元彼とは何とか連絡を取り合う仲にまで関係が回復しましたが、復縁のきっかけがつかめません。
このままただの知り合いで終わってしまいそうです。
やまと様、お助けください。
というメールをいただきました。ありがとうございます。
きっかけがなくて復縁できず、つかず離れずでダラダラと続いているケースですね。
こういう場合の対処法について今回は書いていきましょう。
復縁のきっかけパターンをつかんでも。。。
こんにちは。復縁アドバイザーのやまとです。
「きっかけ」を求めるメールはこれまでも定期的に頂いています。
だいたいは
- どういう誘い方をすれば、復縁につながりやすいのか
- 復縁のパターンにはどういう例がありますか
- 復縁に成功した方の中で、どんな再会の仕方が多いですか
といったご質問をセットでいただきます。
しかし、この復縁パターンをつかんだところで、あなた自身も同じように復縁できるかは別ですし、愛情はパターンでは攻略できないものですからね。
もう少し違う見方をしていく必要があります。
好きになる理由は明確なものではない
恋人同士のころ、それも恋愛初期を思い出してみて下さい。
あなた方は論理的な感覚で好きになっていましたか?
- 彼のAの部分がBだから好きだ
- 彼女はCしてくれるしDなところがあるから好きだ
などと、明確に理由を挙げるよりも
- なんだか一緒にいたくてたまらない
- 抱き合いたくてたまらない
- キスしたくてたまらない
- しゃべっているととても楽しい
などと、本能に根ざした、もっと動物的な感覚で相手を求めていたと思います。
とくに性的なつながりに限らず、本当にただ一緒にいたい、少しでも長く会っていたい、そう思っていたはずです。
ですから、AをすればBという結果が得られるはずだ、という演繹法的な発想では復縁は得られません。数式ではないですからね^^;
しかし、どうしても解決の糸口が欲しいですから、何かしらの明確な指針、あるいはパターンが欲しくなるというお気持ちもよく分かります。
復縁はパターン化できるものではないですが、ある程度、復縁の形というものはありますから、そこについて書いていきましょう。
復縁のきっかけを追うよりも、いつのまにかまた好きに、、を目ざす
復縁はパターン化できませんが、復縁したくなる感情は、パターン的です。
先に述べましたが
- なんだかわからないけど楽しい
- なんだかわからないけど一緒にいたい
という感情です。
この気持ちがあれば、別に「やっぱり好きです。もう一度付き合って下さい」なんて野暮な言葉は必要ありません。
復縁されている方でも、「もう一度付き合ってくれませんか?」などと言って復縁しているパターンが多いかといえば、そうでもありません。
別れてからも何度か会ううちに、また頻繁に会うようになったり、夕食をともにするようになったりして、いつのまにかヨリが戻っているというケースも結構あるんです。
私へのメールも、最初は頻繁に相談がきていたのに、あるときプッツリ連絡が途絶えて、いつのまにか「復縁して結婚しました。復縁という明確な言葉なしに、なんとなくまたくっついていたので、やまとさんへのご報告のタイミングを逃していました」みたいな連絡はわりとあります。
要するに、復縁は言葉ではないわけです。
「復縁しましょう」と言って「イエス」という返答であっても、うまくいかないケースもあります。
恋愛は理屈では割り切れないものです。
「イエス」という言葉を追うよりも、先に相手の心を完全につかんじゃうことの方が大事ですね。
きっかけのつかみ方は、あなたが一番よく知っているはず
「ではやまとさん、元彼(元カノ)の心をどうやってつかめばいいか教えて下さい!」
と、こうなってくると思います。
しかし、正直、相手の心を私なんかより、もっともっとよく知っているのはあなたですから。
あなたも元々は、元彼(元カノ)の恋人だったわけですから、あなたの中の何かを相手も好きになって付き合っていたはずです。
その部分が失われてしまったからフラれてしまったのであって、その部分を取り戻すことができれば、また繋がれる可能性は極めて高いはずです。
ただあなたがその部分を見失っているだけなのです。
きっかけは「作る」のではない、「取り戻す」だけ
とはいえ、見失ってしまったものを見つける作業は極めて困難ですよね。
私自身、彼女にフラれてしまったときは、完全に自分を見失っていましたから、無駄に誠実アピールをしたり、役立つ男アピールをしたりしました。
こういうのはむしろ相手を遠ざける、うざいアピールにすぎませんから、やめておきましょう(笑)
そんな「押しつけられた良さ」では、なびきません。
そんなところはあなたの良さではないはず。
あなたの良さって何ですか??
