男は強くなければ生きていけない。優しくなれなければ生きている資格がない

強い男になろう

自分をグイグイと引っ張ってくれる男性が好きだったはずの彼女。

それがいつの間にか、あなたのその強引さを嫌うようになる。

そして別れへ・・・。

そんなことはよくある話です。

 

力強い態度が好きな女性だから、

そう振る舞っていたのに、なぜ振られたのでしょうか?

男性目線では女性の気持ちはさっぱりつかめていないかもしれませんね。

 

本当の強さなのか、ただのワガママなのか?

女性というのはやはり、男性の「力強さ」に惹かれやすいです。

 

「この人は私を引っ張ってくれそう」と思って、

男性を好きになるわけですが、フタを開けてみれば

単に、ワガママな男だった、というオチに終わることも少なくないようです。

 

女性も「良い意味での強引さ」と「ワガママ」を

見分けられないことが多いです。

 

「俺に付いてこい」という態度は、

付き合う前や恋愛初期にはキュンとしてしまうんですよね。

しかし、実際に付き合ってみると「何て面倒な男なんだ」と、

こうなってしまうわけなんですね。

 

男は気づきませんから、

「この女は俺に惚れている」などとうぬぼれてしまいます。

そしてアゴで使って「オイ、やっておけ」などと指図します。

 

しかし、女性というのは時間が経つとどんどん強くなるものなので、

やがて男の態度が不満になってくるんですよね。

 

このような失敗について、男性は肝に命じておいたほうが良いでしょう。

 

見かけ倒しの男ばかり

命令的な口調や、強がった態度、度胸のある素振り。

こういったものは、ある種の女性のとっては魅力的に映るようです。

 

しかし、それは内実が伴っている場合です。

 

本当に立派な人間、本当に彼女を守る強さがある人間。

そういった内面にじみ出て、力強い態度に出るのであれば、

女性も冷めたりはしないはずです。

 

「あなたの偉ぶった態度にはついていけない」と、

こう言われてしまった男性の皆さんは、

女性に見抜かれてしまったわけです。

あなたの態度がハリボテの虚勢に過ぎなかったと。

 

ですから、あなたがとるべき道は二つです。

 

虚勢を張るのを止める

一つは、ありのままの自分になること。

そういった着飾った態度はやめて、謙虚な一人の人間に戻るのです。

等身大のあなたの方が、きっと魅力的なはずです。

そして、彼女を守りたいという気持ちには変わりはないはずです。

だったら、自分を偽らずに、

本当のあなたの気持ちを、元カノに見せてあげてください。

 

フィリップ・マーロウになろう

そしてもう一つは、本当に強い人間になってしまうか、です。

経済力、決断力、知性、そして優しさ。

これらをすべて兼ね備えたスーパーマンを目ざす、ということです。

 

もちろん、自分らしい自分で、等身大のまま、

彼女を守っていくという気持ちもよいと思います。

 

ですが、せっかく男に産まれたなら、後者を目ざしませんか?

 

私もとてもじゃないですが、強い人間ではないですけれども、

彼女を本気で守れる、内実の伴った強い男になりたいと考えています。

 

アメリカの作家、レイモンド・チャンドラーが生み出した

ハードボイルド小説の探偵である

フィリップ・マーロウの有名な言葉にもありますよね。

「男は強くなければ生きていけない。

優しくなれなければ生きている資格がない」

 

どうせなら、そんな男を目ざしませんか。