以前、復縁を希望する男性向けの記事として、下記を書きました。
>>プレゼントをあげたのに嫌われた! 女性にモテるために必要な心理作戦とは
はい、プレゼントに関する記事です。
このプレゼントの問題って、結構大きいんですよね。
というのは、やっぱり復縁の糸口として「元彼(元カノ)プレゼントをあげたい!」という思いがあるわけです。
しかしですね、私はこのプレゼント攻撃、どちらかと言えば反対派なんですよ(笑)
なぜって、もちろん、復縁できないからです。
やまとは、プレゼントでは復縁できないと考えた
上のリンク先でプレゼントでは復縁できないよ! と書いているのですが、上のは男性向けに書きましたので今回、男女両方に向けて、プレゼントをあげても復縁できないのはなぜか、について書いていきます^^
(とはいえ、一応、今回もおすすめできるプレゼントも書いていきますので、よければ最後までお読みください)
私への相談者の中にも「誕生日にプレゼントをあげたい。何が良いですか? サプライズすべきですか?」みたいな相談が多数寄せられます。プレゼントというのはだいたい、
- 凝った手紙や手作り動画
- 彼(彼女)が欲しがっているもの
- ちょっとしたものだけど、おしゃれなアイテム
などですね。
誕生日プレゼントをあげたい、相手に喜んでもらいたい、喜ぶ顔が見たい、そういう気持ちはよく分かります。
あなたが「これをプレゼントすれば復縁できるかも」などと露骨に考えてプレゼントしていないことも分かります^^
それでもあえて言いたいのは、そうやって考える人は「貢ぎ体質」になっちゃっているかも? ってことです。
すぐに人に何かをしてあげたくなる「奉仕体質の人」であり、優しさであるとも言えるでしょう。
もちろん、素晴らしい心がけです。
社会奉仕は大事ですし、日本人みんな、人には奉仕せよと学んできました。
逆に、奉仕せず、貯め込もうとすることはケチですし、お金を使わないと社会経済が回らない、などと言われたりします。
しかし、とても大事ポイントは、全く見返りを期待せずに奉仕できているか、です。
無償奉仕のプレゼントはありえない。必ず見返りを求めている
私の経験上、プレゼントを贈ることで、復縁は遠ざかります。
これはなぜか?
一つは、媚びているからです。
「媚びていません!純粋な気持ちで贈りたいだけなんです!」とおっしゃるかと思いますが、じゃあ、見返りは求めないということでOKですね?ということです^^
プレゼントをあげた結果、それが原因で、逆に、相手の心が離れていっても良いということですね?
そう質問すると、皆さん、黙ってしまいます^^;
ということは、やっぱりプレゼントを贈ることで
- 何か見返りが欲しい
- 気に入って欲しい
- 喜んで欲しい
- ひいては復縁したい
という思いがあったということです。
となると、やっぱりプレゼントは復縁したいがための行為ということになります。
仕事は見返りがある世界、恋愛は見返りではない世界
ちなみに、私自身も貢ぎ体質です^^;
お金があると人に奢って良い気になりたいタイプですし、なんやかんやと友達にプレゼントをして、媚びを売りたくなります。
ただ、友達や部下に奢ったりなんかは、わりと見返りがあります。
社会人同士の付き合いですから、ギブアンドテイクの関係が分かっていますので。
ギブアンドテイクの関係が分からない人は出世もできませんし、人間関係もうまくいかないので、見返りがなければ、縁も切れます。
ただ、これが恋愛や復縁となると、話は変わってくるから怖いのです。
恋愛の場合は、見返りがあるかは分かりません。
プレゼントしたからって、じゃあ好きになってあげましょう、とはなりませんからね。
どんな素晴らしいものをプレゼントしても、「要らん」と言われたら、そこで終わりです。
仕事はまだ義理と人情の世界が通用しますが、恋愛にはそんなものはありません。
いくら努力したって、相手に好かれなければ終わっちゃいます^^;
プレゼントして、相手が喜んでくれなかったら?
「いや、喜んでくれるはずです!彼が好きな〇〇ですから!」
でもその気持ちが重いとしたら?
その気持ちの重さに、嫌われてしまったら?