「心の重さ」を発生させてしまう、自我による「自己アピール」のウザさ
これまでの記事でも何度か書いていますが、失恋した理由の多くは、あなたが「ウザイ」「面倒くさい」など、「重い」存在になってしまったからなんですよ。
この「心の重さ」があると、一緒にいても楽しくありません。
別れたカップルの中でも、別れてから仲が良い2人とかいますよね。
TMレボリューションの西川さんと、Puffyの由美さんなんかは、いまでも仲が良さそうですよね。
ああいった方が典型的なんですが、相性であったり感性は合うのですが、恋愛となると重くなってしまってうまくいかないというケースですね。
はっきり言えば、この「重さ」さえなくなれば、元々は恋愛関係だったわけですから、再び繋がれる可能性は高いです。
どうしても「国家試験に通りました」「ライザップでダイエットしました」とかで復縁しようとする人がいますが、それでは無理です。
そういった努力の結果、あなたの中の何かが変わったことで復縁ができても、努力アピールでは復縁できません。
そんなアピールは重いだけですから。
結局、なんで復縁に失敗するのかといえば、不要なアピールが多すぎるからなんです。
- 相手に対して文句を言いすぎた
- 相手に対して自分の正当性を主張しすぎた
- 相手に対して要求が大きすぎた
- 相手よりも自分を大切にしすぎた
- 相手よりも自分のことでいっぱいになっていた
このような自分自分自分自分!!!! という態度こそ、諸悪の根源です。
自我が強いと、空気が重くなるのです。
空気が重くなると、失恋します。
自我による重さこそが諸悪の根源なので、この自分が好きすぎる自我パワーを抹消する必要があるのです。
失っていた「きっかけ」の取り戻し方
だからといって
- 何もかも相手に合わせましょう
- まずは自分よりも相手を幸せにしましょう
という方式ではしんどくなってしまいますよね。
よく恋愛系の本ではこういう言葉だけは良い無理難題を押しつけてきますが、難しいです。
こういうできもしないお題目を書く本は、私は大嫌いですね(笑)
ではどうすれば良いかといいますと、これはたった一つの回答があります。
そのとき、その場を2人で楽しめるように工夫する。
ということです。
- 楽しい空気づくり
- 幸せな空気づくり
- お互いの好きなことをすること
- 気分がアガることをすること
これだけをやってください。
そして逆に、
- 相手の細かい短所やミスを指摘しない
- 自分のネガティブな部分を深掘りしていかない
- とにかく細かいことにはこだわらない
という風に、
適当な人間になる。
ということも大事です。
思い出してください。
好きになることには理由はないのです。
なんだか分からないけど好き。
これを目ざしていると、いつの間にか復縁していたりするというケースが発生するのです。
ですから、細かいことにはこだわらない態度や「どうでもいいや」という開き直りや「まあいっか」という諦め、「これでいいのだ」というバカボンのパパ的発想が実はとても大事です。
こういった軽くてざっくりとした、楽しい関係こそ、2人にはかつてあったのに、いまは失われている部分なのです。
まとめ
失恋中はどうしても「復縁できた」という確約が欲しくなり、求めてしまいがちです。
相手の言葉による「復縁」の言葉が欲しくなってしまい、抽象的な関係が怖くなってしまいます。
しかし、恋愛中というのは、そういった確約の言葉や、決まり切った関係づくりでは無く、それよりも「ただ好き」「ただ会いたい」だけだったはずです。
ですから、そういった確約を求めるよりも、相手との密な気持ちの関わりを持つことを重視してみてください。
応援していますよ〜^^