬鹿しいと思っても、本人にとっては代え難いものなのです。
女性で言えば、かばんや靴などがそれに当たりますよね。
かばんや靴にはフィギュアとは違い、
用途があると言いたいところでしょうが、
管理できないぐらいもっている方もいらっしゃいますし(笑)
男性からしたら不思議に思ってしまいます。
これらには男女共に考えられない金額を使っておりますが、
生活に支障をきたす範囲でなければ、目をつむるべきです。
たとえばそのために生活を切り詰めたり、消費者金融に手を出したり、
そういう状態だと病気ですが、病気でない限りは認めるべきでしょう。
浪費を一緒に楽しむ姿勢が復縁を呼ぶ
繰り返しになりますが「浪費、浪費」と眉をひそめていては
復縁はとてもできないでしょう。
どうせ浪費されるのですから、
むしろそれを楽しむ気持ちを伝えることが大事です。
- 「旅行にばかり行っていたとき、お金の心配したけど、良い思い出がいっぱい作れたし、行っていて良かったな」
- 「そんなスポーツカー買って、バカじゃないの? と思ったけど、乗った時は爽快だったな。また乗りたいな」
- 「一緒にAKB48のコンサートに行こうと言われた時は気持ち悪かったけど、行ってみたら楽しかったよ。ことしも行きたいな」
元彼・元カノとしては、いままで否定されていた浪費が
一転して肯定されることはとても嬉しいはずです。
あなたからの誘いを快く受け入れてくれる可能性も高いでしょう。
問題のある浪費
上記までの話は、問題のない範囲の浪費です。
いわば、あなたが許容すべきレベルの浪費ということです。
しかし、さすがにこれはダメだろうという浪費もありますよね。
パチンコ、競馬などの賭け事に大金を使う
これも男性に多いパターンですが、最近は女性も多いらしいです。
これもやめられないですから、どの程度許容するかになります。
消費者金融でお金を借りている場合は悲惨ですよね。
復縁するなら、その借金をあなたが返すぐらいの度胸が必要です。
そして、パチンコ依存から相手を脱却させなければなりません。
パチンコ依存は、パチンコをしないと
脳内で快楽物質が出ない状態になってしまっています。
パチンコ以外の行為でも快楽物質が出るように、
おいしい食事や散歩、楽しいデートなど、
気晴らしとなることをたくさん教えてあげましょう。
買い物依存症、ホスト、お酒などにハマる
これらも、生活のバランスがおかしくなるようなハマり方は
本人のためになりませんから、
取り返しのつかない事態になる前に手を打たなければなりません。
対策としては賭け事の場合と同じです。
過度にお金を使う場合は、メンタル面を気にしてあげましょう
過度にお金を使ってしまう方は、
日常生活における大きなストレス、プレッシャーの
はけ口としてる場合がほとんどです。
ですから「そんなに無駄遣いして!」と怒っても無駄です。
余計にストレスを溜めて、さらにエスカレートします。
その場合は、お金のことはとりあえず二の次にして、
まずは元彼・元カノのメンタルケアに努めてあげましょう。
相手もナーバス(神経質)になっている場合がほとんですから、
お金のことを絡めて話さない方が良いと思います。
寄り添って、彼・彼女の孤独を理解してあげる姿勢が大事になるはずです。
気長に、そして広い心で相手と向き合うしかありません。