恋愛関係とは不思議なもので、いわゆる「SとM」という言葉がありますよね。
サディストか、マゾヒズトかどちらなのかということです。
単純化すれば、色々と口を出したり、あれこれ言ったりするのがSで、
それを受け入れるのがMという図式ができあがります。
このSとMの関係ですが、もちろん、男女関係では重要です。
隠れS、隠れMという場合があるんです
基本的にS同士、M同士の恋愛はうまくいきません。
S同士だったら、アレコレ口を出し合い、つねに喧嘩になってしまいます。
M同士だったら、お互いにどっちつかずで、意見らしいものができず、
話も盛り上がらないで終わってしまうことがあります。
このように相性というものを分けられるのですが、
あなたの恋愛は振り返ってみてどうでしたか?
中には「私たちはSとMでバランスが良かった。でも別れてしまった」
というような方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、よく考えてみてください。
もしかしたら元カノ・元彼は「隠れS(M)」だったかもしれませんよ。
恋愛関係というのは、つねにバランスを取り合うものですから、
S同士、M同士の性格の場合、うまくやりくりできなくなりますので、
どちらかが自然と役回りを変えたりする場合があります。
つまり、本当はSなのに、相手もSでうまくいかないから、
自然とMになっていく、というように。
それでうまくいけばいいのですが、
基本的な性格をねじ曲げてMになっているので、
不満や違和感が心の中で消えなくなってきます。
これが爆発すると、別れたくなってしまうわけなんですね。
ですから、もしかしてあなたが、
相手の本性をねじ曲げてしまっていなかったか、
よく考えてみてください。
もしかしたら相手は「自分らしい自分」でいられなくなったため、
別れを切り出してきたのかもしれませんよ。
そんな場合は、SとMの立場をお互いで分け合う関係づくりが大切です。
もしくは、あなたがまったく逆の、つまり本来はSなのにMになる、
といった取り組み方の切り替えが必要になるかもしれません。
(こうなるとあなたが爆発しないように注意が必要です^^;)
また、逆に、あなたが隠れS(M)で、自分で気づいていない場合があります。
その場合も、相手が違和感や不満を感じて別れてしまったかもしれません。
相手の本性の見分け方
変な話ですが、性生活においては、自分の本性が出ると言います。
実は、普段はMの人は、夜はSになるということが多いです。
この場合、表面的にはMのキャラでも、それは表面だけで、
内心には攻撃的なものを秘めているということです。
ですから、相手の本性がSなのかMなのかわからないときは、
性生活を思い出してみてください。
普段の生活と、夜の生活があまりに差がある場合、
もしかしたら相手は、何らかの不満を抱えていたのかもしれません。