>謝罪メールでは連絡がこない!返信がくるための3つのポイント
という記事を先日公開いたしましたが、この記事を受けてメールを頂戴しました。
謝罪メールがダメなのは理解しましたが、謝罪も必要ですよね。
謝罪すべきタイミングと、すべきでないタイミングの見分け方を教えてください。
なるほどなるほど。たしかにそのとおりですね。
謝罪は必要です。しかし、謝罪が必要でなくなるタイミングも確かにあります。
そのタイミングに関して説明不足でした。失礼いたしました。
ということで、今回はその謝罪のタイミングについて書いていきたいと思います。
謝罪することは復縁には欠かせないこと
謝罪の気持ちはとても大切です。
フラれてしまったとき、相手も悪いところがあったにせよ、相手も悪いと開き直ってしまっては、復縁なんてとてもできません。
また、
「相手も悪いからと、Aの部分については謝罪するから、あなたもBの点について謝罪してほしい。そうしてくれたら復縁も考える」
などと、フラれているのに、なぜか上から目線では、なかなか復縁は難しいでしょう(笑)
何を隠そう、フラれたあと、本当にこういった態度を取ってしまったのは私です(笑)
しかし、こう言ってやりたい気持ちはお分かり頂けると思います。
あなただって悪いところがあるじゃないか、その点を棚に上げて、何がサヨナラだ!
そう思っちゃうものです^^;
しかし、恋愛というのは、主導権を握られたら終わりなんですよね。
例えば、たとえフラれても、主導権を持っていたら「考え直してほしい」と言えば「次からは許さないよ」と言われつつも復縁できるんです。
本当は別れたくないくせに、気を引きたいがために「別れたい」と言っちゃった場合なんかは、主導権を握りたい気持ちの表れとも言えます。
結果、「別れたいなら別れるよ」と言われると、主導権を握るどころか、フラれてしまった上、主導権を強く握れたまま別れることになってしまいます。
このように、フラれた立場である以上、主導権が自分にはありません。
ですから、もしフラれてしまった場合は、主導権がありませんから、その状態では駆け引きができません。
その場合、相手に誠心誠意の気持ちを伝えるためには「Aを謝ってくれたら私もBについて謝る」ような条件闘争を持ち出しても意味がありません。
「私たち別れたんだから、別に謝って欲しくないし。サヨナラ」で、フラれられてジ・エンドです。
もう、フラれている以上は、平謝りで謝って、許してもらうしかないかな、という感じです。
ですので、謝ってもらうことは大事なのですが、理由も分からずにただ謝っているケースなどは論外ですので、ちゃんと自分が何について悪いと思っているのか、をはっきりと自覚しましょう。
そして、繰り返しになりますが、相手の悪いところをあげつらうのはやめましょう。
- 「言い訳をするのか」
- 「心の底から謝る気持ちがない」
そう相手は捉えますので、あなたにとって良いことは何もありません。
相手を引き合いに出したりは決してせずに、ただ自分のしたことに対して謝罪をすべきです。
謝罪しすぎると、相手も気分を害してしまう
しかしですね、相手も、必要以上にペコペコ謝られてもうっとおしく感じてしまうものなのです。
これについては、先に述べたリンク先でも記述しております。
>謝罪メールでは連絡がこない!返信がくるための3つのポイント
私宛の相談メールにはよく「彼氏(彼女)に対し、誠心誠意、謝罪をし、許しを乞いたい」という内容が結構きます。
確かに、その謝る気持ちは大事なのですが、いつまでも卑屈になられても、相手も自分が悪い事をしているような気がして、気分を害します。
「何か私が虐めているみたいじゃないか」
と、こう悪く捉えてしまう場合もあるのです。
ですから、謝るにしても“謝りどころ”がありますから、その謝りどころをつかんで謝らないと、相手もあなたの気持ちを汲み取ることができないのです。
では、その謝りどころ、とはどのタイミングなのでしょうか。
謝ることを、テクニックの一つと割り切って、効果的に使うべき
その前に、なぜ、謝る必要があるのかをよく考えてみましょう。
「彼氏(彼女)を傷つけることをしたからに決まっているじゃないですか」
そうです。
それが模範解答です。
ですが、私たち復縁希望者にとって重要なのは、復縁することです。
傷つけることによって、傷めた交際相手の傷を回復させることが狙いなわけです。
となると、そんな模範解答ではなく、本当に必要なことは、
「謝罪とは、復縁するための手段の一つである」
という考え方ことをもつことです。
謝罪をすることで、
- あなた自身の心の痛みをスッキリしたい
- 気持ちを伝えて許しを乞いたい
- 交際相手に喜んでほしい、心を和ませてほしい