考えてみて下さい。
逆に、あなたが相手を振った立場だとします。
すでに、相手のことは好きでは無く、友達としてしか見れません。
そんな相手が、気合の入ったプレゼントをくれた。
気が重くなりませんか?
こういうことは実際、すごくよくあります。
気持ちはうれしいけど、、受け取れない。。というやつです^^;
プレゼントをあげることが逆効果になると分かっていたら、プレゼントしないのですよね?
であればやはり、繰り返しになりますが、プレゼントは復縁という見返りを得るための行為なわけです。
プレゼントをあげても、あなたの評価は上がらない
私の復縁スタンスは、媚びる、すがる、甘える、などの「重い」行為は厳禁です^^
なぜなら、そういう重い行為は、相手には何もメリットがないから。
あなたのエゴを押し付けて、相手を不幸にしながら復縁しようと考えていることになるからです。
私はむしろ、相手の心を軽くし、喜び、幸せというメリットを与えることで、復縁は成功すると考えています。
「じゃあやまとさん、私が贈るプレゼントで、彼(彼女)は幸せになるじゃないですか。何がいけないのですか?」というお声もいただきます。
確かに、彼(彼女)は喜ぶでしょう。
しかし、ここに重要な見落としがあります。
彼(彼女)が喜ぶのは、あなたに対してではなく、そのプレゼントに対してなんです。
決して、あげたあなたではありません。。。
「そのプレゼントをあげた私に対しても、感謝を示してもらえる(喜んでもらえる)のではありませんか?」
そう思われるかもしれません。
(ちなみに、ここで、やはり自分の中に、感謝を示してほしい、喜んでほしいというエゴ、媚びがあることが明らかになります。プレゼントが媚びであることの証明となります)
これが不思議なところでもあるのですが、プレゼントをあげたあなたが素敵、とは、ほとんどのケースで、ならないのですよ^^;
もちろん、表面上は、相手はあなたに感謝します。
- プレゼントをくれた優しい人
- 私の好きなものを理解してくれている人
そうなるはずです。
しかし、これは長年の復縁相談の経験上、多くの場合において、心の中では、そうはならないことが分かりました。
プレゼントとあなたはあくまで別物
何かをプレゼントしてくれたという行為は、あくまでその行為に対して感謝をしますが、あくまで、あなたへの感謝にはならないのです。
プレゼント行為と、あなたは、別物なのです。
これが驚きのポイントなのですが。
プレゼントしてくれた素敵な人、にはなるのですが、それが理由で好きにはならないのです。
あくまで、貰ったもの、にだけ価値があります。
不思議ですが、だからこそ「貢ぐ」という言葉が出来てくるのでしょう。
興味が向くのはあなたではなくプレゼント
ですから、キャバ嬢にいくら高級バッグをプレゼントしても、金持ちのオジさんはモテません。
で、そのキャバ嬢は、文無しで気が利かないDV男をヒモとして育てていたりします。
恋愛は、ロジックではないのです。刺激なのです。
ヒモでもDVでも、そんな男がモテたりするのは、恋愛というビリビリとした刺激があるからです。
顔を見るとビリビリ、声をきくとビリビリ。
そんな心地良い恋愛の刺激を与えてくれる人間に、人は恋をするのです。
ですが、プレゼントをあげてしまうと、その刺激は、プレゼントに向かいます。
「素晴らしいプレゼントだ、これは素敵だ」
そんなビリビリは、プレゼントに向けられています。
プレゼントはあなたの自信のなさも見えてしまうかも
もちろん「プレゼントをくれたあなたも素敵だ」というビリビリはあると思いますが、それはプレゼントのビリビリに、基本的には敗北します。
これは、お金を差し出したときも同じです。お金に対してビリビリしても、あなたに対してはそれほどビリビリしないのです。
