ピーク・エンドの法則をデートで使おう! 恋愛での活用事例を3つ紹介

 

最近「ピーク・エンドの法則」についての質問がとても増えてきましたので、これについて今回は答えたいと思います。

ピーク・エンドの法則って何だよっていう感じの方も多いかもしれませんが、簡単に言えば、トーク中とかデート中とかにおいて、途中経過はどうでも良くて、要は最後さえ楽しかったら、相手の心には楽しい印象が残りますよ、という話。

逆に言えば、途中がどれだけ楽しくても、最後に悪い印象を与えたら、それが残りますよ、ということですね。

なかなか怖いことですよね^^;

それでは本編に行ってみましょう!

復縁用語って結構あるんですよ

復縁用語っていうのが結構あるんですよ。復縁している人しか使わない、一般にはあまり知られていない言葉です。

「冷却期間」なんかも、よく考えるとそうですよね。みんな当たり前のように使っていますが、復縁を目ざしていないと、パッときいても、あまりよく分からないのではないでしょうか。

で、この復縁用語って、ブームってあるんですよね。

昔は「沈黙」が流行りましたね。

ようは、冷却期間中、相手に全く連絡しないことで気を引くというテクニックです。

記事にしていますので、よければご参照下さい。

復縁における「沈黙」は効果をもたらすか? 連絡しないのが好結果につながる? そして沈黙期間について

あとは、「リバウンド・リレーションシップ」ですね。これも流行りましたねー。

読者さんからこれについて山ほど質問が来たのを覚えています。

これは振られた側に起こる現象なんですが、振った側にも起こるんじゃないですか? とか、そういう質問が多かったです。

これも記事にしていますのでよければご参照下さい。

リバウンド・リレーションシップの真実…恋人を振った側に起こる心理とその確率は?

という感じで、いまは「ピーク・エンドの法則」が流行っていますんで今回、取り上げてみました。

読者さんから、毎回同じような質問が来ますので、記事にしていると「この記事に書いています」という感じでお伝えできますからね。

ちなみに、誤用している復縁サイトも結構ありました

そういえば、いろいろ復縁サイトを見ていたら、「ピーク・エンドの法則」を誤用しているサイトも結構あったので、間違えないようにしてくださいね。

誤用しているサイトでは「楽しませることが大事」「終わりが大事」と、2つのことを独立して説明しているサイトもありました。

これは間違いですので。

楽しませることが大事で終わりが大事とか、ただの当たり前のことですからね(笑)

冒頭に書きましたように、ピーク・エンドの法則とは「デートや電話などのトークにおいて、その途中経過はどうでも良くて、要は最後だけ楽しかったら(つまらなかったら)、相手の心には楽しい(つまらない)印象が残りますよ。最後が大事なんですよ。というお話です。

復縁サイトの多くは、駆け出しの新人ライターが小遣い稼ぎに適当なことを書いていますので、信じないようにして下さい。

それに振り回されて復縁が台無しになったら、取り返しのつかないことになりますので。

そういうことは全く考えずに、ライターさんたちは本当に適当なことを書いていますから、気をつけましょう。

ピーク・エンドの法則とは一体、どういうものか

で、このピーク・エンドの法則ですが、下記にどういう実験によるものか書いておきます。知っているという方は読み飛ばしちゃってください。

ピーク・エンドの法則とは、ダニエル・カーネマンというアメリカの心理学者、行動経済学者が1999年に発表しました。カーネマン氏は「意思決定」に関する心理学である「プロスペクト理論」で有名な人。プロスペクト理論についてはここでは触れませんが、これも面白いので時間がある方はぜひ調べてみてください。

で、ピーク・エンドの法則ですが、下記の実験で証明されました。

次のうち、どちらか2つを選ぶとします。

  1. 強烈に冷たい水に60秒間、手を浸す。
  2. 強烈に冷たい水に90秒間、手を浸す。ただし、最後の30秒間は、冷たい水ではあるけれども、最初の60秒よりはマシな冷たさになっている。

ふつうに考えると、時間が短い「1」を選択しますよね。どう考えても。。

ですが、実際に学生に「1」と「2」の両方を味わってもらった上で「どちらならもう一度やってみてもよいか?」と聞いたところ、なんと、80%以上の人が「2」を選んだのです。

つまり、最後の30秒間で味わった「まだそれほど冷たくない」という経験が最後に強く残っていることで、冷静な判断ができなくなっているんですね。

ようは、それだけ最後に受けた印象に、人は最も影響されるということです。

では、このピーク・エンドの法則から我々が学ぶべきことはなんでしょうか?

