元彼にセフレ扱いされているのではないか?
というお悩み相談をいただきました。
では、どのようにしてあなた自身がセフレ(セックスフレンド、つまり体だけの関係)かどうかを見分けることができるでしょうか。
そしてセフレにされていると分かった場合、どうすれば恋愛関係に戻ることができるでしょうか。
男はセフレを求める生き物
こんにちは。復縁アドバイザーのやまとです。
次のようなお便りをいただきました。
<私はセフレなの?>
元彼が、私の体を求めてきます。
嫌われたくないので受け入れてしまいます。
私も彼に求められることが嬉しいということもあります。
彼は私のことは「いまでも好きだけど、もう少し落ち着いて考えたい」と言ってくれています。
そして「俺は愛していなかったらセックスはしない。だからセフレじゃない」とも言ってくれています。
彼を信じていますが、セフレかも? と思う時があります。
どうすればいいですか?
ーーというお便りです。お便りありがとうございます。
こういったご相談は、とくに若い女性に多いですね。
まず初めに理解しなければならないのは、男は性欲の塊だということです。
正直に言って、愛<性欲、のときだってあり得るのです。
女性の多くは、愛があってことのセックスだと思いますが、男は愛のないセックスに何の罪悪感もありません。
むしろ割り切った付き合いの方が望ましいとさえ思っています。
セフレじゃないと信じたいだけ
しかし、こういった説明をご本人に申し上げると、どうしても
- 「私の元彼に限ってそんなことはない!」
- 「私の元彼は、私を大切にしてくれるし優しい! セフレじゃない!」
- 「そんなのはやまとさんだけだ、このスケベ!」
と強弁に主張されます。
しかし、あなた自身が気づいているように、
- 「私は本当に愛されているのだろうか?」
- 「愛されているのなら、なんでセックスはしても、恋人には戻ってくれないんだろう?」
- 「恋人に戻れないのは、私の努力が足りないからだ」
といった不安に、おそらく苛まれているはずです。
こういう思考に慣れすぎているせいで、こう考えてしまうのかもしれませんが、恋愛というのは本来、そういうものではありませんよね?
お互いが幸せ、お互いが楽しい。
もちろん、つらいこともありますが、お互いが楽しいから一緒にいるわけです。
片一方、つまりあなたが苦しんでいる状況では、果たしてどこに恋愛の素晴らしさがありますか。
セフレ診断チェック
次の項目に多く当てはまる人は要注意です。というか、セフレです。
- 恋人には戻ってくれないが「君に会いたい」と言ってくれる
- 「好きだ」と言ってくれるが、恋人には戻ってくれない
- 態度は優しいけど、とにかく体を求められる
- 「もうセックスはしない」と言うけど、次に会うと求めてくる
- 「君が素敵だから求めてしまう」と言ってくれる
- 断っても強引に求めてくるときがある
こういったチェックをしてみますとお分かりのように、体は求められるけど、恋人にはなってくれないというケースは、もうそれはセフレと言えます。
「でも彼は、私を愛していると言ってくれます。私が至らないから復縁できないだけです」
そうあなたは思うかもしれません。
しかし、愛しているのなら、どうして復縁してくれないのでしょうか。
あるいは、あなたと協力して、復縁に向かうよう一緒に努力してくれないのでしょうか。。
「愛している」という言葉を使って、あなたに「まだチャンスがある」と思わせることが彼の狙いです。
「もう少し努力すれば、復縁してくれるかも」とあなたに対して餌をちらつかせることで、気を引いて、そしてセックスに持ち込んでいるだけです。
あなたをペットの調教と同じように考えているのです。
そのことに気づかなければなりません。
「君が素敵だから求めてしまう」
これも同じことです。
「素敵だ」と言うことであなたをその気にさせて、心をつなぎ止めているだけなのです。
「会いたい」という台詞だって、会いたいのはあなたが好きだからだと思わせるためですが、彼が会いたい本音は、セックスがしたいということです。
こんな言葉があります。
男は「好きだよ」と嘘をつき、女は「嫌い」と嘘をつくーー。
男はとても計算高いです。
女性は感情を優先しますが、男性は理性を優先します。
女性はホストに大金をつぎ込むので、ホストが成り立つわけです。
男はケチですから、女性に貢ぐ時も、キッチリと見返りを求められる範囲しか払いません。
自分の利害のために全力を尽くすのが男です。
ですから、男の「愛している」「好きだ」は、まさに空気みたいなものです。
風に舞うように口から滑り出てくるのです。
逆に「嫌い」だと言ってくる男性はいません。そういう発言を曖昧にするのが男の特徴です。
なぜ嫌いと言わないのか。
もし自分の気が変わった時のために、嫌いとは言わないでおくわけです。これも自分の利益のための作戦なわけです。
いずれにせよ、男は女性の「このまま関係が続けばセフレから恋人に昇格できるのでは?」という淡い期待をドンドン煽らせることであなたを虜にしながら、その実、性欲の解消にあなたを利用しています。
