ごくたまにですが「ホストのお兄さんにフラれました」というご相談を受けます。
- 「私たち、付き合っているんですが、店でしか会ってくれません」
- 「私たち、付き合っているんですが、人前では紹介してくれません」
- 「私たち、付き合っているんですが、お店でお金を使わなくなったら、連絡がつかなくなりました」
というご相談を結構、いただきます。
「いやそれは店員とお客の関係では…」と思ってしまうのですが今回、ホストとの恋愛問題について書いていきたいと思います。
色恋営業じゃないですか?
ホストの場合、色をかける(色営、色恋営業)といって、ようは恋愛チックな雰囲気をつくって営業をかける戦法があります。
ホストクラブに行かれたことがない方でも、だいたい意味はお分かりになるかと思います。
ホストのお兄さんはプロですから、色営がとても上手です。
「営業ではなく、本当に私のこと好きなんじゃ」と思わせられます。
それぐらい「特別感」、「優越感」を与えてくれます。
本カノ(本命彼女)じゃなきゃやらないでしょ、というような、熱い関係を結んでくれるわけです。
あなたが本命かどうかを見分けるテスト
ホストの彼氏にとって、あなたが本命だったかどうかを見分けるポイントが5つあります。
-
- 体の関係がある
- お金を使わなくても優遇してくれる
- 彼の家にしょっちゅう行く
- 仕事終わりに連絡をくれる
- 遊ぶのはプライベートの日ばかり
これらの項目を全てクリアしていれば、本命彼女である可能性が高くなります。
もしこれらに一つも当てはまらない場合、ほぼ間違いなく、色カノ(色恋営業上の彼女)であるといえます。
とくにお金ですね。
店に行った時に、高額のお酒を要求されるなど、そんなことは本カノにはまずしません。
お金を出し渋って切れる関係は、本カノではまずありません。
相談メールでもよく多いのが、
- 「彼は借金を抱えていて、それを返すまで付き合えない」
- 「ナンバー1になれたら付き合いたい」
- 「業界から足を洗う時に付き合う」
そんな風に切り出されて、体よく客としては来てほしい雰囲気を匂わされます。
そんな言葉は基本的には信じるべきではないでしょう。
目を覚まし、距離を置くことが適切ではないかと思います。
たとえば
「頻繁にプレゼントをくれる」ことで、本カノだと思い込む人もいます。
それも常套手段です。
その何倍も、あなたはお金を払っているのではありませんか?
また、キスをしたり、体の関係を迫ったりして、女性の本能的な部分に訴えかけて、色カノにするホストもいます。
恋愛関係があったとしても、それは疑似恋愛と思った方が良いです。
そしてそのホストには、おそらく別の本カノがいるはずです。
本カノもお客として飲みにきたりするので、本カノか色カノかの区別がつきにくくなってしまうのですが、本カノの場合は、自分も水商売をやっていて、その店に彼がきて、お金を一定量使ってもらう代わりに、彼女の方もホストに来てお金を使うわけです。
ヒマにしていたら周りに格好がつきませんよね。
だから水商売同士、持ちつ持たれつの関係で、お互いにヒマな時期に店に遊びに行ったりするわけです。
そのような結びつきがあれば、本カノだと思いますが、そうでない場合は疑って下さい。
実は決定的な見分け方がある
決定的な見分け方は、実は簡単にあります。
それは彼氏に対し
「仕事を辞めるから、お金がなくて店に行けない」
と言ってみることです。
本命彼女であれば「そうなんだ」で終わるはずです。
ですが、色カノの場合は、「辞めるなよ」と強く説得してくるはずです。
なぜなら、店でお金を使ってほしいからです。
ひどい場合は、稼ぎの良い商売があるといって、風俗などを紹介されるのがオチです。
さあ、目を覚ましてください。