復縁を目指す立場である以上、元彼(元カノ)に対して強く出にくいものですよね。はっきり物を言って、嫌われてしまったらどうしよう?
そう考えてしまいませんか?
しかし、そのトラブルを避けようとする性質が、あなたを失恋へと導いたのかもしれません。
今回は、
- どうすれば思っていることを口にできるか?
- 思っていることを口にすれば、どんなメリットがあるのか?
についてお話ししていきたいと思います。
思いを伝えないことによるトラブル
こんにちは!
復縁アドバイザーのやまとです。
復縁相談に乗っていると、どうも思っていることを口にしないという方が多いですね。
やはり
- 思っていることを言って嫌われたらどうしよう
- 言い争いになるような疲れることはしたくない
- 言い訳はしたくない
- 自分さえ我慢すればいいことだ
と考えて、思っていることを口にせず、心に留めておく人が多いです。
しかしですね。これにはいくつかの弊害があります。それではまずはその点から見ていきましょう。
思っていることを口にしないことによるトラブル
まず、
態度に出てしまう
やっぱりこれですね。態度に出さないつもりでも、ついつい態度に出てしまう方がいます。
なんだかよそよそしい態度を取ったり、急に冷たくなったり、喧嘩腰になったり。
不満なんてないようなふりをしつつ、どこか態度が違う、なんて方は多いのではないでしょうか。
こんなことをすると、かえって相手は気分を害しますよね。
「気に食わないなら、言えばいいのに。言わないで態度で不機嫌さを出すなんて、余計に不愉快だ」
このように相手は思ってしまうでしょう。
あなたとしては、相手を気遣って「気にしないように、そして態度に出さないように」と思っていらっしゃるのでしょうが、しっかり態度に出ちゃっているのでしたら、改めるべきでしょうね^^;
問題が解決しない
自分さえ我慢すれば、、の精神で我慢するのは結構ですが、それで問題が解決しなければ、意味がないですよね。
あなたとしても、復縁したいという気持ちがありますから相手には強く出られないのだと思います。
しかし、あなたが黙っていることで、相手もあなたの気持ちがわかりませんし、相手がもし間違っているなら、相手のためにもなりません。
そして、問題が発生しているにもかかわらず、そこにあなたが言及しないとなれば、相手に責任を放棄していると取られかねません。
黙っている=責任放棄、と見られやすいです。
こうなると相手は「私のことを大事に考えていない」と取る場合もあります。
ですのでこの点は意識しないと、さらに関係は悪化します。
空気が重くなる
これまでも私は復縁における空気の重要性について書いてきました。
明るく元気な性格、楽しいキャラクターというのがやはり復縁しやすいんです。
- 「私は根暗だからだめだ」
- 「俺はクールなタイプだから無理だ」
そう思われる方も多いのですが、別につねに明るく元気でいなければならないわけじゃないんですよ。
私が重視しているのは、相手を幸せにしたい、という気持ちがあるかどうかなんです。
幸せにしたいという気持ちがあるなら、例えば相手を和ませたり、相手をちょっとホッとさせられるような一言が思いつくと思うのです。
ですから、そういった明るい空気を作るためにも、やっぱり「会話」はちゃんとしなければなりません。会話がなければ、関係って成立しませんよね。
話をしないなら、ひとりでいれば良いのですからね。
言い争いを避けるためのポイント
しかしですね、話し合いをするにしても、例えば相手がすぐに喧嘩腰になりやすいタイプだったり、自分がすぐにカッカしやすいタイプだと、なかなか気持ちを整理して話をすることが難しくなると思います。
となると、うまく工夫をして話し合いをする必要がありますよね。
どのように話し合っていくべきでしょうか。
すぐにカッとなりやすい相手の場合
カッとなりやすい人というのは、自信がない方や、あまり人に信頼されていないのではないかと心配されている方に多いです。
こういった人を相手にするときは、あなたに敵意がないことを表すために、ニコニコ笑いながら話しかけることです。
そして、できるだけ相手を否定せずに、相手をうまくおだてて、なだめながら、あなたの意見を言ってみてください。
カッとなりやすいので、あまり聞く耳を持たないタイプもいますが、聞いていないようで聞いているのがこのタイプでもあります(笑)
こちらが誠実に対応すれば、口ではイライラした態度をみせても、意外にきっちりと対応してくれたりします。
ですので、こういった相手の場合にあなたが注意すべきなのは、
- あなたまでイラっとしてしまわない
- 真摯に対応する
- 伝わっていないようでも、実は伝わっていることを頭にいれる
ということです。
誠実に、真摯に対応するとわかってくれますので、根気良く頑張ってみましょう^^
自分がカッとなりやすい場合
相手ではなく、自分がカッとなりやすくて話し合いが難しい場合もあります。
カッとなりやすいのは、上でも書きましたが自信のなさの表れである場合が多いです。
自信がない上に、いろいろなことを言われてしまうと、自分が必要とされていない気がして、防衛反応として自己主張してしまうのが怒りなんですよね。
そんなあなたが最も注意すべきことは、論点が何なのか、ということです。
論点はあなたの個人的なことではなく、また、相手を責めることでもないですよね。
問題を解決することです。
ですから、怒りによって自分を見失いそうになったときに、まず考えるべきことは「何のためにこの話し合いをしていたのか」です。
