失恋したら、真っ先に取り入れたい考え方とは？

人には誰にでも、持って産まれた使命というものがあるのではないでしょうか。

世の中が、乗り越えるべき課題というか、問題を与えてくれるわけです。

それらの苦難は、長い間、あなたを苦しめるかもしれません。

復縁においてもそうです。

失恋があなたをまた一つ成長させる

我々が復縁の際にぶち当たる壁というのは、つねに自分の内面の問題です。

わがまますぎたり、攻撃的すぎたり、嫉妬の感情が強すぎたり、

相手をコントロールしようとしたり、すぐにいい加減になってしまったり。

こういった自分の問題が立ちふさがってしまったことが、結局、

自分の失恋を招き、復縁を遠ざけてしまっていると言えるでしょう。

しかし、これも何度も申し上げていますが、

これはこれで良かったのかもしれませんよ。

失恋という事実が、あなたを成長させてくれるわけですから。

あなたのワガママさを、誰も注意してくれなかった。

けれど、失恋、そして復縁を目ざすことで、自分の課題に立ち向かうことができた。

ある意味で、この失恋があなたを救ってくれているわけです。

もちろん、いきなりそんなポジティブに考えることは難しいかもしれませんね。

しかし、ポジティブとまでいかなくても、

その事実を受け入れることができれば、それだけでも素晴らしい成長です。

「そういえば、私はわがままだったな」

そう思えるだけでも、立派なことだと思いますよ。

あなたの心が悪いわけでない、あなたらしくなかっただけ

そしてもう一つ言えば、

わがままなあなたや、嫉妬深いあなた、口が悪いあなた、

どのあなたも、「あなたらしくない！」と思います。

あなたが、あなた自身らしさを見失った時に、

こういったあなたの悪い部分が出てくるのだと思います。

ですから、たとえば「わがまま」が招いた失恋だとしても、

「なんて自分はダメな人間なんだ」と悲観的に考えることはありません。

「あなたらしくなかった」

それだけのことです。

本当のあなたが、優しくて、人当たりが良くて、

人のために率先して行動できる人だということを、私は知っています。

ですが、たまたま「あなたらしくないあなた」が

表に出てきてしまったせいで、失恋につながってしまったのです。

ですから、自分を必要以上に責めることはありません。

これから、気をつければ良いだけのことですから。

というのも、その罪の意識が再び、

あなたに「あなたらしくない」行動を取らせる要因となるからです。

自分を戒めるための罪の気持ちですが、

その心の負担が引き金となってまた、ネガティブな思考を作るからです。

罪の意識を大きく持つことはありません。

そのせいで、復縁に向けて前向きに取り組む気力を

失ってしまっては意味がないですから。

だから、罪悪感は捨てましょう。

自分自身を責めること、自分をダメな人間だと思うこと、

そんなことを考える必要はないのです。

「あなたらしくない」自分を乗り越え、罪悪感を乗り越えたとき、

課題をクリアした暁に、新しい一歩が踏み出せると思います。