そう理解しましょう。
あなたが彼氏にされてきたことを、仕返してあげましょう
そんなセフレを求める男性を、再びあなたの恋人にするためにはどうすれば良いでしょうか。
まずはセックスをしないことです。
「会うけどセックスはしない」という会い方を少なくとも1カ月は続けましょう。
「元彼とそういう雰囲気になってしまうと、つい心を許してしまいます」
「私も気持ちの良さに抵抗できなくなってしまいます」
と、おっしゃる女性も多いです。
であれば、お互いの家や、そういう雰囲気になりそうな場所には行かないようにしましょう。
しかし、セックスをしない理由はしっかりと説明しましょう。
でなければ、バカな男は短気を起こして怒り出すからです。
「私は、ちゃんと付き合っている人としかそういうことはしない。私も悪いところを直して頑張るから、元彼君もそういう気持ちでいてほしい」
そうキッチリ言っておきましょう。
しかし「これを言ったら嫌われるかも?」と思われる方もいるでしょう。
そんな人のためには、先の文にこう付け足しましょう。
「私が元彼君とエッチしたいのは、同じ気持ちだよ」と。
そうです。
あなたが元彼にされてきた「愛している」という言葉で復縁をチラつかせられることをそのまま仕返してあげましょう。
あなたが、セックスを元彼にぶら下げて、復縁を呼びかけるということです。
これだったら、動機がセックスという不純なものであるとはいえ、彼も前向きに考えるはずです。
動機が不純だと、付き合った後でまたうまくいかないのではないか? と思われるかもしれませんが、彼氏さんが悪人でない限り、動機の不純さはあまり気にしなくて大丈夫です。
というのは、むしろ付き合っていないのにセックスをするという現状の方が状況としては悪いからです。付き合ってからセックスをする方が、倫理的にも正しいです。
彼氏の言いなりにならず、“自分”を確立しませんか?
そして復縁の方法はもう一つあります。
それは逆に、あなたが積極的にセックスを求めることです。
「そんなことをするとますますセフレになってしまう」
そう思われるかもしれません。
しかし、セフレにされてしまうのは、元々、あなたが積極性に欠けていることも問題なのです。
物事を決めるのはすべて彼氏に委ねていませんか?
向こうが会いたいというときにだけ会い、向こうが求めてくるから応じる。
そこにあなたの主張はありません。
決断権があるのがつねに彼氏だから、いまも彼氏の言いなりになっているわけです。
そうではなく、彼氏がどう思おうと、あなた自身が「私とセックスする」=「恋人関係だ」と決めてしまうことだってできるわけです。
セックスを求めないにしても、あなたから積極的に手をつなぎ、デートスポットも決めてしまって、楽しくデートを楽しみましょう。
「私はあなたの恋人だからね」という風に、あなた自身が積極的になってしまうわけです。
もちろん、別れの原因になったあなたの短所は直す必要があります。
彼氏としても、楽しいデートで、そして短所も改善されているあなただったら、元々好きだった間柄です。
恋人になることを拒む理由はありません。
なぜこのように彼氏の考えが変わるのか、というと、あなたの依存的な性格に彼氏が嫌気をさしていた可能性が高いからです。
彼氏に甘えすぎる、彼氏に意見を求めすぎる、彼氏を束縛しすぎる。
それが、彼氏にとって、心の負担になっていたのです。
そうではなくて、自分自身のキャラクターをしっかり作って、彼氏に依存せずに自分から楽しんでいくような明るさを、彼氏は求めているのです。
自分らしく、のびのびと生きること! これが復縁において最も大切な要素です。
セフレであることを喜びましょう
「セフレであることを喜ぶ? やまとさん、ついに狂いましたか!?」
いえ、もちろん違います。
実は、セフレを作る男というのはまだマシです。
もっとタチが悪いのはヒモ男です。
ヒモ男は、好きでもないくせに、お金のために「あなたのことが好きだ」と言ってきます。
そして、恋人未満に留めずに、あなたのことを恋人だとちゃんと言ってくれます。
しかし、その実は、あなたのことを恋人だとは思っていません。
お金が欲しいがためにあなたと会い、あなたを心から満足させてくれます。
しかしある日「お金に困っている」などと言ってくるのです。
そして最初は1000円といった少額をあなたから借り、そしてきちんと返してきます。
その少額の借りを何度も行い、きちんと返すことであなたへの信頼関係をつくると、だんだん金額が大きくなります。そして返さなくなってきます。
ですから、あなたに対し「恋人ではない」と言ってくるセフレ男の方がマシなのです。
「恋人だよ」「愛しているよ」と言いながら、お金を無心する男の方が危険です。
ですが、セフレにされてしまう女性は、そのままヒモにされてしまう可能性が高いタイプです。
彼氏がまだセフレ男のうちに、あなた自身を改革し、セフレ男、ヒモ男に騙されない、しっかりとした自分を確立するよう心がけましょう!