復縁がうまくいかない…失敗する前に押さえておきたい「焦り」の対処法

復縁の道筋

復縁の道筋

復縁を目指すにあたって、多くの皆さんが私に「これからどうすれば良いでしょうか」という質問を投げかけてきます。

  • どんなメールを打てば、返事がもらえるでしょうか?
  • 明日、彼と会うのですが、どんな態度でいればいいでしょうか?
  • 彼からメールが来たのですが、なんて返事をすれば良いでしょうか?
  • 冷却期間はどのくらい持つのが一般的でしょうか?

こういった質問は、かなり多いですね。

 

こういった疑問を持たれるのは、当たり前のことだと思います。失恋して、そしてどうにかしたいと思い、なんとか対応策を考える。

そのためにはもう、火急の対応が求められているわけです。

 

しかし、重要なのは、ここで我慢をすることです。

なぜだと思われますか?

 

焦りが自分を見失わせる

こんにちは、復縁アドバイザーのやまとです。

さて、冒頭のとおり、火急の対応を求めてくるみなさんに対し、私は慌てずにゆっくり対応するよう伝えます。

 

みなさん、慌ててどうにかしようとされます。

たとえば、「やまとさん、なんてメールを送れば、返事をもらえますか?」と、いきなり、「初めまして、やまとさん。相談があるんですが」の言葉さえなしに(笑)、いきなりこういったメールが飛んでくるわけです(笑)

そんな態度だから振られるんだよ! という言葉を飲み込みつつ、回答をする私ですが、とにかくみなさん、慌てすぎです。

  • 早く連絡を取りたい
  • 早く関係を良くしたい
  • 早く自分の気持ちを伝えたい
  • 早く謝ってしまいたい
  • 忘れられたくない
  • 捨てられたくない
  • 振られたくない
  • いやだ
  • つらい

こういった心の叫びに耐えられず、少しでも早く、元彼(元カノ)との関係を改善したいと焦るあまり、目先のことしか見えていないからです。

 

復縁メールの失敗例

復縁に失敗する前に

私がよくお伝えすることの一つとして、

メールは、ラリーを意識してください

というものがあります。

詳しくは下記をご覧ください。

返信がくる復縁メール(LINE)の書き方…メールが続かないときの注意点は?

 

私は復縁メールの添削も毎日行っていますが、みなさん、一度のメールに大量に情報を詰め込みすぎます。

謝罪から入り、言い訳が続き、近況報告からの、まだ相手を思っていることを伝えるといった流れ。

こんな長いメールを送って、相手はなんて返事をすれば良いでしょうか?

 

この長文を送って、「返事がない」と嘆かれる方。

「嫌われてしまったのでしょうか?」などと質問をくださいますが、もし仮に、自分がこのメールを送られたら、この長い内容に、一体どんな返事をしようか? と悩むと思います。

そんな難しいメール、返事の困るメールを送るなよ、ということです。

相手の立場に立って考えれば、すぐに見えてくることです。

 

こういったメールを私は「自分よがりメール」と言っています。

とにかく、自分が楽になりたいから、自分の思いの丈をすべてぶつけてしまうのです。

相手が困ろうとも、知ったことではなく、とにかくフラれてしまった心の痛みを少しでも和らげたい一心で、長文メールを送ってしまうのです。

 

ひどい場合には「自分の気持ちを何もかも相手にぶつけるのはやめておきましょう」と私が申し上げたにもかかわらず「我慢できずに今日、彼に思いの丈をぶちまけてしまいました。結果は『もう連絡してこないで』でした。なぜやまとさんの忠告をきけなかったのか、後悔しています」などといった、残念な結果になってしまった方もいます。

 

復縁が失敗するのは、自分の心の弱さのせい?