その理由は、あなたがビリビリさせられるほど、刺激的な人間になり切れていない、ということかもしれませんが、そのほかにもプレゼントで気を引きたい、媚びようとする気持ちが相手に見えてしまうせいもあるでしょう。
そしてまた、プレゼントをあげるということには、あなたの自信のなさも表れてしまいます。
気持ちと力があれば、復縁できる。たとえ裸一貫でも
自分自身に実力があれば、上下ジャージで、髪がボサボサ、すっぴん、髭もじゃでも復縁できます。
心で、気持ちで勝負するつもりなら、本来なら、どれだけダサい格好で、文無しで、すっぴんでもモテるわけです。
それを、おしゃれな服や髪型という武装をし、雰囲気の良い飲食店に行き、お金を使い、プレゼントをして、復縁しようとしているわけです。
そういった着飾る行為は、完全に守りに入っています。
服や髪型というのは自分の一部にはなりますが、雰囲気の良い飲食店や、お金、プレゼントは完全に自分ではないです。
そういった防御をして復縁するのは、自分に自信がないからと言えます^^
極端な話、私自身は、もし振られても、下町感丸出しの餃子の王将で、元カノに全額奢ってもらいながら復縁することもできると思います。
そんな男はサイテーと思われるかもしれません。
もちろん、私も基本的にはそんなことはしません。でも、それでも私が楽しいと思ってもらえたりすれば、容易に復縁できます。
ですが、それぐらいのセルフイメージの高さ、自分の実力があれば、何もプレゼントは、いらないのです。
そして、「復縁するには、まずは外見から」という常識を疑うことも大事です。
私もプレゼント大好き人間ですが、、、
私も昔は、よく彼女にプレゼントをあげていました。
ですが、むしろ復縁してからは、彼女に「くれくれ」とうるさく言われるまでは、あんまりプレゼントはあげません。
自分が渡したいときに、渡したいものを渡すスタンスが基本です。
例えば、焼き豚を買ってきたり、フルーツを買ったり、使いやすそうなまな板とか、そういう生活用品を買ったりする感じです。
彼女が欲しがるようなものは、基本的には、彼女が欲しいと言うまで、検討しません^^;
「なんだこのクソケチ男は!彼女がかわいそうだ!こんなケチを正当化するバカに復縁相談するのが間違いだった!」
そう思われるかもしれませんが、あくまで恋愛はモノではありませんから。
気持ちですから。
気持ちをモノで表現したり、モノで買えたりすると考えるのがおかしいです。
(とはいえ、そんなことを言いながらも結局は彼女に旅行代を請求されたりプレゼントを買わされたりしています。まあ、尻に敷かれている部分もありますね^^;)
ですが、基本的には、モノではなく、自分自身を相手に売る。
モノが無くても、裸一貫でも、貧乏で、ダサくてブスでも、笑わせたり、楽しませたり、幸せに思ってもらうことで復縁する。
これが理想的な方向性です。
モノをプレゼントするということは、支配しようとするということ
基本的に、プレゼントを与えること自体は、自分を売り込めないので、モノに頼っていると解釈されます。
- 奢ることで気を引こうとする
- プレゼントすることで気を引こうとする
つまり、モノを使って主導権を握りにきていると思われるわけです。
奢るという行為やプレゼントをするという行為は、奢った相手を支配しようとする下心が見え隠れするわけです^^
あなた自身は自覚がないかもしれませんが、そういうものなのです。
例えば、あまり親しくない人から、高級な絵画とかをもらったら、怖いですよね?
どんなお返しをしなきゃいけないのだろう? と思いませんか。
何かを贈る、ということは、その人に対して影響力をもたらす行為なのです。
相手の誕生日前に振られる人が多いのはなぜ?
