とある復縁サイトで、冷却期間中に全く相手とやりとりをしない「沈黙」が推奨されているそうです。
そんなご相談のメールをいただきました。
沈黙というのはつまり、、
- 元彼(元カノ)から来た連絡をあえてスルー(既読無視)する
- あえてこちらからの連絡を我慢し、冷却期間を置く
- 元彼(元カノ)とやりとりしているとき、あなたの気持ちをあえて伝えず、友達でいる
ということで、ようは冷却期間を置く、ということですが、冷却期間の中でも、とくに気持ち的に距離を置くという感じなのでしょう。
果たして、沈黙すべきなのでしょうか? 今回のテーマとしていきたいと思います。
そして、後半では、どんなときに沈黙を使っていけばよいか、について書いていきたいと思います。
果たして、沈黙は有効か?
こんにちは、復縁アドバイザーのやまとです。
冒頭の説明のとおり今回は、沈黙、あるいは冷却期間は有効か、というお話で進めていきましょう。
たとえばあなたが、
- 自分の心の準備ができていない
- いま連絡をしても自分が変われていないから、相手にされそうにない
- 何を話して良いのか分からない
- ショック過ぎて、話したくない
など、気持ちが整理できていないという場合や、
- 戦略的に、連絡しない方が相手の気を引けるはず
- 冷却期間を置くことで、私のことを思い出してほしい
- 距離を置けば、きっと分かってくれるはず
などと、あえて沈黙を貫き通すことで、復縁効果をもたらす可能性がある状況で、沈黙(冷却期間)は有効なのではないか? ということです。
元彼(元カノ)が勝手に気になってくれて、勝手に連絡してくるかも
この沈黙というのは、確かに一定の効果があります。
やはり、連絡を控えることで相手の気を引けるのは確かですから。
あえて連絡しないことで元彼(元カノ)は、
- 「振った立場とはいえ、相手から全然連絡が来ないのもさみしいな」
- 「振った手前、言うことではないけど、本当に振って正解だったのかな?」
- 「向こうから連絡が来ないのは、向こうも別れたがっていたのか? そうだとしたら気持ちよくないな」
- 「もしかしてあいつは、浮気をしていたんじゃないか?」
そんな風に、あなたのことを色々と疑ってみたり、疑心暗鬼になったり、気持ちを揺さぶられる可能性があります。
こういったケースは決して少なくないです。
自分から振ったくせに、勝手に謝って復縁してくるわけです(笑)
- 「いなくなって、あなたの大切さに気づいた」
- 「寂しくなっちゃった。いま何してるの?」
みたいなことを言ってくるわけです。
あるいは、新しく気になった相手に、勝手にアタックして、撃沈して、そしてあなたに帰ってくる場合もあります。
もちろん、アタックしたことは伏せるでしょうけどね。
また、これもわりとあるのですが、新しく相手をうまく捕まえて新しい恋愛を始めたくせに、その相手よりもあなたの方が良かったと分かって、連絡してくることもあります。
いずれも、あえて相手と連絡を絶って、相手にあなたのことを考えさせる時間を設けることで、うまく相手の心を捕まえることに成功した例です。
このように連絡を絶ち、沈黙の時間を設けることは、実は非常に効果があります。
効果的な取り組みなのです。
妄想させること、考えることで人は人を好きになる
復縁、というより恋愛全般において、重要なのは、相手にあなたのことを考えさせる時間を作るということです。
相手が、あなたのことを思い出す時間、考える時間、気にする時間、意識する時間が長ければ長いほど、好きになっていきます。
普通に考えれば、会う時間が長ければ、その分、あなたのことを考えますから、連絡を取るべきだ、少しでも長く会うべきだ、と考えるものです。
実際、それもその通りです。
会えば、会うことであなたのことを考える時間、見つめる時間、会話する時間が増えるわけですから、その分、有利になっていくでしょう。実際にあなたに会っているわけですから。
しかし、一方で、人間の妄想の力もすごいものがあります。
ようは、あなたのことを考える時間をとにかく増やすことが大事なわけですから
- 会うことであなたのことを考えさせる
- 会わないことで「連絡もないけど、何してるんだろうなあ」と妄想させる
と、1が正攻法であれば、2という変化球があるわけです。
どうやって、あなたのことを考えさせるか、です。
ここで大事なのは、そのために、どっちで攻めるか? ですよね。
それでは、どういう場合に沈黙が効果的なのか、について考えていきましょう。
沈黙が不要な場合
関係が良好な場合、沈黙無しで、そのまま連絡をして、そのまま復縁できるケースがあります。
これもあなた次第にはなりますが、
- 未練タラタラ
- 依存タラタラ
- 媚びまくり
- 泣いてすがる
こんな状態では無理ですよ?
