小池龍之介さんに学ぶ復縁

小池龍之介 禅

復縁がなかなかできないと心が揺れますよね。

この心の揺れって、あなたの復縁にとってプラスになっているでしょうか。

 

そもそも、この心の揺れこそが、あなたを失恋に導いたのかもしれません。

怒り、不安、寂しさ、こういったあなたの揺れが障害となり、本当の道筋を失ってしまった…。

もしこの心の揺れを無くすことができれば復縁も近づくかもしれませんね。

 

小池龍之介さんの本で心の揺れについて教わりました

こんにちは、復縁アドバイザーのやまとです。

 

小池龍之介さんをご存知でしょうか。 いまとても人気のお坊さんですよね。 東京大学出身で、30代とお若いのに月読寺(神奈川県鎌倉市)、正現寺(山口市)の住職をされています。 著書には『考えない練習』『こだわらない練習』などの著作が有名ですよね。 私のお勧めの本は『「我」を張らない人づきあい (仏教対人心理学読本)』です。

 

この方がおっしゃるのには、お釈迦さまの考えでは、イライラ、不満、不安などの反応は、脳からの条件反射であり、あなたの本心とはまた違っていますよ、ということです。

 

例えば 復縁したい、どうしても復縁しなければ幸せになれない と、そう考えているのは、脳からの刺激によるためであり、本当のあなた自身の心の内は、もっと自由だとおっしゃっています。

 

これは「無理に復縁することはない」と言っているのではなくーーもちろん、あまりにも復縁が辛いなら、復縁にこだわらないのも一つですーー失恋した今、「自分は可哀想でとても辛い状況にある」というのは、思い込みであり、それが脳の条件反射でそう思わされているのだ、ということらしいです。

 

つまり、我々はこうして生きていますと、私自身と、私の脳の反応というものが同一人物であるかのように思われるのですが、そうではなく、私自身とは無関係に、脳が反射的(条件反射)に、イラっ、とか、ムカッという感情を作り出しているのだというのです。

 

そしてこの反射的な感情をエゴというのだそうです。

 

それ、本当にあなたの考えですか?

 

エゴにはどう対処するのが良いのでしょうか

よくありますよね。

「本当はそういうことが言いたかったわけじゃないのに、キツイことを言ってしまった」

「ダイエットしてたのに、思わずケーキを買ってしまった」

 

この「あとで冷静になって考えてみると〜だったのに」と思わざるを得ないような出来事を引き起こすのがエゴの仕業です。

 

ですから、復縁というものを考えたときや、復縁以外も含めて、このエゴによる感情に左右されることなく、落ち着いた心で対処することで、見失いがちな本当に大切なものを見据えることができるといいます。

 

落ち着いて物事を見ることができると、一時の感情に惑わされませんから、自然と心も穏やかになります。

態度も優しくなり、雰囲気も良くなってくるでしょう。

あまり劇的な効果は期待しないで下さい。 劇的な効果を望むと「穏やかになんてなってない」とエゴエゴしてしまいますので。 雰囲気が改善してきましたら、周りへの対応も変わってきますから、あなたの印象も良くなります。

 

元彼や元カノに会う機会があっても、穏やかな自分でいられるという利点がありますし、 また、会う機会に恵まれなくても、周りへの感触が良くなれば、巡り巡ってその噂が相手に伝わるかもしれません。

いまからでも煩悩を討ち払っていくトレーニングに励みましょう。