元彼とメールのやり取りが続いているものの「連絡が途絶えることが怖くて、メールをやめられない」という方からご連絡を頂きました。
メールの返信をやめたとたんに「もう彼から連絡が来ることはなくなってしまうのではないか?」という恐怖から、無理矢理にでもメールを続けてしまうとのこと。
どうすれば良いですか? というようなご相談でした。
それでは今回はこの問題に回答していきたいと思います。
メールの悩みが復縁で一番ありがち! 復縁あるある
こんにちは! 復縁アドバイザーのやまとです。
元彼(元カノ)とは、連絡がとりあえず続いているけれど、これはこのまま継続すべきなのか?やめた方が良いのか? という問題です。
- 自分からやめるべき?
- 自然に途絶えるのを待つべき?
- 連絡が途絶えるのが怖くて、無理矢理話題を作ってしまう
- 別れてからも連絡をくれる理由が分からない
など、こういった質問をよくちょうだいします。
ある意味で、復縁あるあるですね。
ご存知の通り、メールやLINEというのは復縁においても基本の基、です。
相手が会ってくれなくても、メール次第では会えるまでつながりますし、逆に関係が良好でも、しつこくメールしたりすると、一瞬で関係が終わっちゃいます。
その意味で、復縁のためのメールというのは非常に重要なのですが、どうしてか、適当に考えてしまいがちです。
簡単に送れてしまうからでしょうね。
とにかくメールを送ってしまいがちな心理とは
当サイトでも何度でもお伝えしていますが、ありがちなのは、
- ひたすら謝罪するメール
- 出会えたことに感謝しまくってますよ、と今さら熱く伝えるメール
- やり直してほしい、と節操なく訴えかけるメール
- 淋しい、辛い、など、メンヘラぶり全開のメール
などなど、あとから思い返したら赤面せんばかりの「自己中メール」ですが、こういうメールは基本的にダメです。
ついつい送ってしまいがちですが。。。
でも、ダメと言っても、みんな送ってしまいます(笑)
我慢ができないんですよね。。。
それに、何を送れば良いのか分からないから、ついつい気を引きたくなるメールを送ってしまいがちです。
その気持ちは大変よく分かります。
ということで、復縁したかったり、淋しかったり、不安だったり等、いろいろな思惑が絡んで、
- 「とにかくメールを終わらせたくない」
- 「メールが途切れたら、二度と連絡が来ないのではないか」
- 「次に、どんなきっかけで連絡したら良いか分からない」
- 「次に連絡したときに、冷たい反応が返ってくる気がして怖い」
というように「メールを終わらせるのが怖い、とにかくメールを続けていたい。。」という心理から「とにかくメールを継続して送り続けよう!」と考えてしまう方も多いです。
相手はなぜ、あなたとメールラリーを続けてくれているのでしょうか?
基本的に、私はメールを継続すること、つまりメールラリーを行うことには賛成です。
もちろん、それは、ラリーを続けることで、
- お互いの親近感が沸くから
- お互いの必要性に気づけるから
- 単純に、会える可能性が高まるから
など「接触回数が増えれば親しみを持ってしまう」という人間の習性(ザイアンス効果と言います)を利用して、再び心の距離を近づけるということは、ベタな戦略と言えるでしょう。
従って、とりあえず連絡を継続しようと努力することは、とても良いことです。
基本の基、である、メールでのやりとりがうまくいっている可能性が高いです。
ただ、気をつけたいのは、相手が同情して頑張ってメールに付き合ってくれている場合です。
相手は、振った立場ですから、多くの場合、あなたに対する罪悪感を持っています。
- 「振っちゃって、申し訳ない」
- 「落ち込んでいないかな」
というようなことです。
いやいやながら? そこを見抜こう
ですから、相手が実は「いやいやながら」「仕方なしに」あなたのメールに返信している可能性もあります。
