恋愛とはある種、チキンレースなんです。
そもそもチキンレースってなんだよって話かもしれませんが、要は、我慢比べ、ということですね。
つまり、お互いに水の中に顔をつけて、どちらが息を我慢し続けることができるか競争するようなものです。
一体、恋愛のどこがチキンレースといえるのでしょうか。
極論を言えば、「好き」と言った方が負け
恋愛において「告白」をしないと交際が始まらないと考えている人はとても多いです。
私はその考えを否定しています。下記の記事が詳しいです。
>「いつ告白する?」タイミングが分からない人へ…そもそも告白は必要ありません
告白をしても、相手が好きじゃなかったら振られますよね。。ですから、そんな一か八か、なことをする必要はないです^^;
そもそも、両思いにならなければ恋愛は成立しないのですから、告白しようがしまいが、相手をその気にさせることの方がはるかに重要です。
そして私がなぜ「好き」と告白しないことを勧めているのか、については、ほかにも理由があります。
その最たる理由は、告白して「好き」と言った方が「負け」だからです。
「負け」とはどういうことでしょうか。
恋愛に勝ち負けなんてあるのか?
私が言いたいのは結局、「好き」と言った時点で、相手に主導権を取られるということです。
あなたの告白に対し、どう答えるかは相手の自由であり、そして仮に「付き合ってあげても良いよ」ってなっても、その時点で立場は下ですよね^^;
まさに生殺与奪を相手に握られてしまいます。
恋愛をピュアに考えていらっしゃる方からすれば「やまとさんって、性格が本当に悪いですね!!」と思われるかと思います。
そして、
- 「愛に駆け引きはない」
- 「恋愛は平等だ」
- 「愛し合っている2人はそんな打算の関係ではない」
と否定されると思います。
私も、もちろん、そういう永遠の愛、無償の愛はあると思います。
しかし、いきなりそんな永遠の愛、無償の愛を目指すことは不可能です。
だって、まず自分がそんな高尚な存在といえるのかどうか疑わしくないですか^^;
- 嫉妬したり
- 裏切られたと思ったり
- 相手をもっと自分の虜にしたいと思ったり
そんな自分自身が、いきなり無垢の愛を目指すことができるでしょうか。
そもそも、無償の愛なのであれば、振られてもそれを許し、復縁を積極的にしようとは思わないかもしれません。
どこまでがエゴで、どこからが真実の愛なのかは分かりませんが、初めからそういう高みを目指せる人は、その道を目指されることを否定しませんが、私はそれは一般的ではないと思っていますので、私としては現実に即したルートを勧めます。
聖人を目指さなくていい、、というか無理(笑)
ですから、きちんと戦略を立てて、計画的に復縁をするように勧めています。
よく、恋愛サイトや復縁サイトなどでは、
- 相手のためを思って、見返りを求めずに奉仕し続けること
- たとえののしられても、笑顔で居続けること
のような、できもしないマザーテレサのような聖人になることを求めてきます。
こういう恋愛サイトのいうことは、すべてウソです(笑)
というか、実践してみればわかりますが、まずできないんです。つらすぎて。
ですから私は、本当に実現可能な、実際に利用可能な復縁方法しか目指しません。
聖人にはなれませんから、凡人なりの最強の復縁方法を探し出します。
そしてそのためには「チキンレース」に勝たなければならないのです。
チキンレースに勝ち、主導権を手に入れる
恋愛における駆け引きの重要性については少し、ご理解頂けたかもしれません。
しかし、もしかしたらまだ恋愛における「負け」「主導権」といった言葉には抵抗があるかもしれませんね。
よく、商売の基本として「損して得取れ」とか「薄利多売」という言葉があります。
これは、ようは、短期的に見たら損だけど、その損を取ることで、回り回って後から良い結果をもたらす、という意味です。
確かに、これは大事な要素だと思います。
しかし、だからといって何でもかんでも損をつかんだり、安売りをすれば良いわけではないです。
そんなことをしたら、瞬く間に倒産してしまいますから。
ですからここでは、損をしてでも取るべき「得」とは何なのか、が重要なわけです。
そこで私が考える「得」こそが「主導権」なのです。
主導権はもう、あなたがたとえ、ぼろぼろになってでも握るべきものだと考えています。
「負け」=「主導権を取られる」ことはなぜダメなのか
主導権とは何なのか。
これは言葉の意味そのものです。
たとえば、デート場所の最終決定権や、テレビのチャンネルの主導権などもありますが、こういったものが重要なのではありません。
主導権というのは「恋愛における重要な問題を決定する権利」ということです。
ようは、相手に、
- 「振られるかもしれない、振られたらつらい」
- 「言うとおりにしないと、困ったことになる」
- 「何か問題が起きたときは、きっと助けてくれる」
と信じ込ませる力のことです。
たとえチャンネル権や献立の決定権を持っていても、主導権を持っていない場合もありますし、その逆もあります。
何もかも決める権利を持っているけれど、主導権を持っていない場合もあります。
私と私の彼女の場合は、私は料理から何から決める権利は何も持っていませんが、主導権だけは持っています^^
この主導権があると、
- 振られるかも、とビクビクすることがない
- 相手からギャーギャー怒られても、余裕で対応できる
- 相手を言いくるめることができる
というメリットがあります。
恋愛においては、この主導権を握ることができれば、相手から告白をしてくるようになりますし、フラれても、この主導権を取り戻すように頑張れば、復縁することができます。