要するに、最後こそが大事なわけです。

途中でどれだけ盛り上がっても、最後でダダ下がりだったら全然ダメってことです。

よくある失敗

復縁デートで盛り上がって「よし、チャンスだ!」と思って、告白する。

でも、元彼(元カノ)は、まだその気にはなっていなくて「ごめん、そんな気分になれない」とダダ下がって、そのまま解散する。

これがダメですね。

こうなると、まさにピーク・エンドの法則が働いて、途中であれだけ盛り上がったのに、最後の印象が悪すぎて連絡が取れなくなるパターンです。

成功例

逆に、会って早々に告白して「ごめん、そんな気分になれない」と言われたものの、その後、挽回して盛り上がって解散できたなら、これはピーク・エンドの法則が良い方に働いて、もしかしたら関係も近づくかもしれません。

このように、シチュエーションをうまく組み立てることで、効果的にピーク・エンドの法則を使って下さい。

そもそもピーク・エンドの法則は当たっているのか 復縁に使えるのか

このピーク・エンドの法則ですが、もちろんアメリカのエライ先生が言っていることなので間違いではないと思いますが、果たしてこれが復縁でも同じように適用できるのか、というのが気になるところかと思います。

これについては、私のアドバイザーとしての経験上言えることですが、

ガチで重要です。

私の読者さんの中でも、途中は良かったのに最後がダメで、そのままダメになったとか、最初は全然ダメだったのに最後の一瞬だけ盛り上がったらそれで復縁できたという声もたくさん聞きました。

ピーク・エンドの法則は、「わりとその通りだな」「当たっているな」というよりは「めちゃくちゃ意識した方が良い」と言えるぐらいガチの法則です。

ピーク・エンドの法則を使った復縁テクニック

私自身、読者さんにアドバイスするときは、この法則をめっちゃ使ってもらいます。

とくに電話やメールですよね。

電話やメールの場合は、テクニックとして「電話(メール)が最も盛り上がった段階で切り上げる」というものがあります。

元彼(元カノ)と電話でやり取りをしていて、めっちゃ盛り上がったとします。

そして、盛り上がったその瞬間に「ごめん、キャッチが入った」と言って、元彼(元カノ)との連絡を切っちゃいます(笑)

こうすることで、元彼(元カノ)は「この続きを早く話したい」「次に話をするのが楽しみ」という状態のまま宙づりにできます。

あなたとしては

  • 「もっと話したかった」
  • 「もっと長く会話をした方が良い印象が残るのでは?」

と思ってしまいがちですが「良いところで切る」ことって大事なんですよ。

ご飯は、腹八分目が美味しいんです(笑)

そのほかのテクニック

 

メールでも、盛り上がっているにもかかわらず「ごめん、親にお使いに行くように言われたから、また後でね」とやり取りをぶった切ってしまうわけです。

デートだったら、実は1〜2時間ぐらいで、さっさと切り上げて帰ってきちゃうという手もあります。

だって、元彼(元カノ)を楽しませるパフォーマンス力って、何時間も続かないですよね(笑)

3時間も楽しませていたら、だんだん疲れてきて、パフォーマンスが下がります。

にもかかわらず、会っていたいからとダラダラ続けてしまっては、せっかく元彼(元カノ)も最初は楽しんでいたのに、ダレてきてしまい、印象が悪化します。

そうなるよりは、スパッと解散して、次のチャンスに賭けるわけです。

ただ、これらテクニックは何回も使ったらウザがられるので、1、2回にしておきましょう。

あまり露骨にやると、怪しまれますしね。

バレない範囲で、うまく活用して下さい。

ピーク・エンドの法則 質問コーナー

Q:ピーク・エンドの法則で重要なことは何でしょうか?

A:ピーク・エンドの法則において、実はめちゃくちゃ大事なことがあります。

というのは、そもそもまず「ピークが作り出せていない」という問題があるんです。

つまり、、

  • 会っていても、緊張でいっぱいいっぱいになっていて、元彼(元カノ)を楽しませられていない。
  • 何をしたら良いのか分からないから、楽しませられない。
  • 自分だけ楽しんでいて、相手は楽しんでいない。

といったような問題です。

そうなんです。

ピークのままエンドを迎える前に、そもそも楽しませることがうまくいかねえジャン、、という問題があったりします。

これが実は、さりげないながらも大問題なんですよね。。盛り上がっていないわけですから、ピーク・エンドの法則がそもそも使えない。

「じゃあやまとさん、どうしたら良いですか!!」ってことになるかと思いますが、これは私の無料メルマガで解説していきますので、良ければご登録下さい。

ということで、まとめです。

ピーク・エンドの法則とは

・「終わりよければすべてよし!」 最後の印象をとにかく良くすること

・この法則は、復縁でも言えることなので、意識しておきましょう

・でも、そもそも「終わりを良くする」ための力も身につけないといけませんよ

という感じで、今回は締めたいと思います。

それではあなたも、ピーク・エンドの法則をうまく使って、充実した復縁ライフを送って下さい!!