「割り勘の支払いに彼女が冷めてしまい、振られてしまいました。割り勘はダメですか?」
というご相談を頂戴しました。
ありがとうございます。
そうですね、、私も昔は「男なら奢って当たり前」などと考えていました。男なんだから、それぐらいしようよ、みたいな。
しかし、ナンパばかりしている友人から「奢ったからといって、エッチできるわけではないよ」と教わったのです。
これは目からウロコでした。
普通、奢らないとエッチさせてもらえないと思いますよね。
なんだかよく考えると変な話ですが、奢ってくれたから「素敵!」となって、エッチをさせてもらえるような、そんなイメージがありますよね。
しかし、不思議なことに、奢ったところで、エッチにつながるわけではないそうなのです。
それどころか、奢ってばかりの関係だと、絶対にうまくいかないとも言っていました。これは一体、どういうことなのでしょうか?
奢らないで本当に大丈夫?
奢らないで、エッチをすることができる?
こんなことを言われても、我々モテない人間には到底理解できませんよね^^;
奢らないでエッチをする、というのはもはや、天文学的な計算でしか割り出せない難問のような気がしてしまいます。
彼はもしかして、良い格好を言って、嘘をついているのでしょうか?
私にはそんな疑念が湧いてきました。
しかし数年前、彼の発言を裏付ける証拠を、なんと女性側の意見から得ることができました。
割り勘の方がモテる理由
その女性は、恋愛巧者で、たくさんの恋愛を経験し、また色々な人にたくさんの恋愛アドバイスを送っている人で知られていました。
ですので私は、先のナンパ友人の発言について、彼女に質問をしてみたのです。
奢らなくても、女性はエッチをさせてくれるのか、と。
すると彼女の答えは
「割り勘にすると、女性側は何か損をした気分になる。その損した気分を男性側にお返ししてもらいたくなる。お金で返してもらえないとなれば、何か自分にサービスをしてもらうしかない。となると、てっとり早いのは『身体で』ということになる」
ということでした。
なるほど! そういうことなんですね。
割り勘によって、女性側が割を食ったような気分になるのは確か。しかし、その損した気分を「何かで代わりに返して欲しい」という心理になるということです。
そして彼女は「ホストにハマるのは、この心理。お金を払ってるのだから『その分、楽しませてくれよ』という気持ちが女性側にある」のだそうです。
これは実にわかりやすいですよね。私も納得し、そして感心しました。
私も恋愛はギブアンドテイクであり、ギブだけの関係、テイクだけの関係は成り立たないと考えていますが、まさにこの出来事は、それを裏付けてもらったような気がしました。
>愛とは見返りを求めないもの? 恋愛は「ギブアンドテイク」か「ギブアンドギブ」か?
どうすれば綺麗に割り勘ができるのか?
しかし、ここに一つの疑問が生じますよね。
ではどうして、世の中には、割り勘をしたことでフラれてしまう男性がいるのでしょうか?
ところが、これには実に明確な回答があります。
どうすれば、割り勘にしてもフラれないのか。
簡単だけど難しい答えですが、それは、相手を楽しませること、です。
あなたが楽しければ、相手のお金の払いは良くなります。
全然楽しくもないのに、お金を払わされてしまっては不満も残りますが、うまく楽しませてもらえれば、お金は払ってくれるようになります。
「やまとさん、そんな意見は信じられません。私は彼女を楽しませるようにしていますが、それでも割り勘にはできません」
といった方もいらっしゃるかもしれませんが、それは少し工夫が足りないと思います。
例えば私なら
「今日はA子の奢りやもんな。ゴチになりまーす(笑)」
「えっ、今日は出してくれる系なん? 悪いなあ、ありがとう(笑)」
というように、あらかじめ「奢ってくれ」アピールをしておきます。
そこからなら「奢ってくれへんの? しゃーないな、じゃあ半分出したるわ(笑) 特別やで(笑)」みたいな感じで、仕方がないから払ってあげるというような方向性に持っていきます。
こんな方法が本当に通じるのか? と思われるかもしれませんが、ようは、そこに至るまでにどれだけ楽しませられているか、です。
相手がゲラゲラ笑っていたり、この人って楽しいな、と思ってもらえていたら、ある程度なんでも受け入れてもらえます。こちらが払うといくら言っても、奢ってくれる人もいます。
笑いさえ取れていれば「火のないところには煙は立たんっていうやろ? だから奢らん時には奢らんねん俺は」などと意味不明な理屈に持ち込んだりすることもできます。
ただし、これが通じない相手もいます。どうしても奢って欲しい、それしか認めない、という人もいます。
そういった人に対しては、奢るしかないと思います。
しかし、そんな了見の狭い人と付き合って、本当に幸せになれますか? その点をよく考えてみてください。
奢ってばかりの関係は、必ず破綻する
また、今回の記事のはじめのあたりに、友人のナンパ師が「奢ってばかりの関係だと、絶対にうまくいかない」と言っていたと書きましたが、これは確かです。
毎度奢らされるような関係は、本当にうまくいきません。
なぜか?
