復縁がどうしてもうまくいかないのは、アプローチ法に問題があるかもしれません。
アプローチを上手に行っていくために取るべき行動とはどういったものでしょうか。
今回はそういったことをテーマに進めていきたいと思います。
復縁したいときの連絡には、謙虚さと強引さ、ごちらが大事なのか
こんにちは。復縁アドバイザーのやまとです。
先日、するどいご指摘のメールを読者さんから頂戴いたしましたので、その要旨をご紹介申し上げます。
やまとさんから先日、元カノに連絡する際には「謙虚に接しながらも主導権を握る」とアドバイスをいただきましたが、これは難しくないでしょうか。
謙虚に接すると、どうしても相手に合わせて自分のペースがつくれません。腰を低く接するということは、相手に逆らわないということではないでしょうか?
にもかかわらず、主導権を握るなんて矛盾しているように思うのですが、いかがでしょうか。
といった内容でした。
ご連絡ありがとうございます。
さてさて、確かにそのとおりですね。
謙虚さについてですが、私も、自分の恋愛に関する師匠にあたる人に謙虚であることを教わりましたし、よくある恋愛本などでも「謙虚に」とよく書かれておりますよね。
しかし、実際に謙虚な態度でいれば恋愛で成功するかといえば、そうでもありませんでした。
むしろ、いわゆるオラオラ系で多少、強引で、無作法な態度でいるほうが、モテることが多かったです。
しかし、オラオラ系だと、長続きはしません。信頼されませんから。
かといって、謙虚な態度でいれば、相手が捕まりません。
一体どうすれば良いのか、非常に頭を悩ませました。
これは結局、頭で考えているうちは、どうしてもわかりませんでしたね。
しかし、いまではどうすれば良いのか、はっきり理解しております。
ですのでここでしっかりとその2択の謎を解き明かしていきましょう!
ちなみに、ここでは便宜上「オラオラ系」などという説明の仕方をしていますが、今回のお話もいつもの記事と同様に、男女ともに復縁に利用できるものです。
女性の場合は「オラオラ系」というと変な感じですので「男性を積極的にリードして振り回す」というような態度をイメージしてみてください^^
復縁したいなら、謙虚さってとても大事なことではないでしょうか
まず謙虚さについてですが、これはとても重要なことですね。
商売なんかでもよく「まず見返りを求めず、相手に与えること」などと言われますよね。
自分からどんどん儲けようと、あこぎなことをしても信頼されません。
しっかりと誠心誠意、相手に気持ちを伝えて、相手に自分を理解してもらってこそ、相手から信頼を得ることができて、そこで商売がやっと成立するのです。
しかし、不思議なものです。
謙虚で真面目な方でも、儲かっている人と儲かっていらっしゃらない方がいますよね。
- やまとさん、そりゃ商売にも質がありますから。
- 頭の良さには差がありますし。
- 運もありますよ。
みなさんそうおっしゃいます。確かにそうだと思います。
しかし、私は商売も恋愛も、基本は誠実なことだと思います。
誠実ささえあれば、きっとうまくいく。
誠実さがなくて、邪悪なのに商売も恋愛もうまくいくような世界であってほしくない。
そうも思っています。
ですから、もし誠実さ、謙虚さが商売で通用しないとなれば、私の理性までも崩壊しそうです(笑)
誠実で真面目で謙虚な人が成功できる社会でないと、世の中が信じられません。
そう思われませんか?
復縁がうまくいかなくても、自分の謙虚さを信じること
話が逸れてしまいましたが結局、私が何を申し上げたいのかと言いますと、
まずはうまくいく/うまくいかないに関わらず、誠実であること、謙虚であることはとても大事なので、それを忘れてはいけないということです。
謙虚であっても、恋愛がうまくいかないからといって、誠実さを失って、オラオラ系とかドS的態度で精神的DVを行って気をひくような作戦を取ってはならないということです。
(最近は女性による男性へのDVも非常に増えているようです)
当たり前のことかもしれませんが、実は私は謙虚さを捨てて、ひどいオラオラになって恋愛していたこともあるんですよね^^;
女の子の気を引きたくて。
バカですね。
しかし、
やまとさん、いくら謙虚さが大事だからといって、その代わり復縁ができないというのなら、そんなの辛すぎです。良い方法はないのでしょうか?
そういったお声がいまにもきこえてきそうです。
もちろんです。
「誠実な良い人」であるにも関わらず、モテない、復縁できないなんて、そんな世の中が不公平なことは絶対にいけません!
私がこの問題を解決します!
誠実な人でもできる復縁アプローチ法がある
真面目な人、誠実な人こそ幸せになるべき人です。
ですから、今から私がそういった真面目な人が陥りがちな失敗を例に出しながら、取るべきアプローチ法を説明していきたいと思います。
根本的な問題として、謙虚な人というのは、前に出てこれませんよね。
謙虚なわけですから。
前にどんどん出てくると、おかしなことになっちゃいます。
しかし、ここが大きな問題なんですよね。
実は恋愛というのは前に出ないとモテません。
復縁したいなら、ポカッと口を開けて待っていれば良いというわけではないのです。
いくら謙虚だからって、天国につながる糸が垂れ下がっているのに、他の人がどんどん登っていくのを横目に見ているだけではダメです。
自分から登っていかなければ!
