交際相手にひどい仕打ちをしていても復縁できるのか

贖罪

別れるときに、ひどい暴言を吐いてしまった。

別れる前の付き合い方があまりにひどかった。

 

そんな理由から、復縁を諦めてしまう方がいらっしゃいます。

いや、本当は諦めたくないのですが、別れ方が酷すぎたせいで、

復縁がうまくいくイメージを持てないのです。

そういった方はしばしばこう口にされます。

「一体、自分には復縁を望む資格があるのだろうか」と。

 

贖罪

キリスト教の言葉で“贖罪”(しょくざい)という言葉がありますよね。

    善行を行って、罪滅ぼしをすること

です。

私はクリスチャンではありませんが、この贖罪という言葉がよく頭に浮かびます。

そもそも生きることというのは、ある意味で贖罪です。

 

他の生物のいのちを頂いているわけですから、それに報いなければなりません。

と、急に大きな話になってしまいましたが、

私はこの復縁を求める行為も、ある意味で贖罪だと思います。

復縁はもちろん成就するものですし、

成就するためにこのサイトで勉強して頂いているわけですが、

究極的に申し上げれば、大事なのは復縁できるかどうかではありません。

一番の問題は、あなた自身があなたの本当の優しさであったり

本当はもっている広い心に気づけていないことです。

 

その心の花が開かれることが最も大事です。

あなたがあなたらしくないから、喧嘩をしたり、

交際相手とうまくいかなくなったのです。

 

ですからまず、あなたの心を開いて、

あなたがあなた自身の本質的な“善”、“良さ”に気づくことが大切なのです。

あなたはいままで、自分自身を誤解してきたのです。

あなたはもっと人に愛されて、もっと人に大切にされる人間です。

 

そしてそのような自分に気づけた時、そのときにこそ、

贖罪の気持ちが生まれ、その気持ちを交際相手にも伝えるのです。

そうすることで相手もあなたに吐かれた罵倒、暴言があなたの本心ではなかったと理解してくれます。

 

相手の中の、あなたという人間に対する誤解を解くことです。

そうすれば結果的に、復縁が成就するのです。

 

しかし、すぐにあなたの贖罪の気持ちが伝わるかどうかはわかりません。

粘り強く、一進一退でチャレンジするしかないでしょう。

 

とにかく、そういった場合、復縁は二の次です。

そもそも交際相手からしてみれば、

あなたと復縁するかどうかは二の次、三の次のことになっています。

 

あなた自身も、復縁に踏み込むことに抵抗があるようでしたら、

復縁というものをひとまず頭から消して、

ただ贖罪の気持ちを持つようにしましょう。

その気持ちがやがて、結果的に復縁につながっていきます。