元彼・元カノに対して誠実だと復縁できるのか?

誠実であるための方法

誠実であれば、復縁できるのでしょうか?

 

私は誠実であることが復縁の重大な要件だと考えています。

しかし、誠実に元彼、元カノに接していても、

なかなか相手にしてもらえないという声もあります。

 

ところで、それって本当の意味で誠実に接することができていますでしょうか?

今回は誠実さとは何か、

そして誠実であるための方法について書いていきたいと思います。

 

誠実であっても復縁はできないの?

「やまとさんのおっしゃる通り、誠実に行動していますが、

ただの暇つぶし友達、おごってくれる人としか思われていない気がします」

という内容のメールを頂戴しました。ありがとうございます。

 

確かに誠実さを前面に出した内容を書いていますから、

私のせいかもしれません。申し訳ありませんでした。

 

しかしまだまだこれからです。

少なくとも会える段階まできていることを喜びましょう。

 

誠実だけではだめ

確かに私は「誠実であれ」とこのサイトで常々申し上げていますよね。

そうです。

誠実さは復縁の最も大事な要素だと私は考えています。

 

誠実であることが己を成長させ、人を大切にし、人が心を許してくれます。

誠実で真面目な人には、誰も逆らえません。不平を言う要素がありませんから。

それゆえ、あなたの誠実さが伝われば、復縁もしやすくなるわけです。

 

真に受けることと誠実さは違う

しかし、その誠実さもきちんと使わなければなりません。

 

たとえばあなたは、相手が「いまは恋愛モードじゃないから、

復縁する気はない」と言ってきたら、真に受けませんか?

また、相手に

  • 「今度は違うタイプの人と付き合ってみたい」
  • 「(あなたとは)良い友達関係でいたい」

など、このように言われたとき、

あなたはその言葉を信じて引き下がってしまい

「もう少し、冷却期間を置かなければ」などと思ったりしていませんか?

 

こんな気の長いことをやっていたら、永久に復縁ができなくなってしまいます。

 

自分に対して誠実なのか?

確かにあなたの態度は、とても誠実であるかもしれません。

相手に無理をさせず、相手のことを考えた対応。

 

しかし、

それは相手にとっては誠実に見られるかもしれませんが、

自分自身には嘘をつきまくっていますよね(笑)

 

自分は復縁したいわけですから、自分を押し殺し、

そして相手への誠実アピールは復縁のための手段に成り下がっています。

 

つまり、相手にとってのみ誠実で、

自分に対しては誠実ではない態度というのは

結局、誠実さをポーズでやっているだけです。

 

誠実に見られたいからやってるだけで、本当の誠実さとは違います。

自分自身にも誠実で、相手に対しても誠実であるという、

そういう態度が本当の誠実さです。

 

どうすれば誠実でいられるか

「そんなことを言われるととても難しいです。

何が誠実で、何が誠実でないのか分からなくなってきました!」

そう思われたかもしれませんね。

 

誠実かどうか分からなくなってしまう理由は

「どっちが得かを考えるから」ということにあると思います。

  • 「どっちが得か」
  • 「どうすればより、自分にとって有利か」

こういったことを念には念を入れて、念入りに考える人は誠実ではありませんよね。

 

誠実な人というのは“即断即決”ができる人です。

 

これは普段からトレーニングすることができます。

 

誠実な人間になるための簡単なトレーニング

たとえばコンビニでお弁当を選ぶとき、

どれにしようかなと一生懸命に選ばない。すぐに決めてしまう。

レストランに入った時も、メニューを一通りみたら、すぐに決めてしまう。

 

初めのうちはあとから「ああ、やっぱりあっちが食べたかったな」

と思うこともしばしばあると思います。

ですが、これを続けていくと即断する癖ができます。

頭の回転が速くなり、直感的に周りにとって良い判断が、

即断即決でできるようになります。

 

何においても即断できるようになってくれば、

あなたの心もだんだんと誠実になってきます。

 

なかなか初めは難しいかもしれませんが、

ようは「難しく考えないこと」が大事なのです。

相手に良く思われようと頑張りすぎず、

相手に何もかも合わせようと頑張りすぎず、

でも相手のためにできることはしてあげられる人。

 

こういった人は損得とか、迷いとか、

そういったものがなく生きられている人だと思います。

 

先日、駅のホームに空き缶が転がっておりまして、

私はそれを何気にみていたのですが、ある人がふと通りかかり、

まるで落としてしまった自分のハンカチを拾うとでもいうような

自然な仕草で空き缶を拾い、ゴミ箱に捨てていました。

 

「ゴミを拾った」ことに対する“良いことをした”という空気は

当然ながらまるでありませんでしたし、

「ゴミが捨ててあって汚いから拾おう」というような考えさえもない、

何事もない自然な動作でした。

 

これが誠実な態度なんだな、と思いながら、

私もなかなか実行できてはいませんが、

こういう人になりたいなと思った次第です。