ですから、大事なのは、謙虚な人でも、謙虚な人だからこそ、前にどんどん出ていくということです。
よく言いますよね。
必要以上の謙虚さは、かえって傲慢だと。
せっかく贈り物をくれようとしているのに、それを頑なに、何としても受け取らないと頑張ったりしたら、かえって失礼ですよね。
贈り物は「ありがとう」と受け取った方が、お互いに気持ち良いはずです。
そんな気持ち良い関係を目指さなければなりません。
結局、復縁したいならオラオラ系なのか!?
では、どうすれば良いかといいますと、実は、やはりそこはオラオラ的に行くしかないわけです!
オラオラというと誤解がありますが、やっぱりどんどん積極的に話しかける。
話題を提供してあげる。楽しませる。笑わせる。
そのように積極的であることが、やっぱり、どうしても大事なんですよね。
しかし、私の経験的に、このアプローチって結構難しいんですよ。
世間の男性たちが草食系になってしまうのも無理もないことなのです。
相手のことを思っているつもりで積極的に行っても、うまくいかないんですよ。
相手の気持ちがつかめないから、どういう話をすれば良いのか、どうすれば相手は喜んでくれるのか、がイマイチつかめない。
とくに最近は文化が多様化していますから、求められるものが多岐に渡りすぎていて、しっくりと当てはまる対応をしようと思うとかなり困難です。
ですから、男たちは草食系になり、攻めきれません。
そして女性たちが男性のように肉食化してアプローチしますが、これもやはり上記の理由から男性のニーズに合致しないのです。
ですから、恋愛はなかなかうまくいかなくなっているんですよね。
そして復縁においても、オラオラで攻めるのが重要なのですが、もちろん、それではうまくいきません。
相手の本当に気持ちを探り出せず、失敗してしまいます。
ではどうすれば良いのでしょうか?
復縁したいなら、アプローチは謙虚に攻める
そこで謙虚さの登場なんですね。
ガンガン攻めていくわけですが、ただ「数打てば当たる」のように、ガンガン話をして相手を追い詰めてもうまくいきません。
そこがオラオラ系の限界なわけです。
しかし、そこに謙虚さをかましていくわけです。
ガンガンアプローチはするけれども、常に相手の気持ちを汲み取った受け身の質問を投げかけたり、受け身の提案をしていくのです。
たとえば、
「どうしてもお前がやっぱり好きなんだ。復縁してくれ」
これがオラオラ系アプローチだとしますよね。
一方で謙虚系アプローチは、
「もう一度、会ってもらえないかな? 迷惑にならないようにするから」
と、あくまで相手に合わせてアプローチします。
そして謙虚系のオラオラアプローチはこうです。
「どうしてもお前が好きなんだ。いつでも大切に思っているから」
と、直球の投げかけはしつつも、相手に具体的な行動を求めません。
アプローチは積極的に行いますが、相手にも考える余地を与えたり、相手にも選択権をもたせること。これが謙虚系のオラオラアプローチなんですね。
この違いがわかりますかね。
- オラオラは自分の欲求をぶつける。でも相手の声は聞かない。
- 謙虚系は自分の要求をぶつけず、相手の意見をきく。
- 謙虚系オラオラは自分の要求をぶつけて、そして相手の声も聞く。
ということです。
この違いなんですね。
「なんだ、たったこれだけのことか! 簡単にできそうじゃん」
とそう思われるかもしれません。
実際に、簡単なことだと思います。
ですが、意外とこれをやっている方っていらっしゃらないんですよ。
ですのでぜひ一度、このアプローチ法をやってみてください。
自分の意見を我慢せず、そして相手にも意見を我慢させないこと。
これが大事なんです。
まとめ:このアプローチが意外にできないのはなぜか?
これって、言葉で説明するととても簡単なんですけど、なんでこれをやっていない方、できない方が多いのでしょうか。
これにもちゃんとした理由があります。
まずオラオラ系は、自分の意見を通して、相手の意見を封じるわけです。
謙虚系は自分の意見を封じて、相手の意見を通します。
それに対して謙虚系のオラオラアプローチは、自分も相手も意見を通すわけですから、そこで摩擦が生じるのです。
ですから、そこで両者の気持ちがぶつかることになってしまうんですよ。
日本人はこれを嫌います。
摩擦が生じることを避ける傾向があるんですね。
ですから、どちらかの意見を通して、どちらかが我慢することになる。
しかし、このように我慢してきたからこそ、フラれて失恋したわけです。
お互いが幸せになるためには、相手の意見をきき、摩擦が起こることを恐れてはならないのです。
といっても、何も喧嘩しろと言っているわけではありません。
大人の話し合いをすることです。
日本人は摩擦を嫌いますから、話し合いを嫌います。
話し合いには摩擦が生じますから。
しかし、それも本当は考えすぎなのです。
相手の話をきくには、深呼吸をして、広く大きな心をもち「どんな意見でも投げかけてきて」という受け入れる気持ちが必要になるのです。
そういう心であれば、摩擦は生じません。
とはいえ、慣れるまではかなり神経を消耗するでしょうね^^;
しかし、復縁というのはそういうものなのです。
相手が耐えてきた、堪えてきた苦しみを受け入れること、そして自分の気持ちも「正しく」伝えていくこと。
これしかないんですよ。
ぜひ、広い心をもって、深呼吸をして相手の心を受け入れる準備をしてみてください^^