ですから、復縁において何より大事なのが、この主導権を握ることなのです。
どうすれば主導権を握れるのか
冒頭で、《恋愛とはある種、チキンレースなんです。》とお伝えしましたが、結局、このチキンレースに勝つことで、主導権を握ることができるわけです。
たとえば、先にも述べたように「告白をしない」というのもそのテクニックの一つです。
完全に両思いだと分かっていても、そこでじらすわけです。
「別に、君と付き合えなくても、私は困らないよ」という雰囲気を見せるわけです。
本当は内心、一刻も早く付き合いたいわけです(笑)
キスをしたり、抱き合ったりしたいのですが、そこをやせ我慢するわけです。
そうすることで、相手からすれば、焦ったり、困るわけです。
焦れば焦るほど、あなたのことが気になります。
「絶対、自分のこと好きだと思うのに、告白してこないし、余裕ぶっている。気にくわないな」
そう思えば思うほど、あなたのその態度が気になり、ますます好きになってしまうのです。
恋愛弱者は、どうしてもここでしびれを切らして先に告白してしまいがちです(笑)
振られているにもかかわらず、それでも再度、告白しようとする人もいます。
こういう人は、自分勝手でもありますよね^^;
振られているのに、自分が楽になりたいから、告白するわけですから。
そうではなく、やせ我慢することで、相手を虜にすることが大事です。
テクニック1:思わせぶりな態度
ほかにも、方法はいくつもあります。
すでにあなたが元彼(元カノ)に振られている場合、「新しい彼氏(彼女)ができたかもしれない」という雰囲気をSNSで発信することで、気にかけさせることができます。
ポイントは「できたかもしれない」というところです。
「できた」ということが分かれば、気になりません。
とにかく、「あいまい」にすることで、相手の気を引くわけです。
ただし、相手の気持ちがすっかり冷めている場合はあまり効果がありませんから、冷めている場合は「人生が充実しているふり」が効果的かもしれません。
「逃がした魚は大きい」と思わせる作戦です。
テクニック2:明るさ、ポジティブさによるパワー
あとは「明るさ」も大事ですね。
明るく振る舞っている人って、それだけで威圧感ありますよね。
陽気に当てられるというか「元気だなこいつ」みたいなパワーってあるじゃないですか。
あれも主導権を握りやすくなります。
元彼(元カノ)って、どこかで振ったあなたに不幸でいてほしいものなんです。
だって、振られたショックであなたが落ち込んでいるということは、それだけ自分には価値があった、って思えるじゃないですか。
振ったにもかかわらず、落ち込んでいなくて元気にされていたら「なんだ、私が振ったことなんて、何とも思っていないんだ」と、がっかりする部分があるものです。
このように「振った相手の思うつぼにならない」ことで、意外性を出して、相手から少しでも主導権をもぎ取ろうとするのは良いテクニックだと思います。
テクニック3:笑いを交えてじらす
ですから、態度はあくまで明るく、そして受け答えにおいてはあいまいに答える戦術が、基本的にはベターなわけです。
相手をへこませ、あなたに価値があると思わせることができますから。
必ずこの作戦が効果的だとはいえませんが、一般的には、これが効果をもたらします。
そして、あいまいに答える戦術として最も良いのが「笑わせる」「笑いを取る」ことです。
あいまいに答えすぎると、ただ単に相手がイラッとするかもしれませんからね。
「笑いで煙に巻く」ということで、あいまいに答えても相手をいら立たせずに、うまく立ち回れますから、有効に使っていきたいです。
また、あまりにじらしすぎたり、誤魔化しすぎたりするのも逆効果ですから、見極めが重要です。
短気な人や、飽き性な相手であれば、じらしすぎると切れたり「もうどうでもいいや」と諦められたりしますので、相手が耐えられる限界をギリギリまで見据えて取り組むことが大事です。
相手の方が我慢強いようなら、無理にじらしすぎないことです。
DVで主導権を握ろうとする人もいます
笑わせるのも、短気な人だとむかっとする人もいますから、言葉の選択は重要ですね。
こう書くと、察しのよい方ならお気づきになるかもしれませんが、実は短気な人って、主導権を握りやすいです。
なぜかというと、怒ったら怖いですから、それだけでビビらせて主導権を握れるわけです。
ですから、あえて申し上げると、最も簡単に主導権を握ることができる力が暴力です。
DVによって、彼氏や彼女の言い分を防いでしまうことで、主導権を握るわけです。
暴力を振るうと、その相手を虜にすることができるということは「ストックホルム症候群」という現象で知られています。
もちろん、こういったことをやってはなりません。当たり前です。最低の行為です。
ですが、こういうことをしてくる人がいる、ということを知っておくことはとても大事なことです。
知っていないと、相手の攻撃を自覚できませんから。
要するに、この暴言や暴力などのDVで洗脳ができるんですね。
もしかしたら、あなたも元彼や元カノからの心ない言葉や暴力で、主導権を握られてきたかもしれません。
恋愛感情というのは、ある種の洗脳状態ともいえますから、恐怖で洗脳することで、あなたに恋をさせていた可能性もあります。
このあたりはよく覚えておいてください。
短気な人、暴力的な人は、恐怖などを使ってあなたの主導権を握ろうとします。
そういう相手の攻撃をのらりくらりとかわすことができれば、あなたが主導権を握ることができます。
この主導権を握るというテクニックは、復縁の道具ということに加えて、こういった悪人との戦いにも有効に活用できます。
ぜひ普段の生活から意識して活用してみて下さい^^