と、そう答えることが優等生的回答ではありますが、ここはもうズバリ、謝罪をテクニックの一つとして割り切って考えていきたいと思います。
そうした場合、この「謝罪」を用いるタイミングというのは、その謝罪が復縁に効果をもたらすときだけで良いのです。
謝ったところで、相手の心に響かないタイミングであれば、謝り損ですし、むしろ、先に述べましたように、相手の気分を害してしまいます。
ですから、あなた自身、もしかしたら謝罪することで、自責の念を解消させ、楽になれるかもしれませんが、相手には何にも響いていません。
それでは謝ったって何の意味もないわけです。
それでは復縁はできませんので、謝ること、謝罪をきちんと技術の一つとして考えて、適切なタイミングで謝罪していくことが大事です。
謝罪のタイミング
いつものごとく前置きが長くなってしまいましたが(笑)、謝罪のタイミングについていよいよ書いていきたいと思います。
私は、復縁において大事なのは“元彼・元カノの気分を良くすること”だと思っています。
「いや、そんなの当たり前じゃないですか」
と、そう思われるかもしれませんが、これが皆さん、結構できていないんですね。
相手のためを思っているようでいて、全然、相手の心に響かない、あまり意味のないことをやっていらっしゃる方が結構多い。
これは謝罪すべきでないタイミングで謝罪することも然りですし、プレゼントで許しを乞おうとしたり、こっちが恥ずかしくなるようなロミオメールを送ったり、相手のご機嫌を取ったり、わざとおどけてみたり、と見当違いのことをされている方が多いのです。
これは私への相談メールでの経験上、実際に体感していることです。
ですから、我々がすべきことは“この行動が果たして本当に、相手の気分を良くするのだろうか?”と、吟味してから行動するということなのです。
となると、謝罪するタイミングについての回答はこうなります。
つまり、謝罪をすることで、相手の溜飲が下がるのかどうか、を見極めるということです。
この言い方だと難しいかもしれませんね^^;
もう少し簡単に言い直しますと、
要するに、
謝罪をすることで、あなたと相手との間の空気感のようなものが一層重くなりそうなタイミングでは、謝罪をしないようにすべき
だということです。
謝罪をすることで、相手が「あ、反省してくれたんだな」と思い、相手の中の重苦しい気分が、ふっと軽くなってくれそうな雰囲気があれば、謝罪は効果的です。
ですが一方で、謝罪をすることで、
「これ以上、謝られても気分が重くなるだけ」
「この人は謝っているばかりなので、話していても暗くなってしまう」
と、このように受け止められそうなタイミングでは、もはや謝罪は通用しません。
もう、あなたからの謝罪はお腹いっぱいになるほど受け止めており、これ以上は別のデザートで満たしたい気分になっているのです。
この段階に達している場合はもう、謝るのではなく、別の行動をとりましょう。
謝罪と同じぐらい大切なこと、それはあなたが前向きであるということ
ではその、別の行動とは何か。
それは、あなたの前向きな態度を見せるということです。
私がメール相談でも口を酸っぱくし、何度も繰り返しお伝えしていることは、前向きになるということです。
相談メールをくださる方は、まあ失恋したから無理もないのですが(笑)、結構ウジウジとされており、自信を喪失されています。
自信喪失になり、前向きな気持ちがなくなりますと、気分が暗くなり、雰囲気が重くなりますよね。
そんな態度の人と、果たして誰が復縁したくなるでしょうか?(笑)
謝罪の気持ち、というのはとても大事なのですが、謝罪すること、あるいはかわいそうな自分に酔ってしまっている人もたまにいらっしゃいます。
- フラれてしまったかわいそうな私
- その私が、必死に謝罪している
- だから許してほしい
言い方は悪いですが、こういう図式を使って復縁されようとする方も多いんですね。
その気持ちもわからなくはないのですが、これでは復縁はできません。
暗い人、重い人とは復縁したくならないからです。
ですから、謝罪による復縁が難しそうな場合は、気持ちを切り替えて、前向きな態度で交際相手に接していこう、とすべきです。
謝罪の気持ちから前向きな態度に切り替えると、なんだかキャラが変わってしまう気がしてやりづらいかもしれませんが、ものすごく大事なことです。
まとめ
前向きになるべきと申し上げましたが、謝ることを軽視しているのではありません。
しっかり謝ってもいないのに、前向きになられたら、相手もキレます(笑)
これも繰り返しになりますが、一体自分の何が悪かったのか、どこに相手が気分を害していたのか、その点を深く理解し、深く反省し、深く謝罪をすること。
これは復縁の第一条件です。
ですから、前向き云々は、しっかりとこのポイントを押さえてから取り組むようにしてくださいね。