復縁のための自己改革シリーズとして、
今回は「ありがとうの効果」について話したいと思います。
元彼・元カノに「ありがとう」を伝えるというよりも、
冷却期間中などの過ごし方として役立ててほしいです。
つまり「ありがとう」を上手に使うことで、
あなたの内面を変えていき、復縁が成就しやすい自分をつくるという取り組みです。
「ありがとう」を言うことで、本当に環境は変わるのか
よく、感謝の気持ちを伝える癖をつければ、
周りの人間関係も良くなって、自分の人生を楽に生きられる、
などと書いている本があります。
確かにそうかもしれませんね。
しかし、何か見返りを求めて感謝するなんて、おかしくないか?
と思ってしまったりします。
ところがですね。
見返りの気持ちがたとえあろうとも、
ありがとうを伝えることはかなり効果があるということが、
私自身の実戦でよく分かりました。
「ありがとう」が苦手な日本人
感謝の気持ちって、なかなか伝えていないものですよね。
よく言われるのが、一般的に日本人が海外に行くとき、
たった一つ、何か英語を覚えるとなると
普通は「ありがとう」を覚えるものだそうです。
しかし、海外の人が日本に来るとき、
覚えるべき単語として勧められるのは「すみません」らしいです。
つまり、日本は感謝というよりは謝罪の国なんですよね。
謝罪することがとても多い。
けど一方で感謝の言葉を述べる機会は滅多にない。
先の例は、それを端的に表した言葉のように思います。
ありがとうの伝え方
「ありがとう」を伝えるためのコツなんですが、
それはわざわざ伝える、ということですね。
わざわざ伝える、というのは、たとえば、
ちょっとした手助けをしてもらったときって、
お礼を言っても簡単に済ませてしまいますよね。
「ありがとうね」みたいな感じで。
これを、ちゃんと「ありがとう」と目をみて伝えるということです。
これって、小さなことにも思えますよね。
そして、たったこれだけの違いで何か変わるのか? と思ってしまいます。
しかし、これが実はとても大事なんです。
実際に、試してみられるとよくお分かりになるかと思います。
ただ単に「ありがとう」で済ませていたような場面で、
「さっきはありがとうね。あなたが助けてくれたおかげで、とても楽になった」
改めてそのように伝えますと、相手ははじめ、戸惑います。
しかし、何だか心の中は深く癒されるんでしょうね。
相手の中で、あなたへの気持ちがすっかり変わってしまうのです。
素晴らしいことですよね。
そうすると、相手の態度も少しずつ変わってきます。
あなたに対して、優しい振る舞いをしてくれますし、
困った時に助けてくれるようになります。
ですから、何か改まった時にお礼を言うのが大事なのではないのです。
普段、何気ないとき、さりげなく手助けしてもらったときこそ、
しっかりと、深い気持ちをもって「ありがとう」を伝えてみて下さい。
相手の反応がみるみる変わっていきますよ。
このようにして自分を変えていくことができれば、
いずれ復縁も近づいてくるはずです。