相談者の方の中には「〜だったせいでフラれたのだと思います」という風に、
自分の問題点を書いて下さる方が多いのですが、
合わせて書いて下さっている失恋のいきさつを読んでいますと
「それが本当に原因かな?」と思ってしまうこともしばしばです。
つまり、問題点の考え方が、的を外れているような場合があるということです。
的外れの問題を解決しても復縁できませんから、
こんなことで復縁に失敗しては本当にもったいないです。
ちゃんと問題点をよく見極めて、本質をつかみ、解決していく必要があります。
自己分析は意外に難しい?
フラレてしまったことについて
- 自分の外見のせいだ
- 自分に話術がないからだ
- 自分に異性を喜ばす振る舞いができなかったからだ
- 優しさが足りなかったからだ
と皆さん、尤もらしく分析をされます。
「尤もらしく」などと書いたのは、
本当はもっと別の要因があるにも関わらず、
その部分に目をつむって、あるいは本当に気づかないで、
表面的な要因を“言い訳”にしてしまう人が少なからずいるからです。
そんな上辺だけの反省では、とてもじゃないが復縁できません。
あなたの心を深掘りし、本当の問題を見つける必要があります。
ありがちな本当の問題点とは?
誰だって自分が可愛いですから、まさか自分に問題があるとは思いません。
そして自分に問題があっても、気づかないふりをしてしまいます。
本当の問題というのは、実は意外なところに隠れています。
たとえば、
- 知らず知らずのうちに(無意識的に)人を見下す性格
- 何か問題があるたびに、ネガティブな言葉をすぐに口に出してしまう
- 人の好意を素直に受け取ろうとせず、ひねくれた考え方をする
- つねに、起こった出来事や状況に対して愚痴をこぼす
- ケチ
こういった部分は、自分では意外と気がつきにくいものです。
友人でもあまり強く指摘しませんから、
自分で意識して気をつけておかないと、
知らない間に嫌われていたり、敵を作っていることがあります。
このような上記5点を嫌って別れているパターンは非常に多いです。
こういう部分は、本人は本当に意外と気づかないものなのです。
ですから、
「当たり前のようにやっていること」
「習慣として考えていること」
こういったことを疑ってみることが大事です。
ゲップやクチャクチャと噛む癖など、自分では何とも思っていないことが、
相手にとって不愉快の種になっていることがあるのです。
あなたにとっての常識が、他人にとっての常識とは限りません。
復縁に際しては、当たり前と思っていることや、常識と思っていることを、
疑ってかかってみることが大事です。
愚痴なども習慣になっていたりしますから、
ついつい交際相手に愚痴ってしまっていたりするものです。
元彼・元カノも「うんうん」ときいてくれているものですから、
受け入れてくれているものと思ってしまいがちです。
実は心の中では、負担になっていたりするんですよね^^;
習慣の恐ろしいところは、無自覚なところです。
ついついやってしまっている悪癖に注目してみて下さい。
意外と気づいていなくて「私にこんな悪い一面があったんだ」と
気づかされることもしばしばです。