私自身、「絶対にあなたを復縁してみせます」とは申し上げられません。

さまざまな状況がありますから。

 

しかし、私が言っていることを本当に実践してくれたら、本当に高い確率で、復縁を成功させることができると思います。

復縁が失敗に終わるのは、私に言わせればほとんどが自滅です。

 

相手のメールや、態度などから、だいたいの攻め方は見えてきます。

それを私にちゃんと伝えてくれ、そしてあなたがちゃんと対応すれば、復縁はできます。

 

しかし、そこに余計な感情が入り「やまとの言うことは信用ならない」、「私には私のやり方がある」とまでは考えないまでも、自分の思うままの対応をしてしまうと、なかなか復縁にはつながりません。

 

私は、復縁との戦いは、結局、自分との戦いだと思います。

復縁したいという気持ちに対して、どれだけ真剣に考え、真剣に対処するか。

我慢をしたり、辛い気持ちだけど明るくメールをしたり、本当はイライラしているけれども、楽しそうなフリをしたり、ということも、時には必要になってきます。

これができないと、復縁は難しい。

 

また、頭の良さというか、冷静さも必要です。

私が行っているアドバイスを理解しようとせず、自分流に解釈してしまう方も多いからです。

 

こういったことに注意して復縁に取り組めば、自ずと結果がついてくると私は思います。

 

目標をもち、計画を立てることの重要性

復縁するために計画を立てる

中でも、私がお勧めしたいのは、計画を立てることです。

 

まずは、自分の問題点、相手の問題点などを整理する時間から始め、そして、復縁までの段取りを計画していくのです。

  1. 最初に冷却期間をだいたい1〜3カ月ぐらい見積もり、その間に、自分を成長させる。
  2. そしてそこからメールのやり取りを再開し、だいたい1カ月後にデートに誘う。
  3. そしてデートを3回したあと、復縁をもちかける。

など、上記はあくまで例ですが、こういった計画表を、手帳に書き込むと効果的だと思います。

だいたい皆さん、行き当たりばったりのメールをし、行き当たりばったりの誘いをかけてしまいます。

そして、タイミングが悪かった、などと後悔をしてしまいます。

 

ですから、行き当たりばったりにならないように、「次にどうするか」を考えて、いま、行動する癖をつけるべきです。

そのために、計画を立てることがとても有意義なのです。

 

なぜなら「いま」、メールを送ろうとしています。これが「次」を考えていない状態であれば、とにかくいま、結果を出そうとしてしまい、とにかく会おうとしてしまうなど、結果を求めた、慌てた内容になってしまいがちです。

 

しかし、計画を立てて復縁に望むことで、今回のメールが、「次」につながるものであれば良い、という考え方に変わります。

「次につながれば」という意識だと、相手のペースを考えない先走った内容になりにくくなりますし、関係を一歩ずつステップアップができるメールはどんなメールだろうか? と自然に自分で考えられるようになります。

 

また、こころのゆとりも違うのではないでしょうか。

「次」を考えていなければ、いまこのメールでどうにかしなければ、と意気込みすぎて長文メールになってしまい、引かれてしまいます。

しかし、「次」を考えていれば、「今回はそこまで反応が良くなくても、次につながればいいや」と、心にも余裕ができ、重いメールを送らなくて済みます。

復縁は結構、メンタルが重要です。

その時々のメンタルで、メールのテンションて変わりますからね。

私は、復縁メールはなるべく高いテンションで送るべきだと思っていますので、心に余裕がないときだと難しいです。私の復縁の取り組みは「相手を楽しませる」ということに主眼を置いていますから、自分に余裕がないと、自分のことで手一杯になってしまいますからね。

そうではなく、相手のことを見ながら、相手に適切な対応を取れるようにするにはやはり、状況を冷静に考える、心のゆとりが必要です。

そのためにも、計画を立て、だいたいいつ頃にはメールで良い関係になりたい、一緒にご飯を食べられるようになりたい、などと、書き込んでいくと良いと思います。

 

「計画通りに行くように思いません」と思われるかもしれません。

しかし、計画というのはそんなものです。うまくいかなくてもいいのです。また、計画を立て直せばいいんですから。

仕事でもリスケ(リスケジュール)とよく言われるように、企業トップでも、計画をこまめに修正しているものです。

だいたい、大手企業でも、外部要因によって計画通りいかないことも多いですが、それでも、株主に説明するために、年間の見通しを立てたりしますよね。

仮押さえのとりあえずでもいいので、計画を立てることは大事なのです。

目標を持たなければ、そこに向かって進むことはできません。

 

結果的にゆっくりのペースになってしまったら、その時に計画を修正すれば良いのです。

大手企業でも、そうやってやっているのです。

復縁だって、同じことです。

 

きちんと計画を立てて、復縁に取り組むことで、正しい方向に進んでいくことができるのです。