わりとこういうケースは多いので、意識しておいて下さい。
- 「彼に限ってそんなことは」
- 「彼女はそんなことしない」
そう思われている方も、要注意です。
皆さん、上手にウソをつきます(笑)
というと聞こえが悪いですが、ウソというよりも、最初は本心で「申し訳ないな」と思って返信をしているわけです。「いやいやながら」という感じはないわけです。
しかし、あまりにもあなたから返事が熱心に来ると、だんだん疲れてきます。
元彼(元カノ)としては、次のステップに行きたいわけです。
新しい道に進んだり、新しい出会いを求めたいわけです。
にもかかわらず、あなたに付き合ってラリーをしなければならないとなると、だんだん義務的・事務的になります。
そしていつしか、返信が3時間後になり、半日後になり、2日後になり、1週間後になり、やがて既読スルー、未読スルーになります。
調子に乗らない! 何かおかしいときに、察知する冷静さが大事
こうならないためには、最も重要なのは、油断しないこと、です。
別れた後も、「別れて淋しい」「別れなかったら良かったかな」みたいな、思わずその気になっちゃいそうな、思わせぶりなメールをよこしてくるヤツもいます。
しかし、こんなことを言っているヤツの多くは、自分に酔っているだけです。「別れ」をテーマにした自分が主人公のドラマに入りきっているだけです。
あなたの元彼、元カノを悪く言うようで申し訳ないですが、そこのところは冷静になった方が良いです。
復縁は技術(テクニック)です。
冷静な判断力が、明暗を分けます。
「この明暗を分ける判断力を身につけるのは、どうすれば良いですか?」なんて思われるかもしれませんが、簡単です。
油断しないこと、です。
相手と順調にラリーできていると、あなたも「もしかしたら案外、簡単に復縁できるかも」「なんだ、まだ繋がれるじゃん。これなら何とかなりそうだ」などと、安心しちゃいます。
「また復縁できるんじゃないかな」と漠然と思ったりします。
しかし、この油断が命取りです。これが一番危険です。
この油断によって、
- あなたの知らないうちに、相手をまた傷つけている
- 反省しない
- 自分語り、エゴ丸出しの会話をしてしまっている
- 相手にとって、つまらないやりとりになっている
という事態に陥りがちです。
これを見極めて、
- 油断しないこと
- 相手の反応が雑になってきていないかチェックすること
- 相手を楽しませられているか、夢を与えられているかチェックすること
が大事になってきます。
飽きないように、楽しませられるように、話題を変え続けること
次に、メールを終わらせるべきかどうか、についてですが、私が推奨するのは、話題をとにかく転換し続けることです。
一つの話題で、ダラダラと続けるのは良くないです。
惰性になるからです。
無理に話題を作るぐらいなら、ラリーはやめた方が良いです。
そうではなく、話が盛り上がって、あれもこれも、という風に話が展開することが理想です。
すごく気の合う人相手の会話だったら、あの話も、この話もしたい! ってなるんですよ。
そういう会話を自然に作り出すことが大事です。
それができない場合は、ラリーは無理に続けるべきではないです。
そんな場合は、話題が盛り下がる前に、ラリーを終えて下さい。
話がすべて終わって「じゃあね」ってなると、次につながらないです。
元彼(元カノ)が「もう少し話したいな」という余韻を持たせるぐらいのタイミングでラリーを終えたいです。
話題を途中で切って、次に連絡する口実をつくる
また、話題を次回に持ち越す、というのも良い戦略です。
「○○が美味しかったかどうか、また報告するよ笑」
みたいなメールを送って、相手に楽しみをもってもらいながら、メールを終わらせるということです。
これだと、また次に連絡する口実もできますし、相手の警戒も緩みます。
こういう細かい技を使って、小まめに次に繋げていくのが基本的な戦略になります。
奴隷根性を捨て、主導権を握ること!
