恋愛関係になるかならないかという、非常に甘い時間においては、
嫉妬させる取り組みはとても効果的ですよね。
好きなそぶりをしてみせたり、かと思えば全然興味がないふりもしてみたり。
また、ときには他の男(女)をにおわせてみたり。
このような嫉妬誘発作戦は、同じように復縁においても効果をもたらすのでしょうか。
続きは本編で。
嫉妬はお互いに関心があってこそ
嫉妬というのは、どちらかというと
相手がこちらに気をもっているときに効果があります。
好きになりかけているのに、
- もしこの気持ちが裏切られたら?
- 当てが外れたら?
そう思うとヤキモキするわけです。
ですから、例えばあなたが、
次のようなメールを元カノ(元彼)に送ったとします。
嫉妬を誘発させるためのメールです。
「久しぶり。君も知っている同僚のAさん、綺麗(格好良く)になったね。仕事の流れでこないだ食事に行ってきました。君ともよく行った駅前の店だよ」
この例文は、
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同僚を褒める
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同僚と食事に行く
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同僚と行く店があなたと元カノ(元彼)の馴染みの店
という3重に嫉妬させる仕掛けをしつつ、
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同僚はあくまで同僚
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同僚とは仕事の流れで食事しただけ
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交際相手との思い出も大切に取っている
という3重に元カノ(元彼)にもアピールしているという
なかなか難度の高いテクニックです。
この仕掛けのポイントは、同僚に対してあまりに熱烈な言葉を含むと、
「そのまま交際にまで発展すればいい」とさえ
元カノ(元彼)が思ってしまう可能性があるため、
元カノ(元彼)に対しても牽制球を放っておくという点です。
ところが、もう別れてしまってから嫉妬させようと試みたところで、
もうあなたに気持ちが向いていませんから、
このように気を使ったとしても「ご自由にどうぞ」と
思われる可能性が高いのです。
もし嫉妬戦略をするならこの例文はかなり役立つはずです。
ですが、このように最大限の仕掛けを仕込んだとしても、
反応は芳しくはならないでしょう。
嫉妬どころか、別れを助長させてしまうかも
恋が決まるか外れるか、そんなスリルの中で嫉妬は成立します。
片方が冷めていてはどうにもなりません。
あなたがいくら嫉妬を仕掛けたつもりになっても、元カノ(元彼)の方は、
そのまま良縁に結ばれてくれたら、フッた自分の罪悪感がなくなる
と考えて「応援するね!」とさえ書かれたメールを送ってくるかもしれません。
嫉妬戦略は、基本的には効果がありません。
ただ、先の例文は役立つと思いますので、
元カノ(元彼)に対して効果がありそうなのかどうか、
よく見極めてから試してみて下さい。