別れの本当の原因に対し、目をつむっていませんか?

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毎日、多くの方の復縁の相談にのらせていただいておりますが、たまに「この人は難しいな」と思ってしまう人がいます。

その理由はさまざまですが、最近いらっしゃったのは「でも」「だって」という言葉を多用される方。。

これはなかなかアドバイスが難しいですね>_<

 

  • でも、やまとさんのおっしゃる通りになるとは限らないですよね。
  • だって、私はこんな性格だから、変えるのは無理です。

と、こんな風に頑なになっていらっしゃる方、これはもう、アドバイスしている方としても「本当に復縁したいのかな?」と思ってしまいます。

 

このように「復縁できない言い訳」を並べてしまう心理はどこにあるのでしょうか?

 

それは実は「復縁できないことを確認したい」という、ネガティブな心の作用が働いているのです。

 

自分を守りたい心理が働いてしまう人たち

こんにちは! 復縁アドバイザーのやまとです。

さて、冒頭の続きです。

「復縁できないことを確認したい」という、ネガティブな心の作用が働き、「復縁できない言い訳」を並べてしまうと書かせていただきました。

なぜそんな思考になるのでしょうか。

実は、いろいろなアドバイスを否定することで「いくら頑張っても無理だったんだ」という「別れはどうしようもない、避けられないことだった」ことにしたいのです。

 

それはなぜか。

別れが、自分の責任だと考えたくないからです。

自分の責任だったとすると、自分で自分を否定することになります。

自意識が強い人にとって、自分を否定することはとても耐え難いことなのです。

 

  • 自分は間違っていない
  • 自分は最善を尽くした
  • 自分が悪いわけではない

 

そんな風に思い込むことで、問題に直視せず、自分を救いたいがために、全力で現実に目を瞑ろうとしているわけです(笑)

 

こんなことをしてしまっては、復縁なんてとてもじゃないですが、できません。

 

復縁をするには、自分を見つめる勇気も必要

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しかし、それでも復縁自体はしたいわけです。

したいわけですが、自分が傷つかない方法で、復縁したいと考えている。

だからこのように「でも」「だって」と自分を守り続けてしまうのです。

 

しかし、このようなことをしていてはいつまでも「答え」「解決策」が見えてきません。

アドバイスする私の方では、すっかり問題点は見えているのですが、いくら私から呼びかけても、受け止める側がしっかりとキャッチし、投げ返してもらわないと、とても復縁はできません。

 

まあ、私の場合はこれでも頑張って、投げ返しやすいアドバイスを投げかけているつもりですので^^;

悩んでいらっしゃる方はよければお声掛けください。

 

自分の心に嘘をつき、元彼(元カノ)を心の中で憎んでいる

ですから、復縁において大切なのは、もちろん、どうやって復縁にもっていくか、ではあるのですが、それ以前に、自身の問題をどのように受け止めて、どう改善していけばよいのかをしっかり捉えないといけません。

 

ありがちなのは、

  • 私が悪い、相手は悪くない

そう言いながら、心の中では逆のケースですね。

 

私のこんな部分がだめだった、彼を受け止めきれなかった、わがままばかりを言ってしまった、と口では言っているのですが、その実、言葉の裏からは「私のあらゆる部分を受け入れてくれなかった彼に傷つけられた。彼は私を受け止めるだけの器のない人間だ」などとディスっている場合などですね。

 

「器のない人間だ」とディスること自体は問題ありません。

心が狭いとかそういった問題に限らず、やっぱり人にはそれぞれ、その人なりの心の許容量がありますから、どんな問題でも受け入れられる人もいれば、あまり問題を抱え込むと苦しくなってしまう人もいます。

そのように人それぞれですから、時には「器量が狭い」人だっているでしょう。

私だって、かなり心が狭い人間ですし^^;

 

バランスよく見ることができていますか?

むしろ、そのように心が狭い人間に対して、盲目的に「彼は心が狭いんじゃない。私がわがまますぎるんだ」という風に、物事を客観的に見ることができていない場合のほうが危険です。

大事なのは、自分自身がどんな人間か(わがまますぎるのか、逆に引っ込み思案なのか、短気なのか、などいろいろな性格がありますよね)、そして相手がどんな人間なのか、を客観的に見ることです。

 

自分がわがまますぎるのに「相手の心が狭い」と思っていたり、相手が自分勝手なのに「相手のことを私は受け止めきれないだめな人間だ」などと、バランスの悪い考え方をしていることがよくないです。

 

