「もう一度、出会いからやり直そう」
ドラマなどでよく言われる言葉ですが、これは一体どういうことなのでしょうか。
願いは忘れた頃に叶う?
そもそも、色々な物事において「忘れた頃に叶う」
ということって結構ありますよね。
お金に困っていてどうしようもないとき、
「もうしょうがないや」と開き直ったとたんに、
誰かからお金をもらえたり、
欲しいコンサートのチケットが手に入らないときも、
諦めたとたんに、手に入れることができたり。
根拠はないのですが、執着心って手放した方が良い気がします。
だからというわけではないですが、
復縁においても、どちらかといえば「もう諦めよう」と思ったり、
趣味に夢中になっているときに限って、元カノ・元彼から連絡があったりします。
執着心が離れたとたんに、あなたの緊張した心持ちが晴れ、
清々しく生きることができるのかもしれません。
そして良いことも起こるのかもしれませんね。
ですから、ドラマの台詞ではないですが、
「復縁しよう」「復縁がしたい」と意気込むよりは、
もう一度「出会いからやり直す」ぐらいの新鮮な気持ちの方が、
相手ともスムーズに交流できるかもしれません。
この出会い直すイメージの例として
1、別れてからお互い、別の道を歩んでいたが、
たまたま仕事の付き合いから再会し、ときどき会う関係に自然と戻り、
そこから再び付き合い出す。
2、気持ちが離れて疎遠になってしまい、自然と消滅したが、
何となく連絡を取り合うようになって、再び交際をスタート。
3、別れてから全く接点がなかったが、本当に偶然、再会。
当初は復縁する気もなく、単に食事をするだけだったが、気持ちが復活。
と、こんな感じで気軽に復縁につながるというストーリーです。
「喪失感」に引きずられていませんか
「出会い直す」ためにも、まずはあなたの気持ちをリセットすることが大事です。
あなたが「復縁したい」と思うのは、彼・彼女を失ったからですよね。
その「喪失感を埋めたい」という強い気持ちがあるはずです。
この「喪失感」というのは、相手と復縁したいという感情とはまた違いますよね。
「復縁したい」というのは純粋に相手への愛情に感じますが、
「喪失感」はどちらかといえば、自己中心的な感情ですよね。
この「復縁したい」と「喪失感を埋めたい」が混ざっていますと、
復縁はなかなかうまくいかないんですね。
ですから、この「喪失感」については一度リセットする必要があります。
この喪失感が「執着心」を生んでいるからです。
元通りでなく、新しい関係を
また、いまのあなたは何としても
「元通りの関係」に戻りたいと考えているかと思います。
しかし、別れてしまったいま、何もかもを忘れて
「元通りの関係」になることはなかなか難しいかもしれません。
ですので、どちらかといえば「元通り」というよりは、
今までとは違う「新しい関係」をイメージすることも大事です。
これまでの関係を一度忘れてしまって、
初めての交際のような新鮮さを持って元彼・元カノと接することで、
新しい関係を始められるのではないでしょうか。