脳機能学者の苫米地英人さんの本に、異性に好かれる方法が書かれてありました。
苫米地さんは脳科学のプロであり、催眠や洗脳の専門家です。
オウム真理教の事件で脱洗脳に取り組まれたことで有名になりました。
最近ではお笑いコンビ「オセロ」の中島さんの脱洗脳でも有名ですね。
異性に好かれる方法というのはなんとも興味深いですよね(笑)
しかし内容がとても難しいので、なるべく簡単に説明していきたいと思います。
ストックホルム症候群の原理を使う
ようは、催眠術の一種を使う方法です。
その方法は、と言いますと、相手が感じているであろうこと、考えているであろうことを言い当てる、というものです。
言い当てた瞬間から、相手の意識があなたの意識と同調します。
これはつまり、あなたの意識の中に、相手の意識が入り込んでくるわけですから、あなたの意識下に相手の意識がコントロールされていることになります。
実は人間は、これだけのことであなたに好意をもってしまうそうです。
ストックホルム症候群をご存知でしょうか。
人質が犯人のことを好きになってしまう現象をいいます。
(ストックホルムで実際にあった人質事件が語源とのことです)
こういった状況下では、自分の生死がかかっていますから、本能的に自分の生死を左右する人間に好意を持つようにできているらしいです。。
これと同じように、あなたの言葉で相手はあなたの意識の下に置かれますから、もうそれだけであなたを好きになってしまうわけです。
ですから「好きになってもらおう」「愛される努力をしよう」と頑張らなくても、相手をあなたの意識の中に引きずり込めば、それだけで相手はあなたに好意を持つのです。
異性に好かれるテクニックを伝授します
もちろん、ストックホルム症候群のように暴力を使ったものではありませんよ。
冒頭に述べましたとおり、相手の感じていることを言い当てるという方法です。
例えば相手が座っている椅子が冷たかったとします。
そうしたら「椅子が冷えますね」と相手が感じているであろう体感を言葉にします。
相手の感情を言い当てることで、まるでこの世界があなたの言葉で創造されているような錯覚をもつわけです。
ですから相手が、ゆったりとしたソファに腰をかければ「ふかふかでしょ?」などと言ってみる。
コーヒーが熱ければ「熱かったですか」と声をかける。
眠たそうにあくびをしていたら「眠いですよね」などと言ってみることです。
あなたの言うことがそのままズバリ当てはまれば、それだけで相手はあなたの意識下に入ってしまいます。
そうなると、何もしなくてもストックホルム症候群の要領で、あなたに好意をもってしまうのです。
かける言葉は何でも良いんです。
料理を前にして「おいしそうだね」「暖かそうだね」とそんな感じで良いでしょう。
このテクニックは占い師も使っています。
(下記の記事でも取り上げました)
「寒いですね」というような働きかけは初歩的な方法ですから、もっと深く、相手をあなたの意識下に置く方法があります。
それは、もっと詳しく相手の内面に迫ることです。
たとえば、
- 「疲れているようにみえるよ」
- 「どうしたの? 嫌なことがあったって顔に書いているよ?」
- 「寂しがり屋な性格でしょ?」
という風に、相手のプライベートなことにまで言及し、それを見事に言い当てることです。
相手の内面を見事に言い当てるのはなかなか難しいかもしれませんが、占い師なんかは、コールドリーディングという手法を使います。
ようは、それっぽいことを言って、信じ込ませるわけですね。
たとえばこう占い師は言います。
「あなたの親御さん、最近疲れたって言ってなかった?」
我々ぐらいの人間だと、親もいい歳ですから、こういうことは、たいていの人間にあてはまりますよね。
ですから「そういえば言っていた!」と思ってしまうんです。
ですが、よく考えると、誰にでもあてはまることを言っているだけなんですね。
ちなみに占い師の方であれば、もっと巧妙に言ってきます。
上記はあくまで例です。
ほかにも、
「あなたって、いつも元気だけど、たまにふさぎ込むでしょ?」
というような、これもいろいろ解釈ができますから、よく考えれば分かることなんですが、信じ込んでしまいます。
このように、相手の心の中もさも理解できているかのように振る舞うことで、より相手をあなたの意識下におくことができるのです。
これが惚れさせるための究極の方法ではないでしょうか(笑)
悪用厳禁でお願い致します(笑)