恋愛感情は単なるドーパミンの作用にすぎません。そこから離れることで本当の愛が見つかります

小池龍之介 エゴの作用

住職の小池龍之介さんは、恋愛感情はドーパミンによる脳の作用だとおっしゃいます。 確かに、我々の感情も、脳内の電気信号のやり取りにすぎませんよね。 ですが、悟りを開いた人間ではない私たちにそんなことを言われても困ります(笑)

 

ではどう対処していけば良いのでしょうか? 見ていきたいとおもいます。

 

恋愛感情もドーパミンの作用にすぎない

こんにちは、復縁アドバイザーのやまとです。 昨日もお話をしましたいま大人気の住職の小池龍之介さんのお話を続けましょう。

 

小池さんによりますと、脳内にはドーパミンという快楽物質があるそうです。

 

美味しいものを食べたり、性的な快楽を得たり、恋人から来たラブいメールを見たり、そういったときに、脳内をビリビリ、と気持ち良いという快楽物質が走ります。

このドーパミンが放たれると、気持ち良い、と思うのですが、ドーパミンが切れると、猛烈にドーパミンを渇望します。

 

美味しいものを食べると、また同じものを食べたいと求めたり、さらなる性的な刺激を求めたり、交際相手からのメールを催促したり、「あのときの気持ち良さをもう一度体感したい」と脳が求めるのです。

 

恋愛における幸せな時間も、ドーパミンによるものです。

 

ラブラブで触れ合っているときには大量にドーパミンが出ますが、 1度目よりも2度目、2度目よりも3度目というふうに、刺激を強めなければ、これまでの刺激では満足できなくなってしまうのです。

 

また、同じような刺激ではマンネリ化してしまいますから、どうしても常に新しい刺激、より強い快楽を求めてしまうのです。

メールが来なくてイライラしたり、相手から思ったような答えがもらえなくてイライラしたり、これはもうドーパミンの欠乏症状態です。

刺激が足りなくなると、相手に不満を覚えますし、自分が間違っていたんじゃないかと不安になったりします。

 

ゲーム感覚の恋愛は結局、消耗するだけ

このようにおききになると、恋愛というのは、強い幸せが感じられるとともに、大きな苦痛を伴っていることが分かります。

 

あなたの失恋も、おそらく、あなたや相手の、上記のような幸せや苦痛を経て、別れに至ってしまったのだと思います。

もし復縁するとしたら、このような快楽と苦痛を繰り返すゲームからは脱出しなければなりません。 それについては以前も書きました。

恋愛は果たしてゲームなのだろうか? その疑問にこたえます。

 

恋愛はゲームではなく、深く愛し合って、心の底から安らげるものだと思います。

 

また、この安らぎこそ、相手も求めているものですから、この安らぎの心を持つことで、復縁も近づいてくるはずです。

 

自分の感情を見つめること。そうすればエゴは離れていきます

さてそれではどうすればいいのでしょうか。 私も以前、申し上げたことがあるのですが、やはり恋愛ゲームを求めるのをやめることだと思います。

 

小池さんによると、恋愛感情によって、嫉妬や怒り、不満、悲しみなどに強く心が動かされたときは、その感情を見つめることが大事だとのことです。

 

感情を見つめることで、それは沈静化され、一時の迷いだったことに気づく時間が早くなるそうです。 我々の心と体は、エゴという表層的な感情に左右され、コントロールされ、イライラしたり悲しんだりしてしまいます。

 

ですが、それもすべてドーパミンなどの脳内の快楽物質によるものであって、それらの刺激から離れてしまうことで、より自由なあなたにつながることができるのです。

 

一時の感情に振り回されない、大きな心を取り戻すことで、離れていった恋人は、あなたが変わったこと、自分らしく生きていることに気づくはずです。 一時の感情から離れて、感情を見つめるトレーニング。 ぜひ実践してみて下さい。