もっとサバサバして、彼(彼女)にとって欠かせない存在だということを再認識させられるよう最善を尽くせそうなのであれば、すぐにでも会うべきです。
しかし一方で、
- そんなの無理!
- 気持ちも切り替えられない!
- まだまだ自分は成長すべき!
- 成長しないと復縁なんて無理!
という自覚が強いのであれば、思い切って沈黙しましょう。
相手から連絡が来たら、しっかり返事はするけど、メールも長引かせない。引きずっているような、依存した態度も見せない。
楽しそうにはするけど、どことなく寂しそう。
そういう雰囲気のメールをして下さい。
落ち込んで、諦めて、殻に閉じこもっているけど、精一杯、カラ元気を見せている、そんなあなたを演出して下さい。
その寂しそうだけど頑張っている雰囲気に彼(彼女)が同情したり、心を打たれたりする可能性はあります。
関係が良好ではない場合
あまり連絡ができない関係であれば、そもそも、気軽に連絡するのが難しいですから、沈黙するしかないとも言えます。
まだ関係が回復していないうちに焦って行動すると、取り返しのつかないことになる可能性があります。
関係が良好でない場合でも、速攻で連絡するのは、自分自身に復縁する自信があるときに限りましょう。
復縁するテクニックというか、コツがあれば、それも不可能ではありません。
しかし、テクニックを得るというか、自分に自信がないうちは、焦らないで、自分磨きに時間をかけましょう。
自分の力を付けて、よっしゃ、これで復縁できそうだ、というタイミングになってから、アタックすべきです。
私的には、冷却期間はあなたの復縁の準備が完了するまでの期間、そういうものだと考えています。
ですから、その冷却期間の間、全く連絡を取らないということもアリかと思います。
完全に沈黙に徹して、もしかしたら来るかもしれない相手からの連絡を待つわけです。
自分から連絡をしても反応が悪いと思われる場合は、とくにそうすべきでしょう。
沈黙の期間は、あなた自身の気持ちの準備ができるまでですね。
「自分磨きもしっかりしたので、いまなら連絡しても大丈夫かもしれない!」
というタイミングまでは、沈黙してみても良いかもしれません。
沈黙期間中に、相手から連絡が来た場合、注意したいのは、のぼせ上がらないことです。
「わー!! やった、連絡が来た! 相手も自分を気にしてくれている証拠だ! 嬉しい! 甘えまくった返事をしよう!」
これは絶対にダメですね。
相手はまだ、あなたを探っている状態です。
その段階から、気持ちをユルユルにして、相手に依存した空気を出してしまっては大失敗します。
相手がなぜ連絡をしてきたのか? 何が目的なのか? そこを探りましょう。
- あなたがどうしているのか気になった→なぜ気になったのか?
- 暇だから適当に連絡した→なぜ連絡をした相手があなただったのか
- からかい半分で連絡してみた→なぜ連絡をくれたのか?
こういった疑問の回答を拾っていかなければなりません。露骨にきいたらウザいので、それとなく聞いてみましょう。
そして私の方針の基本である
- 明るく
- 楽しく
- サバサバ
- 友達として対応する
・・・ことで、相手に媚びず、依存せずに距離を縮めましょう。
つれない感じで「つーん」とした返事を返してもダメです。
いくら媚びないからといって、これでは感じが悪いです。
あくまで楽しげなんだけど、サバサバしていることが大事です。
完全に連絡をストップすべきなのか?
全く連絡をせず、「生きているのか死んでいるのか分からない状態にした方が良い」と、復縁サイトに書いていましたが、やまとさんはどう思われますか?
という問い合わせも多いです。
たしかにそれはあります。
全くの音信不通の方が、相手も「どうしてるだろう?」と気になりますからね。
ただ、そんな場合に、SNSはやめるべきか?
という問題があります。
これは難しいです。
- SNSもやめて、心配させる方法。(今までずっと投稿していたのに)
- SNSは充実させて、むしろ元彼(元カノ)がいなくなった方が楽しんでいると思わせて、嫉妬させる方法
この2通りの攻め方がありますので、どっちを取るか、になります。
これは、相手によりますし、あなたが復縁計画を立てる中で、どうやっていきたいか、ですね。
ただ、
- 心配させたら、連絡をくれそうな相手か?
- でももし、連絡をくれたとして、それっきりになるのでは?
といったことを勘案すると、私は、後者の戦略が望ましいと思います。
「元彼(元カノ)がいなくても平気と思われるのが怖い」とおっしゃる方もいますが、わざと心配させて気を引くって、なんかズルいですよね。
構ってちゃん、じゃないですか。
そういう意味でも、好きではないです。
SNSは充実させて、あなたとまた付き合いたい! と、思わせるようなステキなあなたを演出するのが良いかなと思います。