こんにちは、やまとです!
復縁まであと1歩というところで、足踏みしてしまう方が結構いらっしゃいます。
もう、ほとんど復縁できてきたのに、どうしても元彼に最後の一言を言わせられない、最後のひと押しができない。
そんな方が結構多いんですね。
そういった方を含めて、相手から追いかけてくるように仕向ける、追いかけさせる方法をあまりご存じない方が多いかなと思います。
それを踏まえて、今回、あるメールを頂戴いたしました。
それは、もう現在、下記のようにほとんど再び付き合っていると言って良いような証拠があるにもかかわらず、元彼からは「付き合いたい」「復縁しよう」という言葉がない。
- 元彼はキスをしてくれる
- 一緒に寝てくれる
- 「会いたいな」と言ってくれる
- 抱きしめてくれる
どうしたら良いですか?
というものです。
もうこれは、ほとんど復縁しているといえるのですが、元彼は彼女を受け入れてくれてはいるものの、「追いかけてきてくれない状態」と言えます。
こういった状況は、どうすれば打開できるでしょうか?
それでは、回答していきたいと思います。
本題の前に「証拠探し」の危険性について
まずですが、いつも言っていることだったりしますが「証拠探し」はしない方が良いんですよね!
「証拠探し」というのは、
- 彼の対応が〇〇だからもしかしたらワンチャンスあるかも?
- ××してくれたのは、私に気があるからじゃないか?
などです。
上記の場合でも、彼はキスをしてくれる、など、いろいろな復縁できるであろう証拠を列挙されています。
こういう証拠があるからうんぬんかんぬん、ということをたくさん列挙して、私に「だから復縁できますよね?」と質問をされる方はかなり多いです。
しかし重要なのは、私のお墨付きがほしい、と思う怯えの心に気付くことです。
証拠探しをして安心しても、それがもろくも崩れ去ることはあります。
「よっしゃ!」と思ってダメだったりというのは、当たり前のようにあるということです。
でも逆に、これは無理だなと諦めていても、復縁しましょう!と相手から言ってくることもある。
こればかりは分からないです。
なので証拠探しは、ついついしてしまうとは思いますが、なるべくしないことです。
証拠探しをせずに、自分のやるべきことに集中しましょう。
元彼・元カノを追いかけさせるための秘訣とは?
で、今回のご相談ですが「最後の一押しがない」という感じですね。
彼からは、かなり好意が感じられはするが、それ以上に追いかけてきてはくれていない状態。
この状態で、相談者さんが素晴らしいのは、私の以前のアドバイスを守ってくださっていることですね。
それは、基本的に自分からは告白しない、というものです。
私は基本的に、自分から告白するのはNGとしています。
なぜかって?
告白しても振られるに決まっているからです。
何故か皆さん、やたら告白したがります。
やめた方が良いですよ、と言っても、
- 「我慢できずにやっぱり好きだと告白しちゃいました。そして撃沈しました」
と、なる方が多数です。
要するに、相手がどういう心境かも考えず、自分のエゴで、自分が告白して楽になりたいから、告白しちゃうんです。
相手の気持ちなど、御構い無しです。
なんども言っていますが、告白は基本的にNGです。
告白は、ほぼ確実に成功することが確かな場合にのみやってもらいたいです。
復縁においては、こういう基本的なアドバイスを守れるかどうか、というところがとても大きい。
私のアドバイスを守っていれば、勝手に復縁できます。
しかし、大抵の方が、我慢できない。
- 自分の感情を彼・彼女に伝えたい、などと言って、長文メールを送ってしまう
- そのメールだと反応無いですよ、と言っても、そのメールを送ってしまう
で、案の定、返事がなくて「やまとさんの言う通りでした。どうしましょう?」と、極めて状況が厳しくなってから、私を頼って来られます^^;
復縁は、行動次第で良くなるか悪くなるか、大きく分かれます。
行動を間違えさえしなければ、復縁は簡単です。
そこを我慢できるか、です。
今回のご相談者の彼女の場合、彼女以外の気になる相手がいる彼と三角関係になっていましたが、前向きな取り組みでここまで来ました。
あと一息です。
ここで、あと足りないのは何でしょうか?
