リバウンド・リレーションシップはフった側にも起こる? 男女の心理の違いがもたらす怖い話

リバウンド・リレーションシップの真実

リバウンド・リレーションシップの真実

このところ、恋愛における「リバウンド・リレーションシップ」についての問い合わせが非常に多くなりました。

どうも、この言葉が流行っているみたいですね。

 

リバウンド・リレーションシップとは
恋人との別れによるショックにより、さして好きでも無い相手と衝動的に恋人関係を作ることで、そのショックをごまかそうとする心理のことです。

 

これは、主にフラれた方がやってしまう行動です。

フラれたことで、自暴自棄になってしまい、お酒の勢いで行くところまで行ってしまう、というやつですね^^;

 

これは主にフラれた側がやってしまいがちなことです。

ですが、最近はフった側にも起こるのではないか? という質問が多いのです。

 

フった方においてもリバウンド・リレーションシップに陥るのではないか、ということです。

要は、自分をフった元彼(元カノ)がすぐに新しい恋人を作ったのだが、それはリバウンド・リレーションシップのせい、つまり、私との別れによって自分を見失い、すぐに新しい恋人を作ってしまったのではないか、やまとさんはどう思いますか? という質問です。

一体、この問題の真実はなんなのか?

それでは今回は、この点について、考えていきたいと思います。

 

リバウンド・リレーションシップに関して悩む人が増えている

確かに、別れた直後に、新しい相手をすぐに作ってしまう元彼、元カノというのは、います。

しかも、そういう人は結構多いです。

 

「別れた」という事実を、こちらはまだ受け入れることさえできていないのに、速攻で新しい相手を作っている彼(彼女)。

結構、びっくりしますよね^^;

「まじかー!!」って感じかもしれません。

 

  • こっちは、心の整理がついていないのに、なんでそんなにすぐに切り替えられるんだ?
  • そんなに簡単になぜ、俺(私)のことを割り切ってしまって、新しい相手に気持ちを向けることができるんだ?
  • 俺(私)の存在は、元カノ(元彼)にとって、その程度だったのか?

と、悔しいやら口惜しいやら、悲しいやら、そんな気持ちに苛まれているかもしれません。

 

一体、元カノ(元彼)の心理は、どういうものでしょうか?

そんな問い合わせが、私の元にも毎日のようにやってきます。

ではこの、リバウンド・リレーションシップとはどういったものなのか、この際、完全にはっきりさせたいと思います。

私のこれまで復縁に携わってきた経験からお話しすることですので、まず間違いないことをお話しさせていただきたいと思いますので、じっくりお読みください^^

 

リバウンド・リレーションシップは基本的に振られた側に起こること

最初に書きましたが、リバウンド・リレーションシップというのは、基本的にはフラれた側に起きるものです。

フラれたショックで自暴自棄になり、つい、好きでは無い相手とワンナイトラブをしてしまったり、新しい恋人関係を築いてしまったり。

漫画などでもよくありますよね^^;

フラれた元彼(元カノ)とかではなく、ずっと昔に付き合っていた相手に急に連絡したりして、会ってみようとする人もいます。

この心理というのは、分かりやすいですよね。フラれたショックによる反動で、新しい関係を築いてしまうという構図です。

 

フった側にもリバウンド・リレーションシップは起こるのか?

振った側にもリバウンド・リレーションシップは起こるのか

しかし、最近、問い合わせが多いのは、フった側に、新しい恋人がすぐにできてしまった、というものです。

新しい恋人を作った元彼(元カノ)の心理は、リバウンド・リレーションシップによるもの、つまり「元彼(元カノ)も、別れによる心の空白があり、それを新しい関係で埋めようとしているのではないでしょうか?」という相談です。

 

結論から申し上げますと、その可能性は確かにあります。

フった相手も、フった立場だからといって心の負担がないわけではないです。

フったことによる罪悪感はもちろんあるでしょうし、今まで続けていた関係が途切れることへの不安もあると思います。

2人で過ごしていた時間がまた1人になるわけですから、当然、時間にも余裕ができますから、1人で考える時間も増えます。

そうなると、どうしてもさみしくなりますし、心に空白ができますからね。

この隙間を埋めたくなって、新しい相手を作ることは十分にあり得ます。

 

また、自分がフったことは悪くなかったんだ、仕方なかったんだ、正当性があったんだ、と自己肯定したい気持ちも湧いてくるのは自然だと思います。

フったことには意味があったのだ、と。

そのように考えたい、信じたいという思いから、新しい相手に走ってしまう可能性は、十分にあるでしょう。

 

リバウンド・リレーションシップによる恋愛関係は、浅くて、もろいもの

リバウンド・リレーションシップによる恋人関係の破綻

ですから、あなたの元彼(元カノ)が、リバウンド・リレーションシップによって衝動的に新しい相手を作ってしまった可能性はあると思います。

そして、そういった衝動的な相手とは、早々に関係が崩れる可能性は高いでしょう。

お互いにビビッときたわけではなく、その場のノリ、勢い、雰囲気でできた関係かもしれませんから、そうだとすれば、心が繋がっているわけではないかもしれません。

相手の性格もろくに把握せずに、突っ走った可能性もあります。

もしそうだとすれば、じっと待っていれば、勝手に自滅し、あなたの元に帰ってくることも考えられます。

それに期待することもありでしょう。

 

