- これだけ遠回しに言っているんだから分かってほしい。
- 不機嫌そうにしているんだから気づいてほしい。
- 寂しい気持ちを理解してほしい。
そういった思いを抱えているのに、どうして彼氏(元彼)は察してくれないのでしょうか?
今回の記事は、そんな察してくれない鈍感彼氏(元彼)にお悩みのあなたに贈ります。
鈍感彼氏は共感する能力に欠けている?
こんにちは。復縁アドバイザーのやまとです。
今日は、察しない彼氏についてのお話です。
昔、お笑いコンビ・元オセロの松嶋尚美さんがおっしゃっていた話です。
松嶋さんが新幹線に乗ると、隣の席のおじさんの足が臭かったそうです^^;
車内に空席があったため、添乗員さんに席を替えてもらおうと、男の添乗員に「隣の人の足が」と、やんわりと、その旨を伝えたところ、いまいち伝わらない。
しかし、女性の添乗員に伝えるとすぐに席を替えてもらえたそうな。
これは実にわかりやすい例だな、と思います。
女性って、共感能力が高いですよね。
女性同士の会話でも「ああ、わかる!」というような言葉が頻出しているように思います。
よく言われるのですが、
- 女性の会話はオチがない
- 男性の会話は結論を求める
というすれ違いがあるそうですね。
女性が悩みを男性に相談すると、男性はつい「なら、こうすればいいんでは? よかった、解決したね!」と答えを出そうとしがちです。
しかし、女性の場合、悩みを聞いてほしいだけで、解決策が欲しいわけではないのです。
そのため、話を解決させて終わらそうとする男性にイラっとします。
ですから、女性が悩みや愚痴を言っている時、男性は「うん、そうだね」「わかるよ」「辛いね」などと、共感するフレーズを放つべきなのですが、それがなかなかできないのが男性なのです。
女性と男性では、脳の構造が違う
ちなみに私も、彼女が悩みごとを口にした時、ついつい解決策を持ち出そうとしてしまいます。
そして彼女に「そういうことが言って欲しいわけじゃない」と怒られてしまいます^^;
男性からすると、
- 解決策を求めていないなら、なんで相談してくるの?
- 「ごめんね愚痴って」とか言うなら、初めから愚痴るんじゃねーよ!
などと、結構、思っていたりします^^;
悩みや問題ごとを持ち出されて、そしてそれが解決されないままに話が終わるって、男性からすると、すごく気持ち悪いんですよね。
なんか、排水溝に泥が溜まったまま、それを放置しているような気持ち悪さがあります。
しかし、女性は「話す」ことで脳内が整理され、自分の中で問題を整理することができるそうです。
これは科学的に証明されているようですね。
つまり男性は、女性が話している時はキャッチボールというより「うまく吸収する壁」にならなければいけないんです^^
曲がりなりにも復縁アドバイザーを名乗っている私でさえも、女性に対する感受性が非常に乏しく、同様に男性全体として、察する能力が低いことがお分かりいただければと思います。
男性にとって、察することや、女性の求めていることを叶えるのは結構、至難の技なわけです。
ダメ彼氏認定をしてはだめ
かといって、彼氏に対して「察することができないダメな彼氏」認定をするのはよくありません。
要するに、男と女では、性質が違うのです。
性質が違うのに、同じものを求めてしまい、それが叶わないからといって「ダメだ」と認定するのは、男性のプライドを傷つけてしまいます。
男性は結構メンタルがもろいので、否定されると結構弱ります^^;
それに対して女性は「情けない」とか「器が小さい」と口にしてしまいがちですが、そういったことを言えば逆効果になります。
無駄な争い、喧嘩を生むだけですので、口は災いの元と考えて、思っていても口にはしないようにしましょう!
