復縁サイトの管理人が言うことではないのかもしれませんが、私のメールマガジンの購読者のみなさんの感想を読ませていただきますと「これまでの自分を反省し、すぐに怒らないようにし、思うように進まなくても泣いたりせず、いつも元気でいるようにします!」などと、とてもポジティブなことをおっしゃいます。
そりゃ、「つまらないです」と辛辣なことを書かれる方はほぼいらっしゃらず、私に気を使って前向きなことを書いてくださっている面もあると思います。
とはいえ、そのポジティブな行動って実際、本当にできますか?
自分を変えるのは至難の技
- 怒りを抑える
- いつも元気に明るく
- 素直な態度を取るようにする
言葉にするのはとても簡単ですが、これらを現実的に行おうとすれば、自分の人格を大きく変える必要があるかもしれませんよね。
すぐにイラッとしがちな人が、イラッとしそうな出来事が起こった時に、心がけ一つで冷静に対応できるようになるものでしょうか?
私の経験上、人が変わるのはなかなか難しいです。
読者さんに対し私が「私が指示するまで、メールの送信は控えましょう」と伝え、彼女も「わかりました!」と言っておきながら、結局「すみません、メールしちゃいました。既読スルーです。どうすればいいですか?」みたいな相談を持ちかけられることが少なくないです。
みなさん、我慢です(笑)
我慢をしましょう。
我慢せずに先走っても、ろくなことになりません。
しかし、この我慢が結局、難しいわけです。
私は、復縁は
- 「相手と連絡がまったくつかない」
- 「相手に徹底的に嫌われている」
というような状況でなければ、さほど難しいとは思いません。これは私の経験上、言えることです。
私のメルマガの読者さんの感想で多いのが「やまとさんがNGとおっしゃっていることを、これまで片っ端からやってしまっていました! 大失敗です。もっとやまとさんを早くに知っておけば」といったものです。
やはり、大抵の方がアプローチで失敗をしてしまっているのです。
ですから、フラれてしまった初期の段階であればあるほど、私のサイトに辿り着いてもらえたら、その分、復縁率は高いです。
もちろん、その人の取り組み方次第ですので、絶望的にみえる状況でも「全然、相手との意思疎通が図れません。もうだめです」となる必要はないです。
復縁まで1年がかかったという方も普通にいらっしゃいますので、じっくり前向きにやっていきましょう^^
自分をまず理解していくこと
ですから、私が何を申し上げたいのかと言いますと、
己を知れ
ということです。
- 素直になります
- 心を入れ替えます
- 明るく楽しく過ごすよう心がけます
そんな風にお題目を唱えても、絵に描いた餅では何にもなりませんよね。
私もときどき読者産に「こんな風に書いているけど、本当にできると思われますか?」と問いかけてみることもあります。
なんだか「今後一切、まばたきをするのをやめる」ぐらい、無理難題を自分に課している方もいらっしゃるのです。
人は意志が弱いですから、どれだけ自分を変えようと思っても、なかなか続きません。
また、フラれている立場であるため、自分に自信が持てないということも、自分を変えることに躊躇してしまう要因の一つだと思います。
たとえば、私は相手に「尽くす」ことをあまり推奨していません。良い意味で尽くすのなら良いのですが、「尽くす」タイプのほとんどが、尽くしているというより依存しているのでは? と思うケースが多いです。
ですから
- 「すぐにその依存をやめましょう」
- 「相手が自分の思う通りにならなくて機嫌が悪くなっても、無視しましょう」
というアドバイスを送ったところで、いざ実際に相手が不機嫌になってしまうと「嫌われたらどうしよう」というのが先に立ち、相手に依存/尽くしてしまうことでしょう。
このように、自分の意思を貫いて、自分を変えていくのはなかなか骨が折れることなのです。
とくに、上記のように、あえて相手に逆らうことで、あなたを軽率に扱わないよう仕向ける行動など、相手の反発が予測される行動ですから、勇気が必要です。