リバウンド・リレーションシップが無関係な可能性も非常に高い

しかし、問題があります。

それは、元彼(元カノ)の新しい相手が、リバウンド・リレーションシップによる繋がりかどうかを判定することが、極めて難しいということです。

 

というのも、速攻で新しい相手を見つけたように見えていても、実はあなたの知らないところで関係を深めていた可能性もあるからです。

それは必ずしも、浮気を意味するわけではありません。

あなたに対して気持ちが冷め始めていたときに、なんとなく出会ってしまって、なんとなく気になっていた間柄かもしれません。

それが、あなたとの別れと同時に、燃え上がったのかもしれません。

 

あるいは、あなたの知らないところで、親密になっていた可能性もあります。浮気をしていたかもしれません。

そういった関係もリバウンド・リレーションシップである可能性はありますが、そこは断定できません。

そもそも、別れた後、普通に知り合って、良い関係になることだってあります。

 

新しい相手がもともとあなたの元彼(元カノ)を狙っていて、別れるのを待っていたというケースは案外、少なくありません。

もっと悪い事態としては、元彼(元カノ)がそもそも、新しい相手を狙っていて、うまくいきそうになってきたので、あなたを切った、ということもあります。これも、わりと少なくないです。

つまり、元彼(元カノ)はもともと、新しい恋愛を探してしまっていた、というケースです。

 

リバウンド・リレーションシップなのかどうかを見極める

リバウンド・リレーションシップなのかどうかを見極める

厳しい事実を並べてしまいましたが、こういった事例も少なくないんです。

ですから、あなたがすべきことは、観察です。

元彼(元カノ)がすぐに新しい恋人を作ってしまった理由はなんなのか?

  • もともと、そういう疑いがあったのか
  • それとも、偶然、新しい出会いがあったのか
  • リバウンド・リレーションシップによる、衝動的な関係なのか

この三つの選択肢を紐解いて、冷静に判断していく必要があります。

 

リバウンド・リレーションシップに期待する心理

しかし、私の考えでは、問題はあなたの方にあると思います。

「やまとさん、元彼(元カノ)がもう新しい相手をつくってしまいました! これはリバウンド・リレーションシップではないでしょうか?」

と、慌てて連絡してくるあなたの心には、「元彼(元カノ)の一時の迷いであってほしい」という願いが込められていますよね。

 

そこには、不安や、儚い期待のようなものが込もっている気がします。

リバウンド・リレーションシップであることに期待したい、という思いが。

 

ですが、私からすれば、すでにその姿勢がまちがっていると思います。

 

どういった理由であれ、あなたが振られたのは事実です。

 

元彼(元カノ)が戻ってくることに期待したい気持ちはわかりますが、そこには自分の敗北、つまり振られたという事実を受け止めたくない、受け入れたくないという、いわば負け惜しみのような気持ちがあります。

そういう甘い気持ちを持っている限り、復縁はなかなかやってこないです。

 

もし本当に復縁したいのであれば、振られてしまったという厳しい事実を一度受け入れて、丸呑みし、リバウンド・リレーションシップだろうがそうでなかろうが、復縁しようという気持ちが大事です。

 

実際、私の考えでは、リバウンド・リレーションシップだろうがそうでなかろうが、復縁はできます。もちろん、運や本人の努力も関係しますが、リバウンド・リレーションシップだから復縁できる、そうでなければ復縁できない、というような方程式はありません。

 

どのような状況の人であっても、復縁に導くことはできていますし、逆に、どれだけ有利にみえる状況の人でも、復縁できない場合もあります。

 

ですから、そういった言葉などに惑わされないで、一心に復縁に取り組むことが大事です。

リバウンド・リレーションシップだから云々にこだわるのは、受験の際に、受験者が多くて倍率が高い志望校だからとうじうじ悩んで勉強しないのと同じようなものです。

本題は復縁であり、変なカタカナ言葉に惑わされずに取り組むことが大事なのです。

そこを忘れないでいただきたいです。

 

リバウンド・リレーションシップ云々を言ってくる先生は怪しい

最近、このリバウンド・リレーションシップという言葉をよく聞くようになりましたが、一体、なんなんでしょうね。

実際、復縁サイトなどで、リバウンド・リレーションシップなどを理由に「復縁できるかも?」などと安易に言ってくる先生は信用しないほうがいいです。

 

適当なことを言って、嘘くさい高額な水晶やらお守りやら、復縁グッズを販売したいだけです。

 

「あなたの場合は、リバウンド・リレーションシップかもしれないので、期待できますよ!」みたいな嘘くさいサイトは絶対に信用しないようにしましょう。

リバウンド・リレーションシップだから復縁できるとか、そうでないからできないとか、ということは関係ないです。

そんなことより、ちゃんと会話の勉強、メールの打ち方、仕掛けるタイミングなどをしっかり教えてくれる先生を頼るようにしてください!