冷却期間が必要なケースとは? 裏目に出ないためのアプローチについて

冷却期間の待ち方

冷却期間の待ち方

サイトの閲覧者さんから、定期的に頂戴するご質問が「冷却期間を置くべきかどうか」についてです。

 

これはおこたえが難しいところですね。

やっぱりケース・バイ・ケースですから、その方の出会いや別れの背景を完全に把握しているわけではないですから、間違ったアドバイスをして台無しになってしまったら大変ですからね^^;

だから責任重大なので、いつも悩んでしまいますね。

 

ただ、これにはいくつかの指針はあるんです。

こういう場合は、冷却期間を置いた方がよい、こういう場合は置かなくてもよいのではないか、といったことですね。

今回、それについて書いていきたいと思います。

 

冷却期間を置きたくないのは皆、同じです

基本的には、冷却期間をどうしても置きたくないと考えがちですよね。

やっぱり、フラれた側としては、フラれた心の辛さというか、心の傷がありますから。

その心の隙間をどうしても早く埋めたいという気持ちになります。

 

寂しさというか、心の空白があると気持ちが不安定になってきます。

復縁したいという気持ちがどうでもよくなったとき、どうすれば良い? 復縁を本気で考えよう!

↑この記事で「失恋のショックによる混乱」について、下記のように書かせていただきました。

そしてまた、この混乱は、恋人を失うことによる混乱ではあるのですが、その気持ちは「恋人を失う」ということに対するものであると同時に「失うことによる自分自身の自信喪失」も大きなウエートを占めています。

つまり、恋人にフラれるということは、相手を失うということであると同時に、自分が人に見捨てられ、自信を失わされることでもあるのです。

 

どういうことかというと、フラれた直後は「自分が楽になりたい。自信を取り戻したい」と思ってしまうばかりに、恋人の気持ちをないがしろにして突っ走ってしまいがちなんですよね。

そんな気持ちの状態で再度アプローチをしても、良いことはまずないです。

  • 「お前は自分のことしか考えていない」
  • 「私の気持ちを分かろうとしてくれていない」

おそらく、だいたいはこのような言葉で突っぱねられることでしょう。

 

フラれてしまう理由のうち、多くはやはり「相手の気持ちを軽視してしまった」ことにありますから、ここでまた自己中心的な行動を取ってしまっては、駄目押し状態になってしまいます。

 

ですから、冷却期間を置くことで、相手よりもまず、自分の心を整理すること。

これをまず私はオススメしています。

こちらの記事でも、そういったことを書かせていただいておりますので、ぜひご参照ください。

どのくらい冷却期間を置けばいいのか?

 

 

冷却期間を置かなくても良いと思われるケース

冷却期間を置くとき

とはいべ、必ずしも冷却期間を置かなければならない、というわけではありません。

冷却期間を置かなくても良いパターンというものも中にはあります。

鉄は熱いうちに打て、ではないですが、早いタイミングで仕掛けた方が良い場合もあるのです。

 

それはどういった場合か、と言いますと、これも以前にも書かせていただいたことがありますが、

  • 相手が怒っている
  • 落ち込んでいる

といったような、感情に起伏が見られるような状況の場合です。

このように感情にブレがみられる場合には、早めに仕掛けても大丈夫な場合が多いです。

なぜなら、感情があるということはまだ、あなたに関心があるということでもあるからです。

 

たとえ「嫌い」だという感情だとしても、強い感情を持っている限り、相手に関心があるということです。

人の心は複雑ですから、この「嫌い」は好きになることだってあります。

 

私の知り合いで、「好きになる人の第1印象はいつも最悪」だという人がいます。

「いつもいつも、この人は嫌いだって思っていたはずなのに」好きになってしまう人もいるのです。

 

ですから、たとえ「嫌い」であっても、その感情がどう変わるかなんてわかりません。

その気持ちが良い風に転がることだって不思議ではないのです。

なので、ムカっとする気持ちだろうと気持ちが「ある」ということは、それだけで良いことなのです。

 

そのため、相手が感情をあらわにしている時は、冷却期間を置くとしても一時的で良いかもしれません。

その見分け方ですが「相手がやり取りをしてくれそうか?」ということで判断しましょう。

  • メールをしても普通に返事が返ってきそうなとき
  • 返事を返してこないとしても、必ず見てくれているという感覚があるとき
  • 電話をしたら、とりあえず出てくれるとき
  • 電話に出てくれないけれども、着信拒否はしておらず、手応えがあるような気がするとき

こういった場合であれば、その後のやりとりで改善する可能性は十分にありますので、早期の解決策を探っていくのはアリだと思います。

場合によっては、時間が経つことで相手が不愉快な気分をもち、状況を悪化させる可能性もありますから。

 

冷却期間をしっかり置いた方が良いケースは?

逆に、好きの反対は嫌いではなく無関心と言われるように、あなたに対して関心が失せているとき、単に嫌悪感を持たれてしまっているときが危険なのです。

 

関心があるなら、その関心から切り口が見いだせますが、関心が無くなってしまっている場合は、攻めようがないんですよね。

例えば「ごめん、許してくれ」とメールを送ったときに「許さないから」とか返ってくればいいですけど、関心がなくなってしまったらもう、何も反応が返ってきませんからね^^;

この状態ではメールしようが電話をしようが、暖簾に腕押し状態で、返事はなしのつぶてとなってしまうことでしょう。

 

冷却期間がもたらす2つの効果

冷却期間を置くことで、懐かしさを持ってもらう

ですから、こういった状況にある場合は、1〜3ヶ月程度の冷却期間をつくることが大事です。そして次の二つの効果を狙います。

  1. 無関心のきっかけとなった不愉快な気持ちを消し去る
  2. あなたに対する懐かしさをもってもらう

 

1については、先に述べたとおりです。

で、2なんですが、これが重要になるわけですね。

いくら喧嘩別れをしたとしても、そういう怒りや不満の気持ちって長続きしないんですよね。

あなたも過去の恋愛を思い返してみてほしいですが、どんなキツイ破局を迎えていても、思い出ってわりと良いことばかり残っていませんか?

思い出はいつも綺麗なものなんですよ^^

 

ですから、冷却期間を置くことで、そういった思い出・懐かしさ効果を狙うわけです。

 

 

冷却期間はただ、相手のほとぼりを覚ます効果を狙うだけではなく、懐かしさを感じてもらうことを狙うのです。

となると、その懐かしさを誘うようなアイテムを一緒に使っていくと良いことがわかりますよね。

思い出のマフラーなどの小物や、思い出の場所、思い出のイベントといったもので、イメージを喚起させて、より一層懐かしい気持ちを持ってもらえれば、冷却期間の効果を大きく発揮することができるでしょう^^

 

冷却期間の基本は、自分の中を見直すこと

ただし、どちらの場合にせよ、重要なのは「あなた自身が変わること」です。

自分自身がいままでのままであれば、いくらアプローチしても「変わっていないな」と思われるだけですし、もし復縁できたとしても、すぐにまた別れがやってきます。

 

私も以前はよく、復縁メールの代筆をやっていたのですが、それで復縁できても、結局またダメになってしまうケースが多かったんですよね^^;

そんなことが続いたので、代筆はいまは控えていますが(一部、まだ頼まれてやっていますけどね^^;)。

 

ですので、冷却期間を置くにせよ、置かない場合にせよ、ご自身のあり方、考え方についてはよくよく気をつけてみてください。

お悩みの方は、よければお手伝いいたしますので、どうぞ下記のメール講座をご受講ください^^