察して欲しい気持ちを、言葉にするコツ
結局、察しない彼氏に対して何かを求めたい場合は、その気持ちを口にするしかありません。
ただ、「〜だからこうして欲しい」と言いにくいから「察してほしい」わけですから、なかなか口に出しにくいと思います。
また、彼氏が短気な場合は、口にすることで逆ギレしてくる可能性もあります。
ですから、伝え方としては、
- 〜してくれたら嬉しい(助かる)
- 〜してもらってもいい?
の2つが良いと思います。
男性はメリット/デメリットを求める性質がありますので、1のように「〜することで嬉しいというメリットがある」ということが明確にわかっていたら、そのメリットのためであれば動こうと考えるものです。
そのメリットはたとえ男性自身にとってのメリットでなくても良いのです。男性はそういったところは案外、心が広いものです。
また、人間は「人の役にたつ」ということに喜びを覚えるものですから、あなたにとってメリットがあるということを「手伝ってあげる」ことで、男性は「自分が役に立っている」ということに喜びを覚えます。
逆に、男性はメリットがないことには、あまり干渉しません。
ですので、メリットを掲げることは結構、重要です。
同じ意味で、何かを伝える時は、
- 論理的に、
- かつ感情を込めて
と、伝えることで、メリットが明確になるし、あなたの感情がこもっていれば「役に立っている」ということがわかりますので、あなたの思いが伝わる可能性が高まります。
また、2の「〜してもらってもいい?」という言葉の使い方も良いと思います。
これはよく言われるように、疑問系でお願いすると行動してくれる可能性が高まるという技です。
断定系で「〜してほしい」とお願いすると、強制されている感じがして、言うことを聞いてくれない場合があります。
ですから「〜してもらってもいい?」と疑問系にすることで、相手にも選択の余地があるということを見せることが効果的なのです。
選択の余地があるからこそ、相手にも心のゆとりができて、強制されているというようなイラっとする気持ちなしに手伝ってくれたり、悩みをきいてくれるのです。
ちょっとしたテクニックかもしれませんが、効果は抜群にあると思いますよ!
男性も実は察している?
ここまで男性は、全然察していなくて、女性の気持ちなんてまるで理解できません、というような感じで進めてきましたが、実は察していたりすることもあります^^
とくに、仕事がよくできるような気づかいのある人だったり、全体を見通す力がある人であれば、察する力は優れています。
しかし、男性は合理的ですからね。
たとえ察していても「あえて触れない」というケースは結構多いです。
つまり、女性が察して欲しそうにしているのがわかっても、知らないふりをするということです。
- 「なんだか面倒くさそうだな」
- 「かまってちゃんになってるな」
- 「どうせまた愚痴だろうな」
と、察しが良い人ほど、こんな風に考えますから、あえて「どうしたの?」なんて言ってこないわけです。
こんな男性に対しては、どうすれば良いか、ということですが、
これについては、あなた自身が改めるべき点かもしれません。
つまり、もう相手はあなたに対してうんざりしてしまっているのです。
- 繰り返される愚痴、不満
- 察して欲しいという重い雰囲気
- 男性を暗に批判する空気
- イライラ
こういったオーラを放っているあなたに対して、嫌気がさしているかもしれません。
なんのための恋愛?
よく考えてほしいのは、あなた自身、なんのために彼氏と過ごしたいのでしょうか。
楽しみたいからですよね?
もしかして、愚痴をいうための壁を探している、ということでは、まさか無いでしょう。
愛する相手を探している、求めているはず。
にもかかわらず、その相手に対して、過度に「察して欲しい」オーラを出したり、「鈍感な人だな」と落第点を付けたりするのは勝手ですが、その前に、自分自身は合格点でしょうか?
察しの良い彼氏は、すでにあなたに見切りをつけているかもしれません。
そうなってからでは、そう気づいてからではもう遅いです。
なんとかなるうちに、対処すべきです。
すでに彼氏と別れてしまっていて、復縁を目指したい人であればなおさら、これ以上、マイナス点を作らないようしていきましょう^^