交際期間中、彼氏、彼女に優しくできましたか?
ツンデレじゃないですが、どうしてもそっけなくなってしまったり、
優しくできなかったりして、別れを告げられたあとで
とても後悔してしまう方がいます。
にもかかわらず不思議なことに、別れたあと、
努力が実って交際相手と再会できても、
また同じようにつれなく接してしまうのですね。
一種の照れ隠しなのだと思いますが、このような癖がありますと、
あなたの本当の優しさがなかなか伝わらなくて、
歯がゆい思いをされているかもしれませんね。
また、この性格のせいで復縁が難航し、苦労されているかもしれません。
今回はその対処法について書いていきましょう。
優しい心を育てる重要性
当サイトで最も重視しているのは、心の有り様です。
テクニックもどうしても必要になってきますから、
テクニック系の記事も多いですし実際、テクニックをうまく使って
復縁を成功させている人も多くいらっしゃいます。
ですが、やはり基本的には心がどうあるべきか、を重視しています。
なんといいましても、一度はたとえテクニックで復縁できたとしても、
その後、またすぐに愛想を尽かされてしまっては意味がありませんよね。
そもそも別れというのは、
お互いに人間的に成長するための機会でもあるのだと思うのです。
未熟な者同士が、少しずつ大人になっていくのが人間というものですから、
この“一時的な”別れの間に、お互いに成長して、
そして再び成長した者同士が復縁し、長く幸せな生活を築かれるのが一番です。
別れはそのための、本当に“一時的なこと”だとお考え下さい。
どうしても優しくできないと悩むあなたへ
さて、それでも駆け引きやテクニックの話もしておりますから、
読者の中にもどうしても“せちがらい”考え方をしてしまう方もいらっしゃるようです。
純粋さを失ってしまって、
復縁に対してどうしても駆け引きを持ち出しがちになってしまうということです。
また、冒頭で申し上げたように、優しさを素直に表現できない方も多いようです。
それらのお気持ちはよくわかりますので、
頭ごなしに「その考え方ではダメだ」とは申し上げにくいところではあります。
では、対処法はあるのでしょうか。
私たちは人から優しさを分けてもらっていた
あなたもごくたまにご経験があろうかと思います。
たとえば、
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少量の商品を持ってレジに並んでいるとき「あなたは少ないみたいだから、お先にどうぞ」と順番を譲って下さる人
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電車の席で、ほぼ同時に座ろうとしたときに「どうぞ」と譲って下さる人
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道で困っている人がいると、躊躇なく「お困りですか」と声をかける人
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子供が泣き止まなくて困っている人に対して優しい言葉をかける人
たった1日、街を歩いただけでも、たくさんの優しさで溢れています。
とはいえ「世の中にはこんなに優しい人もいるんだぞ、
だからあなたも明日からこれぐらい優しくしたら良いのだ」
などと言うつもりはありません。
優しくする、と口では簡単に言えても、
実際に行動するとなるとなかなか大変ですからね。
ですが、私が思うに、人に優しくされたときって、
とても心がほっと暖かい感じがありますよね。
気持ちがふわっと暖かくなるような。
「私は誰にも優しくしてもらえていない」と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
もし誰かに優しくしてもらったとき、
そのときにもらった感情を、できるだけ胸に留めて、覚えておいてほしいのです。
あなたが直接、優しくされたときだけでなくても良いです。
優しくしている人をみかけたときにも、同じようにふわっとほんわかした気持ちになりますよね。
その気持ちをよく覚えておいて、
できるだけ心にその気持ちを残しておいてほしいのです。
以心伝心という言葉にもありますように、
暖かい心は、言葉を通さなくても伝わっていきます。
たくさんの優しさに触れたとき、たくさんの優しさを見たとき、
人の心って、それを介してどんどん優しくなっていけるのではないかなと思うのです。
「人に優しくしなくちゃ」
「困っている人を助けてあげなくちゃ」
そう考えこんでしまうと、肩肘が張ってしまってとても辛いですよね。
ですからまずはあなたも優しさを分けてもらって、
それからそのもらった優しさを分配していくように、
伝えることができれば良いのではないでしょうか。