普通は「奢れば奢るだけ、相手はきっとお返しをしてくれる」と思いますよね。
しかし、世の中そうはうまく言っていません。
奢りまくっていると、やがて相手は奢られることに慣れてしまい、奢られることに感謝をしなくなります。(始めから奢られて当たり前、という人もいますが、それは論外です^^;)
自分には奢られて当然の価値がある、と思い始めるのです。
そうなると、あなたに恩返しどころではありません。
調子に乗って、どんどんアレが欲しい、アレがしたい、と言って、次々と奢らされてしまいます。
そして、一向に恩返しはしてくれません。
つまり、奢りまくる関係は、相手を調子づかせるだけなのです。
仮にあなたに十分な収入があっても、なるべく対等な関係を築くようにしましょう。
お金で返してもらうとかではなく、例えば家事をやってもらったりなどして、お返しをしてもらいましょう。
専業主婦の女性でたまにどんどんかかあ天下になるのは、女性に与えすぎるからなのです。
身の程を教えてあげることも大事なことなのです。
使えるお金を制限したり、贅沢を抑制したりして、まともな金銭感覚、生活感覚、人間性を保ってあげることを意識しましょう^^
明るい貧乏アピールで、彼女の母性をくすぐる
また、お金がないのであれば、明るく貧乏アピールをすることも大事です。
暗い貧乏は深刻ですが、明るい貧乏に対しては「私が支えてあげなきゃ」と思ってもらえる可能性もあります。
- 「ちょ、さっき財布が爆発してん」
- 「こないだバルサン炊いたときに、札から足生えてきて逃げてった」
など、「この人は、お金がないみたいだけど楽しい」と思ってもらえたら、割り勘でも許してもらえます。
また、たとえ割り勘じゃなくても「2千円だけもらう」という手があります。
3千円だと「払わされた」という感じを受けますが、2千円だと納得してくれる女性が多いです。
お金がないという言い訳も、うまくやりましょう。
競馬ですった、など、ギャンブルでお金を失ったというのは印象が悪いですが、株で大損した、などと言えば、納得してくれる人が多いです。逆に「株をやってるんだー」みたいな感じで、大損した設定なのに賢いと思ってもらえて、意外とポイントが稼げたりします。
とにかく大事なことは、お金がないことに対して、暗くならないことです。
「ごめんね、給料少なくて。食べていけるぐらいはなんとか頑張るね」みたいな感じを最初から出してしまうと、「この人って、暗いな。貧乏生活になりそう」と思われてしまいます。
ですが、明るく楽しく振舞った後で同じことを言えば「私が稼いであげなきゃ」と思ってもらいやすくなります。ようは、女性側の心理を、どのようにもっていくか、ということです。
キャッシュフローゲームを始めよう!
ただ、将来のことを考えますと、お金は少しでもあった方が良いかもしれませんね。
また、女性に愛想を尽かされないためや、将来に希望や夢をもってもらうためにも「いまは苦しくても、いつかもっと楽な生活をさせてあげるからな」ということをしつこいぐらい伝えておくと「いつかはもっと幸せになれる」という未来志向になれますから、将来性をアピールするのに適していると思います。
「そんなことを言っても、お金は増えない」と思われる方は、経済の勉強をされて、何か手に職をつけられると良いかもしれません。
私も実は投資をやっていたりします。
ベストセラーで今でも人気の本に、ロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」という本がありますよね。
私もこの本に感銘を受けまして、本で紹介されているお金のことが簡単に学べるというボードゲームの「キャッシュフローゲーム」というものをやってみました。
このボードゲームは1人ではできませんので、複数でやることになるのですが、ルールも難しいので、素人だけだととてもできません。
ですので私は、場所を借りてキャッシュフローゲームをやっている「キャッシュフローゲーム会」というものに参加して、やり方を説明してもらいながらやってみました。
この会だと、みんな素人ですが、指導者がやり方を教えてくれるので、楽しく遊びながら、お金のことを学ぶことができます。
私の場合、やってみた結果「すぐに投資をしたがる、積極投資型」タイプだということが分かりました^^;
かなり心当たりがあるな、と感心した次第です^^;
しかしこのキャッシュフローゲーム会は、マルチ商法を勧められたりなど、詐欺の会も多いです。
ですので、とても注意が必要です。
私が参加した会は、まじめにやっていらっしゃる方が主催者なので、安心です。
参加費も500円でしたので、お金もかかりません。
東京でしかやっていないのが難点ですが(私は大阪在住なので、東京まで行ってやりました^^; ただ、その価値はありました)、オススメですのでぜひ参加してみてください。