復縁につなげるためには、やはりアナタの中の心の毒をどうにかしたいところですね(笑)
とくに喧嘩別れしちゃったりなど、イライラしやすくて、それが元で別れた方は要注意です。
その性格が変わらないかぎり、相手からのお許しは得られません。 ですがそんなにすぐに性格なんて変わりませんよね。 ではどうしていきましょうか。今回のテーマです。
感情のコントロールが復縁には大事
おはようございます。復縁アドバイザーのやまとです。
さて、いきなりですが私は非常にわがままな性格でして、どちらかというと、自分の思い通りに物事が進まなければ、我慢がならないタイプです(笑)
この性格のせいで、告白されて付き合ったのに、無残に捨てられるという交際がしばしばありました。 本性を知られると、離れていってしまうんですよね。
私と同じようなわがままな性格、あるいはひねくれた性格、また、悲観的になりやすい癖や、つい人を攻撃してしまうタイプも、好感を得にくいですね。
とはいえ、人の本質というのは、たいてい何らかの欠点を持っているものです。その欠点をひた隠しにしても、どこかで現れてきますし、思わず出てしまう悪癖は隠しようがない場合もあります。
そういったことが何度か続きますと、交際相手はあなたの中の嫌な面に気づいてしまいますし、交際相手とトラブルになり、別れの原因にもなります。
また、あなただけではありませんよね。
交際相手にだって、付き合ったばかりには気づかなかった欠点があります。次第にお互いがお互いをけん制し合い、欠点をあげつらうようになります。
嫌なものですね^^;
そのため、だんだんと悪知恵がついてきて、あなたはあなたらしさを封印し、相手も相手らしさを隠しながら生活するようになります。
しかし、これもお互いを守るためです。お互いが気づかいあった結果、思いやりの気持ちからこうして自分を抑えているわけですから、優しさなのです。
ところが、やはり人間というのは、こういった本質をなかなか隠しきれるものではないですから、どこかで破綻します。爆発してしまうか、疲れてしまってどうしても耐えられなくなるか、です。
感情は脳の癖。その癖に気付くこと
私が思うに
- 本性を露骨に出すと別れの原因になる
- 本性を隠しても結局、無理がたたって別れの原因になる
と、どちらに転んでも破綻するという非常に厳しい結果に繋がりかねないということです(笑)
こういう八方ふさがりの場合に、私がお勧めしたいトレーニングは、何度か登場しました住職の小池龍之介さんの著作です。
「我」を張らない人づきあい (仏教対人心理学読本)という本ですね。
以前にも書きましたが、小池さん曰く、わがままな気持ちというのは、そのわがままが叶った時に脳内に快楽物質のドーパミンが分泌されます。
あれしたい、これしたい、という欲望が叶った時はドーパミンが出ますが、必ずしもわがままが叶いません。 そんなときに不満が噴出するのです。
この、不満というのは、実はあなた自身ではなく、あなたの脳が勝手に指揮しているものです。
あなたの性格が悪い、あなたの考え方が偏っている、というわけではなく、今まで生きてきた中での、脳の長年の癖として、偏って反応してしまっているだけなのです。
ですから、いわゆるあなたの本性というものは、実はあなたの本性でも何でもなくて、単なる脳の反応の癖なのです。
言い換えると、エゴが暴走をしているのです。
気付きの練習をやってみましょう
「やまとさん、癖だというのは分かりましたが、だとすればどうしたらいいのですか?」
この癖というものが、なかなか治らないのですよね。
私もたまに貧乏ゆすりをしてしまいます(笑)
ここでまた小池さんの話に戻るわけですが、小池さん曰く、こういった脳の反応癖は「このように反応している」と気づくことで、次第に収まっていくとのことです。
つまり、「元カノ(元彼)から連絡がこない。イライラするな」とそう感じた時、「あっ、今、連絡がこないことでイライラしている」と自分で意識することです。
こうすることで、次第に脳が勝手に反応することが減っていきます。私自身、もう2年ぐらい前からこれを実践していますが、脳の反応、いわゆるエゴの暴走をかなり食い止めることができるようになりました。
元々、私の性格が悪すぎて彼女とは別れてしまいましたから、復縁できたあと、いかに彼女を困らせずに接するかに気を配っています。
性格というのはどこで現れるかわかりませんからね。 メールや言葉遣いに知らずに出てしまっているかもしれません。
意識できているなら直せます。
しかし、無意識的にそんな言葉を使ってしまっていては、いつの間にか復縁のきっかけを摘んでしまうことになります。復縁を前にして、そのような失敗から復縁ができなくなってしまっては本当にもったいないですよね。
ですからいつでもどこでも取り組める、この気づきの練習を普段からやってみるようにしましょう。 はじめは「何の意味があるのかな?」と思ってしまいがちですが、取り組むうちに私が申し上げましたように、少しずつ脳の無意識的な反応は収まっていきます。