- 嫌われたらどうしよう
- 関係がますます悪化するのではないか
このように考えると、なかなか行動には移しにくいことでしょう。
ですが、それでも
「復縁するためには自分を変えなければならない」
「いまの自分はだめだ、負け犬だ」
「でも、何としても復縁したい」
と、思われている方は、たとえ無理めであっても、何とか自分を変えたいと切に思われているはずです。
そんな方には、まずは次の通り考えてみて欲しいです。
自分を変える前に、まずは自分を見つめ直す練習を
私のアドバイスでは、
まず自分を見つめ直すことから始めてもらっています。
私は「自覚」することがとても大事だと思っています。
自分と恋人との関係が「客観的に見てどうだったのか」、これを見つめ直すのです。
なぜそんなことをするかといえば、たとえば、交際相手があまりにも変な人間の場合、別れても無理はないですし、別れて正解という場合もあります。
しかし、恋に盲目状態であれば「あばたもえくぼ」ですから、彼氏の暴言も受け入れていたり、お金遣いの荒い彼女の言い分を真に受けていたり、無理難題を押し付けられていても、何とかしようとしてしまいがちです。
しかし、そんなことをしてしまえば、あなた自身はどうなるのでしょうか? あなたはそれで本当に幸せですか? もっと良い未来があるのではないでしょうか?
まず、そういったことに気づいてもらいたいです。
もちろん、あなた自身の悪い考え方や、自己中心的な態度、そういったものを見つめ直す意味があります。
できること/できないこと
客観的になると、自分の改善すべきことが見えてくると同時に、できることとできないことが見えてくると思います。
私が推奨するのは「できそうにもないことは、しない」ということです。
もちろん、自分を改善していくことは必要なんですが、毎日毎日すぐに怒っていた人がいきなり「仏様のように怒らない性格」になったりできませんよね(笑)
そんな無茶苦茶なことは、自分に課すべきではありません。
そんなことをしても、フラストレーションにもなりますし、かえってイライラしたり、泣き虫になってしまったり、悲観的になったりしてしまうものです。
そういう逆効果をもたらしそうな無理難題を自分に課しても、辛いだけです。
できないことはできない、で開き直ってみることも大事です。
それを受け入れてもらえないなら「そこはもう仕方ない」と考えるべきです。
しかし、開き直ったから復縁できないか、といえばそんなことはありません。
開き直ったことで、自分に自信が持てますから、その自信を以ってすれば、復縁は可能です。
ある意味で、自分に自信さえ持てれば、自分を変える必要がない場合もあります。
頑張っている症候群
また、過度に頑張っていると
「私はこんなことを頑張っています。筋トレを頑張っています。ダイエットを頑張っています。料理も何でも作れます」
というように、頑張っているアピールをしたくなります。
しかし、頑張っているアピールをしても、復縁はできませんし、その頑張っている状態に対して「誰かに褒めてもらいたい」という我欲がすごく出てしまっている証拠ですから、兆候としては良くありません。
「こんなことに、こんなに頑張っている」という取り組みで自信がつけば良いのですが、頑張っても頑張っても、その努力の方向性が違えば、なかなか復縁効果は出てきません。
そのために不安になり「頑張っているアピール」をしたくなってしまいますし、気持ちも落ち込んできます。
復縁に大事なことは明るいことだと思っています
私はまず、復縁の最大の要素は、明るくて元気なこと、だと思っていますので、いくら努力して真面目になっても、明るく楽しく元気でない人とは、誰も復縁したいと思いません。
真面目さや努力も大事ですが、根本的に、人と人は楽しいから交際するのです。
論理的にAがBだから、とか、こういう条件が整っているから、とかで交際も復縁もしません。
一緒にいて楽しいとか、幸せな気持ちになる、とかそういったことが基本であり根本ですから、その点も合わせて忘れないようにしましょう。