こんな風にバランス悪く物事を見てしまうのは、恋愛関係ではありがちです。

これは2人だけの関係というのがとても閉鎖的なので、周りが見えなくなるから陥ってしまいがちな失敗です。

DVや過剰な束縛なんかでも、やられているときは気づかなかったりします。

別れてから、「あの彼氏は異常に束縛していたな、なんで私はあんなに言いなりだったんだろう?」といぶかしんだりするものです。

ですから、2人だけの狭い関係になりがちな恋愛こそ、できればダブルデートをしたり、お互いの両親に会ったり、友達に紹介したりするなどして、第三者の目線を入れて、冷静に見てみることが大事かもしれませんね。

 

自身のコンプレックスが、関係を歪ませていることも多い

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そして、バランスのとれた目線で見た場合に、例えば彼氏が器量の狭い人間だったとします。

そんな場合においても、彼がそういう器量の狭い人間だ、という風には受け取らずに「私がわがままを言いすぎるからダメなんだ」と考えてしまうのが、バランスの悪いものの見方です。

これは普通にバランスを失っている場合ですが、ありがちなのは、「私がわがままを言いすぎるからダメなんだ」と口では言っているにもかかわらず、心の中では、彼氏の器量の狭さに対して恨みを持っているケースですね。

 

これは元彼(元カノ)を無条件で信仰しやすいタイプに多いです。

心の中では元彼(元カノ)に対して矛盾した気持ちを抱えているにもかかわらず、「私が好きになった人だから、すべてを受け止めないと」と思い込んでいたり、自分へのコンプレックスがあまりに強すぎるせいで「自分はすべて間違っていて、元彼(元カノ)がすべて正しいんだ」と思い込んでいる場合があります。

 

これらは、物事の見方のバランスが恋愛によって狂ってしまっていることに加えて、自分の中に歪んだ母性(父性)や、コンプレックスを抱えていることで、余計に問題がややこしくなってしまっているケースといえます。

 

これが今回、冒頭で述べた人たちに見受けられる症例です。

 

健全な関係をつくることが、復縁を推し進める

こういう人たちが復縁するためにどうしたらいいのか、ということですが、

端的に言えば「素直になりましょう」ということになりますが「どうすれば素直になれるのか?」というところで迷ってしまう人が大半だと思います。

 

そういった方はぜひ私の無料メルマガを読んでいただければと思うのですが(笑)、ここでその解決方法を書かせていただきますと、

 

まず、なんで別れることになってしまったのか? を深く考えてみるということが大事です。

そういうとき、バランスの悪い見方になっている人は、たいてい、

  • 自分ばかりが悪い
  • 相手ばかりが悪い

というように、どちらか一方の責任として考えがちになっています。

 

しかし、恋愛が破綻するのは、原因がどちらかにあったにせよ、結局はお互いの問題です。

仮に自分が悪い場合でも、相手にも悪いところがあったはずです。

その両面をきっちりと見て、考えて、そして受け止めてこそ、正しい道筋が見えてきます。

 

恋人を公平な視点から見つめること

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相手ばかりを責めるのも健全ではないですし、自分ばかりを責めるのも健全ではありません。

相手の責任にしすぎると、いつまでも復縁は近づきません。

逆に、自分のばかりの責任にしてしまうと、相手が偉大な人間で、自分はダメな人間と考えて釣り合いませんから、相手に近づくことができなくなります。

 

相手を大切に思う気持ちは大事ですが、必ずしも神格化することはありません。

そのように元彼(元カノ)を遠い、手の届かない存在に自分からしてしまっては、復縁なんてとてもじゃないですが、叶いません。

 

大事なのは、

  • 正しい地点から、自分と相手を見ること

です。

 

そして、その正しい地点でみたときに、自分自身が相手に対して何ができそうか? ということです。

 

まとめ

私は、復縁において重要なのは、どのように相手に対して貢献できるか、ということだとも考えています。

相手を低くみすぎても、相手を現実以上に優れた人間だとみても、どちらも相手に対して的確な貢献ができなくなります。

そんな状態だと、相手に対して的確なアドバイスや、手助けができませんからね。

 

相手を上手に支えてあげる、補佐してあげるには、きちんと自分と相手のことを理解していなければできません。

今回、お話ししたかったのはそういったことです。

 

正しい目線で、正しい関係を作ろうと努力することが、復縁に踏み出す最初の一歩と言えると思うのです。

このように書くととても難しいことのようですが、すでに書きましたように、別れの原因はなんだったのか、をきっちり見極めることが、近道だといえるでしょう。

早速、紙を手にとって、原因を一つ一つ挙げてみてください^^