しかし、冒頭のように、メールを終わらせるのが怖い! という気持ちもあると思います。
連絡が来なくなるんじゃないか、とか、関係が切れてしまったらどうしよう、みたいな不安ですね。
新しい相手ができるんじゃないか、とか、そういうことも考えしまいがちです。
ここで重要なのは、「相手に連絡を続けさせてもらっている」という奴隷根性(あえてひどい言葉で言わせていただきます^^;笑)を、捨て去る、ということです。
捨て去ることはできなくても、せめて相手との関係を対等に持っていく(持っていこうとする)、あるいは相手を信用して、相手からも連絡が来ると信じるということです。
何とか連絡を継続しようとしゃにむにラリーを打ち続けるいまのあなたは、相手に媚びを売りまくりです。
私がメルマガ等で強く主張しているのが、復縁に最も重要なのは「主導権を握る」ということです。
主導権を握ることができなければ、ずっと相手の顔を伺って、相手からの連絡を期待し続けて、媚びて、機嫌を取ってばかりになってしまいます。
それで復縁できるのかといえば、それでも復縁はできません。
なぜかは簡単です。魅力的に見えないからです。
人間はやはり、遺伝子的により優れた人間を探そうとします。
強くて、たくましくて、自分の手が届きそうに無いような、憧れの対象を好きになるわけです。
下のレベルだと見越している人間のことは、魅力的には見えないのです。
ですから、あなたが優れた遺伝子を持っている、あるいは持っていそうだという雰囲気を醸し出すことが大事なわけです。
相手に、憧れを持ってもらわないといけないわけです。
相手の気をひくことができているか?
ですから、「相手に連絡を続けてもらっている」という思考から離れる必要があります。
そうではなくて「あなたが連絡を続けてあげている」「あなたが連絡してあげている」という風に、考えるべきです。
あなたとのやりとりが魅力的だから、相手はメールがしたくなるわけです。
あなたともっと話したいから、メールがしたくなるわけです。
あなたのメールは、そういう文章になっていますでしょうか?
もしなっていないようであれば、私の無料メルマガ講座を受けてみて下さい(笑)
一緒に勉強していきましょう。
相手に気を持たせることが大事
メールを終わらせるときは、なるべく相手のメールで終わって下さい。
親切な人は、必ず自分が最後に「おやすみ〜」などと送って終了しようとします。
その方が、相手にとっては優しいし、親切な感じがします。
しかし、相手の気を引かせたいのであれば、それは余計な行動です。
相手が最後になれば、あなたからの返信を、相手は多少なりとも期待して待つわけです。
ドキドキワクワクとまではいかないにしても、「まだ返信来るかな?」とあなたを待つわけです。
この気持ちを相手に持たせることが大事です。
「なんだ、返信してこないのか、冷たいな」と、相手に思われたらどうしよう? と思われるかもしれません。
それがすでに奴隷根性なのですが、その程度で冷たいと思われたりしません。
むしろそれ以上に、あなたが次に連絡したときには、相手も反応が良くなっているはずです。
どこかで「前回、返事がなくてちょっと淋しかった」という思いが残っていますから、連絡が来たらうれしくなるわけです。
このように、連絡を一度絶つことで、次につながるケースもあります。
再度、連絡したときに、反応が良くなっていたりするわけです。
ダラダラと無駄にやりとりをしていても、そのうち飽きられて終わってしまう可能性もあります。
ですから、メリハリが無くなってきたようなら一度メールを終わらせて、次につなげてください。
連絡を切るのが怖いかもしれませんが、それ以上に奴隷根性を持っていることの方が危険です。
相手にあこがれるのでは無く、相手にあこがれられる存在でいようとしてください。
相手を信じること
連絡を切ることが怖いというのは、相手を信じ切れていない、ということです。
「次に連絡したときに、反応が悪いかもしれない」
なら、次に連絡しても反応が悪くならないように手を打ってから、メールを終わらせれば良い。
具体的には、先に述べたように、
- 盛り上がっているうちにメールを終えること
- 次への伏線を残して、メールを終えること
です。
もちろん、連絡を絶つことで、相手の気持ちが冷めてしまう可能性もあります。
そういう危険性があれば、継続ラリーはやむなしですが、それ以上に、主導権を握ることを重視したいです。
ダラダラと奴隷体質を続けるのか、むしろスパッと切って、「相手から連絡が来る」ように、いかに仕向けていくか、を考えるなど、受けの態勢ばかりを取るのでは無く、攻めの態勢を取って欲しい。
あなたがボールを投げれば、相手がボールを返してくれる。
そういう存在が、友人だったり、恋人なわけです。
今までやりとりしていて、次に連絡をしたら急に返事が冷たくなるような相手なのでしょうか、あなたの元彼(元カノ)は。
そのあたりの人間性も踏まえて、まともな相手でないのであれば、別れて正解だったわけです。
人間として信じられる相手かどうか、は、恋愛以前に重要なことです。
相手を信じて待つ勇気を持って下さい。