未練がましい態度はNG! あっさり引き下がって相手に気を持たせる方法

別れたそのときは、どうしても未練がありますから、

ついつい元彼・元カノに対して

「どうしてダメなの?」「嫌いになったから?」

などのメールや電話をしてしまいがちですよね。

 

たしかに別れを宣告された直後は辛さも大きいですから、

そのように相手にすがってしまうお気持ちはよく分かります。

 

しかし、そういった態度は元彼・元カノを追いつめ、

うんざりとさせてしまいます。

 

復縁を目ざすのであれば、

一度、スッパリと関係を切ってしまうぐらいの勇気がときには必要になります。

関係を絶つことがなぜ効果的なのでしょうか?

 

別れによって元彼(元カノ)も罪悪感を抱えています

基本的に、元彼(元カノ)の方も、

別れたくて別れているわけではありません。

別れようかな、どうしようかな、と悩みつつ、

どうしようもなくなって最後の手段として別れを告げたはずです。

 

ですから、相手の方にも“未練”というものが残っている場合もありますし、

未練とまではいかなくてもちょっとした後悔や、

あなたを傷つけたという罪悪感があると思います。

 

罪悪感を駆け引きに使うイチロー選手の妙技

メジャーリーグで活躍するイチロー選手。

彼はデッドボール(ボールを身体に当てられる)を受けたとき、

いくら痛くても相手に怒った態度をみせないんですよね。

挑発などはもちろんしない。

相手の顔さえも見ずに、淡々とした態度を取るのです。

 

なぜそんなことをするのか。

 

それが相手投手にとって一番辛い態度だということを知っているからです。

 

イチロー選手が怒ってきたら、

ボールを当ててしまった投手の罪悪感がいくらか和らぎます。

怒りという反応を受けて、いくらか許されたような気持ちになりますから。

 

ですが、黙々とされていたら、罪悪感の行き場がありません。

目も合わせてくれませんから、こちらが謝罪の気持ちを持っていたとしても、

それを理解してもらう術がありません。

こうしたイチロー選手の態度が心残りになって、

その投手はその後、打たれてしまったりするわけです。

 

イチロー選手は、どういう行動をすると

相手が最もダメージを受けるのか、熟知しているんですね。

 

イチロー選手が喜びを表現しないのは?

イチロー選手はこういった心理戦を他にも用いています。

例えばヒットを打って得点を入れる。

 

そのときにもガッツポーズとかしませんよね。喜びを表現しない。

「打って当たり前」とでも言わんばかりの態度を取ります。

これも相手投手には堪えるんですね。

「やはりイチローは違うな。打って当然だと思っている」

そう思わされてしまいます。

 

スッパリ関係を絶って、相手に気を持たせましょう

さて、いきなりなぜこのような話をしたのかと言いますと、

この心理作戦は復縁でも有効だからです。

別れによって、あなたはとても悔やんでいると思います。

後悔の気持ちはとても大きいでしょう。

 

ですが、ここでそれを

相手にぶつけてしまっては、相手の罪悪感が消えてしまいます。

イチロー選手の例で言うところの、

「相手投手が許された気持ちになる」というところです。

この「許された気持ちになる」と、

相手の方の後悔の気持ちが減ってしまうんですね。

こうなると、あなたへの心残りがなくなってしまう。

 

ですから、別れを宣告されたあとは、

あなた自身、相手を責めず、相手からみて

  • 「えっ、そんなにいさぎよく引き下がっちゃうの?」
  • 「それはそれで寂しい」
  • 「つれない態度だな」

と思われるぐらい、あっさりと、スパッと身を引いてしまいましょう。

 

明るく、でも残念な気持ちを隠さずに

「私のせいだね。うまくいかなくなっちゃってごめんね」と

早々と諦めてしまったかのように、早々に撤退してしまうのです。

 

こういうことをされると、元彼、元カノの方は気が気ではありません。

  • 「やけにあっさりしていたな」
  • 「元々、別れたかったのか」

そんな風にかえってあなたのことが気になり、未練がましい態度を取ってしまいます。

 

そのまま冷却期間にはいってしまうと、

ますます相手は「全然連絡してこないな」「いったいどうしたことだろう」

と心配になってくるのです。

>>冷却期間の過ごし方についての記事はこちら

 

あなた自身も一度、関係を絶つことによって心をスッキリさせましょう

このように未練を持たせることで、

相手の方から連絡が来る確率は高まりますし、

結果的にそれが復縁にもつながるはずです。

そして、相手から連絡が来ても、焦ってシッポを振って対応してはなりませんよ。

それについての記事は下記をご参照下さい。

>>復縁を成功させるための、恋愛の掟とは?【駆け引き】

 

また、スッパリと関係を絶ったことで、

初めのうちはあなたも気が気でなく、気持ちも重いかもしれませんが、

フラれたことであなたの自尊心も傷ついていますよね。

 

“仕返し”というと語弊があるかもしれませんけれども、

ある面で相手に主導権を取られすぎないですみましたから、

あなたの尊厳も守れたと思います。

 

それに、冷却期間をきっちり設ければ、

こうやって関係を切ってしまったことによるプラスの面がどんどん出てきます。

心の垢が出て、心もスッキリしてくるでしょう。

 

そんなころに、相手から連絡があれば、

より冷静に、お互いにとって身になるやりとりができるのではないでしょうか。

また、連絡がなかったとしても、

あなたの方から連絡できるような絶好の口実ができてくるはずです。

>>復縁メールの送り方についてはこちらをご参照下さい

 

すでに泥沼の対応をしてしまった方でも遅くありません。

ここが引き際だと考えて、すっと身を引いてみましょう。

泥沼の仲からすっと身を引けば、それはそれで効果が高いはずですから。