これ、普通はなかなか気づかないと思います。
いまから説明しますが、私のこのアドバイスをきいて「そうだったんですか!」と驚かれる人はめちゃくちゃ多いです。
そんなびっくりなアドバイスをいまからしちゃいます。
ギブアンドテイクの精神に立ち返って考える
恋愛というのはギブアンドテイクなんですよ。
ギブしたら、テイクしないといけません。
「えっ? テイクしないとダメって何?」
って思われるかもしれませんね笑
世間的には、ギブアンドギブとか、とにかく与えることが重要だと言われています。
見返りを求めるな、と。
見返りを求めずに与え続けろ、と。
もちろん、ギブアンドギブも大事。
とくに復縁初期には、テイクばかりしてしまう人が多いので、ギブし続けることが大事と言えます。
先ほど説明したように、すぐに告白しちゃうのも、同じことです。
テイクを求めているということになります。
こういったせっかちな行動はダメです。
とにかくすぐに答えを求めるのはス ケベ根性が強いと私は思います。
で、ギブし続けなきゃならないということは真実ではあるのですが、逆にですね、ギブしまくった後は、テイクも要るんですよ。
テイクしなきゃいけないのです!
オファーすることが、追いかけさせるコツ
関係性というのは、循環なんです。
相互にやりとりをするから関係性なんです。
片一方だけがギブするのは、それは隷属しているだけですよね?
要するに、私が何を言いたいのかと言うと、彼にそこまで尽くして、十分に彼からは良い反応が見られているんだから、次はテイクする番だよ、ということです。
テイクしないと、相互関係になりません。
要は、彼にお願いをしたり、おねだりをするということです。
オファーするということですね。
簡単なもので言えば例えば、食卓で「醤油差し取って!」を言うことからです。
実は「醤油差しを取って!」と言っただけで「自分で取れよ!」と怒る人もいます。
超・心が狭い笑
しかし、関係性が悪化していると、これが冗談にもなりません。
「醤油差し取って!」も、できなくなるわけです。
ようはこの「醤油差し取って」というレベルからの「頼み事」をするわけです。
「たったこの程度の、しょうもないオファーから始めるの?」と、思われるかもしれません。
しかし、こういったオファーが大事なんですよ。
- 「テレビ番組の録画をしておいて」
- 「コカコーラが飲みたいなあ」
- 「背中がかゆいから掻いて」
こういうレベルからオファーを始めて、だんだんと「相互的に」ギブとテイクを繰り返す関係をつくるわけです。
オファーがなぜ「追いかけさせる」のに効果的なのか?
オファー(テイク)をせずに、あなたからギブが与えられているだけだと、相手はあなたに思い入れを感じないのです。
「手がかかる子供ほど、結局かわいい」という言葉もありますが、ギブを与えているだけだと、相手の印象には残りきらないのです。
もっと分かりやすく説明をすれば、例えば、あなたがAさんに100万円を貸したとします。
そうすると、あなたはAさんのことを忘れられなくなりますよね。
これと同じことです。
あなたがBさんの家を掃除して、ご飯をつくって、洗濯をしたとしましょう。
そうするとあなたは思うはずです。
「Bさんから、見返りが欲しい」と。
要するに、元彼(元カノ)からテイクをすると、元彼(元カノ)はそのテイクを取り返そうとして、あなたからのギブを求めてテイクしようとするわけです。
ギブしてもらわないと、不公平に感じるから。
ですから、結果的に、あなたからテイクしようとして、関心を持ってくれるのです。
「やまとさん、それって、恋愛と言えますか?」と思われるかもしれません。
ですが、恋愛の図式というのはこういうものなのです。
相互に愛を与え合うのですから。
お互いに愛を与え合う関係でなくなったら、その愛は終わってしまいます。
あなたが何かをしてあげると、彼(彼女)が愛を感じる。
逆に、彼(彼女)があなたに何かをすることで、あなたは愛を感じるわけです。
それは、必ずしも高級料理店に行ったからといって感じるものではありません。
ディズニーリゾートで1日中遊んだからといって、感じるものでもないのです。
例えば、「醤油差し取って」と言ったときに、取ってもらえることであったり、その代わりに「マヨネーズを取ってきてくれない?」と言って取ってきてもらえることが愛なんですよね。
ですから、ギブしてギブしてギブするだけじゃなくて、相手から反応がもらえるようになってきたら、テイクも必要なのです。
ときどきワガママを言ったり、要求をすることで、相手も「必要とされている」と感じるわけです。
良く言えば彼(彼女)を「頼る」わけです。
彼(彼女)も頼られている、必要とされている、と感じることで、自己承認欲求が満たされるのです。
その自己承認感を求めて、あなたを追いかけるようになります。
ギブアンドテイクとは、ようは何てことはない、あなたと彼(彼女)との愛の循環なのです。
まとめ
- 相手に追いかけてもらいたいなら、最初は、簡単なオファーをしてみる
- 簡単なオファーで相互的な関係が築けてきたら、オファーの難易度を段階的に引き上げる
- 相手はあなたのオファーによって「必要とされている」と感じ、自己承認欲求が満たされ、あなたをさらに求めるようになる