個人攻撃に感じても、そこを気にしてしまっては話が前に進みません。前向きに取り組むために一度、自分のことは置いておいて、問題を解決すること、あなたの意見を正しく相手に伝えることに意識を集中させましょう。
怒りで自分を見失うのは、問題解決への集中力が欠けているということだと思います。
正しい判断をし、正しい決断をするためにも、適切な対応が求められるといえます。
相手にうまく気持ちを伝えるためのトークテクニック
どうしても人に伝えるのが苦手! という方のために、簡単なコツをご紹介させていただきます。
ポイントは
- 焦らず丁寧に
- 自分が何を思ったのかを伝える
- 解決策をいくつか提示する
の3つです。
焦らず丁寧に
相手が高圧的な態度だったりすると、自分自身も何が言いたかったのかわからなくなってしまうことがあります。
そうなるとどうしても焦ってしまいがちですが、こんなときこそ、ゆっくりと話すことを意識しましょう。
ゆっくり、一つ一つの単語、フレーズ、文章を自分の頭の中で整理しながらゆっくりゆっくり話しましょう。
フレーズごとに文章を切ることで、話にリズムができますから、相手も聞きやすくなりますよ。
自分が何を思ったのかを伝える
とくに相手への非難に関しては、つい「あなたのせいで」「あなたがこうだから」と相手を責めてしまいがちですよね。
しかし、こう直接的に責めてしまうと相手も気分が悪くなりますから、激昂しやすいです。
「あなた」というフレーズを使ってしまうと、相手は攻撃されていると感じてしまうのです。
ですから、思いを伝えるときには、つねに主語を「私」にしたほうが良いです。
- 「私はこう感じた」
- 「私はこうしたかった」
- 「私は嫌な気分になった」
このように個人的な感想を述べることで、相手は直接的に責められていると感じませんし、あなたの話を相手に説明しているだけなので、相手も客観的に考えられることができます。
また、適切にあなたの苦しみ、悩みを伝えることができますから、相手の心に入っていきやすいのです。
ぜひ「あなたが」「あなたのせいで」となりやすいところを「私が」にかえて話をしてみてください。
解決策をいくつか提示する
以上のように思いを伝えても、最後で失敗しないように気をつけてください。
以上のような気持ちなので「こうしてほしい」というただ1つの解決法を相手に提示すると、それを強要されているような気になり、反発したくなります。
代わりに、AかBかCか、など、いくつかの案を提示して、それを相手に選んでもらうのが良いと思います。
相手が自分自身で選べば、自主性も生まれますから、伝わりやすいです。
どうしても解決策が1つしかない場合は、そこはもうはっきりダメとは言わずに、あなたが思いを伝えたことで、相手も自然と答えが出ているはずなので、あまりしつこく相手からの言質を取ろうとしないほうが良いでしょう。
相手はあなたの声を待っている
私もどちらかといえば、我慢しちゃうタイプなんですね。
人に甘えたり、思いを伝えたりすることが苦手なタイプです。
なので、思いを伝えるのが苦手な方のお気持ちがよくわかるのですが、やっぱり、思いを伝えることが
- わがままになるのではないか
- そのことで相手を傷つけないか
とかが気になってしまうんですよね。
だからつい気持ちを引っ込めがちなんですけれども、伝えられた方の相手って、全然違うことを思っていたりするんですよ。
意外と
- 早く言ってくれたらよかったのに
- あなたの気持ちがきけてよかった
- いつも感情を我慢してみえるから付き合いにくい
こんな風な意見を、相手が持っていたりするんですよ。
ですから、良かれと思って気持ちを伝えることを我慢して、ひっそりと生きていたんですが、これって逆効果かもしれないんですよね^^;
思っていることをしっかりと伝えること、あなたがいまどんな気分なのか、どうして欲しいのか、ということを伝えると、相手もどう対応したら良いのかわかってくれるんです。
また、キツイことを言ってしまったとしますよね。
その結果、相手が怒り出してしまったとします。
たとえそうなってしまったとしても、必ずしも悪い方向に進むわけではないのです。
元彼・元カノも痛いところを突かれて、一時的に感情が高ぶっているだけで、後から考えるとすごく感謝している場合もあります。
そして、そのことがきっかけであなたを見直して、尊敬するようになる可能性もあります。
間違っていることを「間違っている!」と、ビシッと言ってもらえるような相手が欲しかった、というのはとくに女性であれば多かったりします。
優しい男性はつい、キツイ言葉を避けて、なあなあで過ごそうとしますが、それがかえって良くないんですね。
ときには怒って欲しいことだってあるんです。
「あなたを見直す」ことによる復縁のケースも多いですから、ポイントで適切に相手に思いを伝えることは復縁においてとても重要なことです。
まとめとして…最後はやっぱり心
とはいえ、もちろんですが、なんでもかんでも文句をいえばよいわけではないです。
- 相手のことを思って言うべきこと
- 自分のことを大事にしてほしいと思っていうべきこと
本当に言わなければならないのは、この2点を念頭に置いたことです。
それ以外の枝葉末節、つまり細かいことについては、あまり口を出さないほうが良いです。
細かいことにこだわると、復縁は難しいです。それはそもそも、恋愛や結婚も同じことです。
大事なポイントだけを抑えて、お互いを必要以上に束縛しすぎないことが、長く付き合っていく秘訣です。
色々と気にしがちなあなたも、広い心を持って対応しましょう^^
何を隠そう私も色々と細かいことが気になるタイプですけどね^^;