ジョブズから学ぶ復縁テクニックがあるらしい

スティーブジョブズ think different

社会学者の宮台真司さんの本に、面白いことが書かれていました。

 

アップル創業者のスティーブ・ジョブズさんのことは、あなたもご存知ですよね。

かつてアップルのキャッチコピーとして、

ジョブズさんが打ち出した「Think Different」というものについての話です。

 

想像を超えるものを見せつける

Think Differentを直訳すれば「発想の転換を」みたいな感じでしょうか。

 

宮台さんはしかし、これではニュアンスが捉え切れないとおっしゃいます。

 

宮台さん曰く、ジョブズがアップルでやりたかったのは、

「処理速度が2倍、CPUが4倍」とか

「こんなに性能の良いコンピューダーですよ」といったような

そんな現実の延長線上ではないとのこと。

 

まるでSFの世界にいるかのような、そんな想像を超えたものだと。

それが、iphoneであり、ipadであり、MacBook Airだというのです。

 

ようは、性能とかの話ではなく、“とにかくカッコイイ”というものだと。

 

そこで宮台さんが考える「Think Different」の意味は

 

「君たちは間違っている」

 

だそうです。

 

ようするに、

「既存のパソコンや携帯電話で満足してどうするの?」

「君たちが本当に使いたかったのは、iphoneみたいなカッコイイものでしょ?」

ということです。

 

これはどういうことかと言いますと、

つまり「ユーザーの想像の範疇にある商品を出しても仕方がない」と

ジョブスさんは考えており、

「ユーザーが想像もつかなかった商品を提示し、世界に革命を起こす」

これが「Think Different」の意味だというのです。

 

ジョブスの名言を恋愛に当てはめると

そして宮台さんは、これをそのまま恋愛に当てはめ、

「この人は自分の知らない世界を知っている」と

思わせることができると、相手を惚れさせることができると言っています。

 

つまり、相手に合わせてばかりではダメということです。

相手が望んでいるものは理解しているけど、

それを踏まえた上で「じゃあこれはどう?」と新しいものを提示する。

これが魅力につながるというんですね。

 

もちろん、全く相手の興味が無い世界に連れて行っても仕方がないですから、

相手の興味を踏まえた上で、その上を行く発想ということです。

 

例えば、彼女がジャズにハマりだしたら、

昔の名盤をチョイスして、彼女に提案する、というような感じです。

 

「うわ! すごい!」と思わせることができたら、

交際相手もあなたを見直すでしょうね。

 

男性だったら、仕事の話は良いと思いますよ。

仕事って、たとえ普通のサラリーマンであっても、

何かに特化していますから、ドライブしている時でも

見かけた風景に面白いエピソードがあれば、

話してみると結構ウケます。

「仕事の話なんてつまらないだろうな」と男は思いがちですが、

意外とそんな話は女の子にウケたりするんで、

ぜひやってみてください。

 

男性の仕事の話が女性に受けないのは、

たいていが自慢話だからです。

自慢話は、すればするほど自分が安っぽくなるだけです。

自慢話は一切入れてはいけません。

愚痴もだめです。

 

ちなみに、これは男性向けのテクニックになってしまいます。

なぜかと言いますと、男性はメンタルが弱いですから、

女性に新しいものを提示されると、すぐに自信を喪失します(笑)

 

保守的な男性が多いので、女性から「これはどう?」

などとやられると、プライドが傷つくんですね。

 

プライドとかを気にしない男性相手なら、このテクも使えると思いますが、

女性に新しさをみせられると、

怒りだしてしまう気の小さい男性もいますから注意しましょう。