同棲しているカップルでよく起きる問題として、
2人の生活に息が詰まってしまい「距離を置きたい」という流れになり、
そのままカップル解消となるケースは少なくないです。
ありがちなのが、部屋の片付け問題ですよね。
あなたの几帳面な性格がアダとなった場合、どう解決すればよいでしょうか?
片付けを強要することによる失敗
あなたがズボラで相手を怒らせていたのであれば、
あなたが頑張れば済む話でしたが、
逆に、あなたがとても几帳面な性格で、相手が、
- 部屋を片付けられない
- 使った物をすぐに片付ける習慣がない
といった場合、あなたが相手を責め立てることで、
「この家にいても、落ち着けない。窮屈だ」
となってしまい、一緒に住めなくなるようです。
結局、生活においては「どちらかが折れる」必要があります。
片付けられない性格というのは、
あなたと同棲するまで何年も直せなかったものですから、
基本的には直らないものと思って生活した方が良いでしょう。
確かに、部屋はきれいに片付いている方が住みやすいですし、
見た目にもきれいですし、そして衛生的ですよね。
そのご意見は尤もだと思います。
ですが、たとえそうであっても、強要するとフラれてしまいます。
ですから、とても上手に対処する必要があります。
具体的な片付け対策は
- 散らかった相手のものを一カ所にまとめて置く
- 「これ、片付けておくね?」と片付けてしまう
このように、相手に負担にならない程度に留めておく配慮が必要でしょう。
部屋が汚いというのは基本的には良くないことではあるのですが、
その正論を盾に、同棲を機に矯正しようとするのは強引です。
正論を説くことが必ずしも正しい選択とは限りません。
また、このように相手に負担をかけずに取り組んでいく配慮と同時に、
散らかりにくい家づくりも大切だと思います。
- ゴミ箱までのスムーズな導線がある
- 脱いだ服をまとめられるよう配置する
こういった心遣いも、状況改善に役立つでしょう。
片付けが基で別れた場合の復縁
片付けが嫌いな人にとって、片付けを強要されることは非常に苦痛です。
命令されることに不満をもっていますから、
あなたの“上から目線”が気に入らない状態になっています。
これを解消するには「片付けを強要しない」というアプローチでは難しいです。
詫びるべき言葉は
「上から目線で色々と指示して、気を悪くさせてしまった」
ことについてが望ましいです。
ところが、詫びるべき言葉は上記が望ましいとしても
「あれこれ命令しない」とか「上から目線をやめる」ことを
相手が望んでいるのはないのです。
相手が望んでいるのは、あなたからの
「愛している」という言葉です。
いいですか、ここがポイントです。
気を悪くさせたことを謝りつつ、
「これからは上から目線も、命令もしないよ」というのでは解決しません。
もしそんなことを言えば「無関心」「無干渉」と捉えられてしまいます。
私に興味を持たないようにするのだな、と相手は考えてしまうのです。
大事なのは、上から目線になってしまったことや、命令してしまったのは、
「愛しているから」だということを分かってもらうためです。
片付けを強要してしまう失敗をした。
けど「愛していることには変わりがない」
だから「戻ってきてほしい」
これが最も相手の心を打つ流れかと思われます。
ぜひ取り入れてみてください。