ですから、よくありがちなのは「相手の誕生日の直前に、振られる」というパターンです。
クリスマスとかのビッグイベントや、相手の誕生日前に振られるというのは、これは失恋あるあるなんですよ。
なぜこんなことが起こるのか、といえば、誕生日にあなたからプレゼントをもらったら、当分、別れを切り出しにくくなるじゃないですか。
良心の呵責にさいなまれるはずです。
だからみんな、誕生日の前に振られてしまうのです。
プレゼントを贈る、ということは、それで気持ちが左右されるということです。
プレゼントが有効な手段となるとき
かといって、何が何でもプレゼントがダメかというと、そうでもないです。
相手が体調不良の時
例えば、私が良くオススメしているのが、相手が風邪を引いた時の差し入れです。
相手が風邪を引いているときは、相手も気持ちが弱っています。
そんなときは、とても心配してあげて下さい。
まるで、自分のことのように心配してあげるわけです。
これだけでもポイントは高いですが、ここで効果的なのが、差し入れです。
- 栄養ドリンク
- ポカリスエット
- 冷えピタ
- 解熱剤のロキソニンなど
こういったものを差し入れしてあげることで「ありがたい!!ありがとう!!」という気持ちは高まります。
栄養ドリンクなんて単価は安いですし、それをプレゼントしたからって「栄養ドリンクさん、ありがとう!!」とはなりませんよね。
ちゃんと、あなたに対して感謝してくれるはずです。
ですから、風邪の時の差し入れは有効的です。
同じような理由で、差し入れ全般は有効的です。
一人暮らしで栄養が偏る彼に、簡単に食べられて、栄養になる冷凍食品とかをプレゼントするわけです。
あとは、試験勉強をする彼女に、夜食とかですね。
こういうのは、心遣いとして相手に記憶されますから、すべてポイントが稼げます。
手紙。ただし、内容が重くないやつで
あとは重くない手紙も効果があります。
ポエム丸出しの長々した手紙はウザいですが、2人にしか分からない小ネタを交えた、クスッと笑えるジョークを入れた手紙なんかは、ウケると思います。
「また今、いつもの『麺が伸び伸びのラーメン屋さん』に行こうね笑」
みたいな感じですね。
こういう手紙なら、ラーメン屋さんに誘う、という口実まで作れますから、実に効果的です。
手紙というと、自分のエゴを詰めに詰めまくった長文とかを贈りがちですが、ここでどれだけサラっとした内容で、効果的な手紙にするかが腕の見せ所と言えますね。
誕生日に何もプレゼントをあげないのはさすがに不自然ですから、こういうお手紙みたいな軽いプレゼントは喜ばれると思います^^
中途半端なものはやめて、本気を見せろ
誕生日プレゼントにしろなんにしろ、プレゼントを贈るのであれば、本気のものにしなければならないです。
中途半端に「気持ちだけ」みたいなものは、逆に重いです^^;
形に残るプレゼントだったら、別れているのに置いておきにくいですからね。そのプレゼントを見るたび、なんだか複雑な思いになってしまいます。
そういう風に、相手に気を遣わせるのが最もダメなプレゼントです。
とにかく、相手に気を遣わせないことが大事です。
であれば、方法は二つ。
- 相手がもう、本気で、小躍りせんばかりに喜ぶものを贈る
- 一見、どうでも良いぐらいの日用品を贈る
まず1ですが、たとえば、好きなスポーツ選手のサイン入りグッズとか、ディズニーリゾートのチケットとか、重いとか重くないとかを通り越して「私のことを、本気で理解してくれている!」と強烈に思わせるプレゼントであれば、そのプレゼントで相手の気を引くことは可能ではないかと思います。
そして2ですが、これは私が彼女にやっている方法に近いです。焼き豚とか、目を洗う「アイボン」とか、足健康パッドとか、身近なものをあげてます(笑)
贈るものが肩肘を張っていなくて、夫婦のやりとりみたいな日常的な、自然なものだったら、距離感が近づくと思うんですよね。
あなたも遠慮していない感じがあるし、それでいて、実際に役立つから「気がきくな」とも思われますし、日常的なので、家族になったような錯覚も起こせる気がします。
基本的にプレゼントには反対派なのでなんとも言えませんが、こういうプレゼントは効果があるかなと思います。
まとめ
そういえば、、なんですが、プレゼント反対派の私ですが、書いているうちに、よく考えたら私はプレゼントきっかけで復縁していたことを思い出しました(笑)
ちなみに私が贈ったのは、花束です(笑)
失恋以前から、なんか喧嘩がある毎に花束を贈っていたんですね。
それが伏線となっていて、花束を贈って、そこにちょっとしたジョークの手紙を添えて、それで彼女が笑って、復縁してくれた感じですね。
もちろん、色々それまでにもアプローチしていましたが、最終的には、その花束で復縁しましたね、そういえば(笑)
なんかすみません^^;
ただ、花束で勝負をかける、というのは、相当、自分に自信がないと難しいですね。
私はそれまでのアプローチで復縁の感触が掴めていたのもあって、それで花束で復縁につながりましたが、本気の本気でないと(もちろん、私は本気の本気で彼女を想っていましたが)、花束を贈っても、重い、もしくは気持ち悪いと思われると思います^^;
十分に注意しましょう。
今回の話は、参考になりましたでしょうか?
またご意見、お聞かせください^^