どうしても短気が治りません。
自分が謝ったりすることも嫌いです。
素直に謝ったできません。
この性格を直したいです。
というご相談をいただきました。ありがとうございます。
こういう性格でお困りの方は多いと思います。
謝れない、頑固、短気、だいたいこういったことが別れの原因につながりやすいですから。
では、こういった短所をどのように克服していきましょうか。
私も短気で素直ではないです
こんにちは。
復縁アドバイザーのやまとです。
ちなみに、何を隠そう私も短気です。
そしてせっかちです。
口先で謝るのは得意ですが、心の中で舌を出してしまうタイプですね(笑)
プロフィールにも書かせていただきましたとおり、私もなかなかクズな性格だったので、ひねくれぶりには負けない自信があります。
逆に言えば、そんな私でも復縁できたわけです。
やっぱりそれは、コツというか、自分の悪いところを見つめ直すテクニックを生かせたからだと思うんですね。
さて、それはどういったテクニックでしょうか。
短気な性格を無理に変えようとしなくて良い
短気という性格を直そうとするのは難しいです。いきなり性格を変えるのは、なかなかできないでしょう。
よく恋愛のサイトとかを見ていると「短気はよくないので、落ち着いて対応するようにしましょう♪」みたいなことが書かれています。
いや、それは分かるけどどうやって?
とか思ったりしませんか(笑)
こういう毒にも薬にもならないアドバイスを垂れ流しているサイトをみると本当に腹立たしいですね(おっと、短気が出てきた笑)
それができねーから悩んでいるんだよ!という感じですね^^;
難度の高いことを気軽に言ってくれるサイトはたくさんありますが、そんな絵に描いた餅のようなことをしても復縁できません。
なるべく現実的に、対応可能な方法を取っていくのが私の方針です。
自分にできないことを人には勧めません。できる範囲で頑張っていけばいいじゃないですか^^
短気さを直すより大事なこと、それは自分を理解し受け入れること
ということで、短気は治らないので、そこを無理して修正していくことはありません。
大事なのは「自分は短気だ」ということを理解し、受け入れることです。
この自分のネガティブな部分を受け入れることができている人ってなかなかいません。
「受け入れる」と言うとなんかカッコイイですが、ようは「短気でもいいや!」と悪い意味で開き直っちゃうわけですね。
あえて“悪い意味で”と書きましたが、確かに短気な自分の性格を許容することは良いことではないかもしれません。
しかし、先にも述べましたように、短気を直そうとするのはかなり難しいことです。
ですから、私の方針としては「短気は短気でいいや!」と自分を受け入れつつ、その対処と適切に向き合う、対処する方がずっと簡単で、大事だと考えていくわけです。
短気な自分にとって大事なのは、まず短気な部分が出てきてしまったとき、つまりイラッときてしまったときに
- 感情のままに任せてキレてしまうか
- それとも落ち着いて対処しようと考えるか
どっちが得なのか? を考えてみることです。
感情のままに任せてしまったから、フラれてしまったんですよね?
感情のままに任せると、一時はスッキリするかもしれません。自己の正当性を主張したり、自分の有能さをアピールすることは楽しいでしょう。
しかし、恋愛というのは正しいかどうかではないんですね。◯か×を決めるものではないのです。
自分の怒りを開放したせいで、フラれてしまったのであれば、自分がいくら正しくても意味が無いですし、失恋すれば元も子もないですよね。
ですからまず考えるべきことは、
感情のままに行動することは損でしかない。
そう気づくことです。
とくにイラッとしたときは自分自身を見失いがちですが、そこで自分の苛立ちに気づけるかどうかは大きな分かれ目だと言えるでしょう。
なぜ、自分の怒りを制御するのは難しいのか
さて、そうは言っても、自分自身が苛立ちに飲み込まれた時、それを制御するのは困難かもしれません。
我慢すれば我慢するだけ、相手に対して不満が溜まってきますから、いまそのときは怒りを我慢できても、のちのちまで尾を引けば、あとでついグチグチ言ってしまったり、メールをしたときに変な態度をとってしまったりして。。
そうなると相手も「やっぱりあのとき怒ってたんでしょ。その時に言えばいいじゃん。あとから機嫌悪くならないでよ」となるでしょうね。
このように、感情と向き合うことができても、それを整理するのは至難の業なのです。
では、どうすればいいか。
ようは、何で怒りを我慢したくないのか、我慢できないのかといいますと、自分がそれで損をしていると思ってしまうからなんですよね。
先に述べましたが、怒りを発散してしまったら損なわけですが、たとえ我慢したところで、自分の気持ちは相手に分かってもらえない、我慢するだけ損だ、と我慢したら我慢したで、損したような気分になってしまうのです。
自分だけが不利益を被っているような気がしてくるのです。
だから謝りたくない。謝ると、自分が不利になり、自分の立場が弱くなるからです。
この点がひっかかってしまい、短気さや謝りたくないという感情に直結してしまうのです。
自分の気持ちを伝えることの重要性
そこで私が考えた対処法を伝授したいと思います。
ようは「自分だけが辛い目にあっている」というこの気持ちが怒りにつながり、そして謝りたくないという感情につながっていくのですから、「自分だけが」というこの状態をやめましょう。
そのためにどうするのか。
それは、まずムカッとかイラッときたときにその気持ちを相手に伝えるということです。
- 「今の言い方はなんか嫌だった」
- 「そんな態度を取られると傷つくよ」
と、いまの気持ちを率直に述べるわけです。
そうすると、相手から一方的に不利益を被っているわけではなく、自分はダメージを受けた、と相手に宣告することで、相手も巻き込むことができます。
つまり「お互いの問題だよ」という風に伝えるわけです。
自分がどういう気持ちなのか、どういう状態なのかを相手に伝えることは、かなり自分の心を楽にさせます。
自分一人で負担を抱えなくてよいからです。
しかし、ここで気をつけたいのは、
- 「いまの言い方イラッとしたんだけど?」
- 「なんでそんなふうな態度取るの?」
などと、疑問系にしないことです。
こうなるとバトルが勃発してしまいます(笑)
ただ単に、自分の気持ちを言葉にするだけに留めましょう。
素直に謝ることができないときも同じです。
「◯◯だから、謝る気持ちになれない」
「悪いとは思っているけど◯◯な気持ちも抱えている」
と正直に気持ちを伝えます。
そして、それで相手がどう反応するのか様子をみてください。
その後、相手がどのような反応をとったにせよ、それに対するコメントをまた述べるのです。
ポイントは、感情的にならずに、感情をひたすら繰り返し伝えていくということです。
これだと、相手も感情的になりませんから、冷静に話し合うことができます。
そして、冷静に話し合う時にありがちな、駆け引きのようにもなりません。
ただ正直に、お互いが気持ちを話し合うようになり、バランスの取れた話し合いができるはずです。
まとめ
ポイントはやはり、短気である、謝れない、そんな自分を許容してしまうことですね。
許容することができたときに初めて、自分の短所を冷静に見つめることができるからです。
そして続いてのポイントは、そのイラッとした気持ちを、いかにちゃんと言葉にできるか、です。
自分がどう感じたのか、どういう気分でいるのかは、相手には伝わっているつもりで伝わっていないものです。
言葉にして初めて「あっ、そんな風に思っていたんだ」と気づくこともしばしばです。
ですから、思っていることはぜひ、しっかりと伝えるようにしてみてください。
これが短気さ、謝れない状況に適切に対処する方法です。
どうしても謝れないというあなた、ぜひ試してみてくださいね^^